ホームステイ③~バンコク生活20日目~ | タイで生きる関西人~青年海外協力隊べいべー~

タイで生きる関西人~青年海外協力隊べいべー~

平成28年度3次隊、タイ青少年活動。
人身取引保護福祉センターで働いてます。
元教師。サッカー大好き人間。
どこまで書いていいのか、わからない。葛藤中。

พบกันใหม่นะ(ぽっぷがんまいな)(また会いましょう)
 
 
 
 
久しぶりにドミトリーに帰ってきた べいべー です。 
 
 
 
 
金曜日から始まったホームステイが終わりました。
 
 
 
 
今日は朝からタンブンに参加しました。
昨日書いてた何かの儀式ってやつですね。
 
 
朝、6時前に起きました。
その時間に起きといたらいいって言われたので
 
そしたら、坊さんが来たのは7時前でした。
もうちょっと寝れたやーん。
 
 
タンブンとは、、、語れないのでググってください。
 
 
要はお坊さんが訪問でやってきて
説教をしてくれるという儀式だったみたいです。
 
 
多分ですけど、ホームファミリーは著名人なので
坊さんが訪問しにやってきたのではないのかなぁーと考察。
 
 
 
坊さんはトゥクトゥクに乗ってやってきました。
何でもありやなぁ。タイ。
 
 
作法は以下の通りです。
坊さんが箱を持っていて
 
①靴を脱ぎ素足になる
②お米を入れる。
③おかずを入れる。
④ワイで拝む
⑤坊さんが説教をする
⑥しばらく続く
⑦できる限り低い姿勢になる(玄関で正座しました)
⑧ワイで終わる
 
という流れでした。
所要時間は10分足らずといったところでしょうか。
 
 
お坊さんが7時前にやってきたこともあってか
すぐに帰宅準備をすることに
 
10分ちょっとで着替え・用意を済ませ
昨日の喫茶店で朝ごはん。
 
そして家を出発。
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これは庭の写真です。(※許可を取っています)
 
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昨日遅くまでかかって書いた手紙
京都から頂いた駒をプレゼント。
とても嬉しそうに読んでくれました。
 
 
ホストファザーが今日は重要な会議があるようで
一緒にいられないけど、会議場においでと言ってくれたので
一緒に会場まで行きました。
 
 
 
Phayao大学という大学で会議が始まりました。
車を降りて、さあ行こう!ふとファザーを見ると
昨日まで見せていた、気さくなおじさんから
かなり鋭い目つきに。
 
凄いオーラ。仕事に対する取組みかた。考え方。
目を見るだけで、少し背筋が凍りました。
この人、ほんまに凄い人やったんや。
 
元官僚のトップだったそうです。
こんな出会いがあるなんて、とにかく驚くしかないです。
 
 
ふと壁を見上げると、そこにはホストファザーの顔が・・・。
名誉教授?おそらく学校長の次という位置に名前がありました。
 
 
 
会場近辺に着くと、
マッサージでも行っておいでと言われました。
 
大学近くのタイ式マッサージ店へ。
 
 
大学の運転手さんがエスコートしてくださりました。
 
 
 
ボクはマッサージとか苦手な人で
あんまり人に筋肉とかを触られたくない人だったんですが
 
一瞬で堕ちました。
 
 
 
終了直前まで、ほぼ爆睡してましたが
合計3時間くらいマッサージされてたと思います。
800バーツ(2600円)くらいだったかな。
 
 
大学に戻ると、ファザーと昼食。
喫茶店に行くから。と朝に言われていたのですが
会議後に行われていたビュッフェに参加させていただきました。
 
 
そこには大学の総長や、現職の官僚の方々もいらっしゃって
かなり恐縮ではありましたが、自己紹介をさせていただきました。
というより、ファザーの一言でみんなの前で自己紹介をすることになりました。
 
 
 
何とか知っているタイ語を絞り出して
何とか5分程、みんなの前で話をさせていただきました。
 
 
教師やっててよかった。
あんまり動揺せず、それなりに中身のある自己紹介だったと思います。
 
 
 
仕事の内容を話すと
昼食を食べている時にいろんな人から声をかけていただきました。
 
「私は日本が大好きなんだよ」から始まり
「君の仕事は私は協賛できる」というビジネストークなんかも挟み
「Phayaoはチェンライの隣県だから、いつでもおいで」なんて事も言われました。
 
 
その都度、ワイをして頭を下げ
声を荒げず、ゲラゲラ笑わず、ニコッと微笑むと
ホストファザーもご満悦な様子で、ボクの背中をポンポン叩いてました。
 
 
 
ファザーが紹介するには
官僚・医師会の偉いさん・大学の教授
凄い人たちと話をすることができました。
 
 
何人かは名前を書かせていただいたりもしました。
 
 
 
確実に、今後の活動に活かされる機会でしたね。
 
 
 
朝、会議場に行くよ。と言われ
何となく、カッターシャツにネクタイを締めたんですよね。
 
この判断は正解でしたね。
アイロンもかかっていたので、良かったです。
 
 
第一は別れという事で、正装しただけだったんですけど。
 
 
 
昼ごはんの後は、
時間があれば、髪を切りたいと言うと
 
時間は1時間くらいしかないけど、髪が長いから切ってこいと
提案され有無を言わさず、即散髪屋へ。
 
 
街の真ん中にある、昔ながらの床屋。
散髪、男70バーツ(約250円)の激安散髪屋。
 
ちなみにバンコク中心街では
平気で1000バーツ(3300円)する、美容室もあります。
日本人がいる美容室では確実にこれくらいします。
 
 
そんな中での70バーツの散髪屋さんですね。
 
 
床屋のおっちゃん、ほぼハサミを使わず
殆どバリカンで髪型を作ってくれました。
 
もちろん、坊主じゃないですよ。
また機会あったら載せます。普通に上手です。
 
ハサミを入れるときは、日本みたいにしゃきしゃきという音ではなくて
どすん。とか、しゅぱーんって音がします。
はい、めっちゃ怖いです。
 
切るところ間違えたら、確実に耳落ちます
ある意味での恐怖体験でしたね。
 
 
20分足らずで髪型を仕上げていただき
大学に戻ると、会議がかなり長引いているみたいでした。
 
もちろん、何について会議をしているのかは知らないですし
多分、聞いてはいけないような内容だったんだと思います。
 
 
結局、大学で4時間近く待ったのかな。
 
 
会議が終わると、完全オフな顔でやってきて
ご飯に誘われました。
いつものファザーに戻った感じですね。
 
 
仕事ができる人のって凄いですね。
何というか、何が見えてるんやろうって感覚です。
 
目とか目線とかってかなり重要だと思います。
 
 
 
Asokまで戻って、晩ご飯。
ターミナル21のフードコートへ。
ファザーはフードコートとか屋台とかが大好きみたいで
食に対しては、とにかくおいしくて早くてお得感のあるところで
いつも食べるようです。
 
ターミナル21のフードコートはAsokの中でも人気スポットで
学生から観光客からたくさんいるのですが
その中でも、普通に混じって食べます。
傍から見れば、ただのおじさんです。
そういうところがファザーの魅力なんやろうな。
 
 
そして、また会う約束をしてさようなら。
来週、日帰り旅行が企画されていて
ファザーも参加するそうなので、その時までさようならしました。
 
 
現実味に溢れている部分と非現実的な部分
両方に溢れた、ホームステイでした。
 
 
とにかく、この出会いは本当に大事にしようと思います。
 
 
 
タイでの活動が成功するためのキーパーソンの一人ですからね。
 
 
 
明日からは、また語学学校での研修。
バンコク生活も残り1週末になりました。
 
 
バンコクにやり残したことがないように
明日からも毎日楽しみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは!
พบกันใหม่นะ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
べいべー