Talking with people around the world

語学スクールILACのバンクーバー校には4つキャンパスがあり、授業によって移動する。オリエンテーション初日は集合場所を間違えて焦ったけど、3日目にはもう地図はいらなくなった。

生徒数やクラス数もこんなに多いとは思ってなかった。2日の授業だけで少なくとも日本、韓国、香港、メキシコ、ブラジル、コロンビア、イタリア、もちろんカナダの人たちと関わった。朝の通学時間には、この学校へ向かうたくさんの人の流れが目につく。

カナダに来る前から体調が悪く、ずっと鼻水が止まらなかったけど、段々おさまってきた。少し余裕が出てきたかな？

メインクラスを受けるキャンパスは、ウォーターフロント駅から降りてまっすぐ10分くらい。ビルも人も多い都会なのに、歩いて3分程度のところに、きれいな海が広がっているので授業終わりに気持ちよく散歩できる。

今日はテストを受けながら、クラスのレベルを下げてもらおうか真剣に悩んでいた。とにかく自分のスピーキング力が問題で、授業についていけてない。

ニューヨークに行った時もそうだったけど、カナダに来て居心地が良いと思えるのは、様々な民族の人たちが共生していて日本人が道を歩いていても浮かないから。

日本は島国で閉鎖的。最近の新宿は外国人を日常に受け入れてるけど、観光客としてしか見ていない。異文化を生活の中に受け入れない性格があって、それがスピーキング不足を招く。

日本人の私に英語なんてできない！！逃げたい！！と、思ったりもする。

でも同じ境遇の日本人がいるから、なんとかネガティヴな気持ちを拭うことができる。

日本から友達同士で来ている学生が多く、かなりリラックスしている。勉強で変なプレッシャーを感じずにアクティビティを大事にしたり、休み時間に違う国の友達を作ろうと声をかけてるのは、とても良いこと。

外国人には理解されないかも知れないけど、日本人が持ち前の力を発揮するには、群れて日本語で話すのも仕方ないこと。

でもやっぱり、内気な自分を変えたくてバンクーバーまで来たんだから、日本人だけで話していては意味がない！とも思う。

気の知れた人と過ごすことで生き生きすることもあるだろうけど、一生懸命手を伸ばして、外に触れて、自分が変わっていくのを楽しめればいいなあ。

レッスンでペアを組んだブラジルの青年ジョセフくんはニコニコしながら、私が分からないことを全て解説してくれた。日本の文化に少し関心があるようで質問をしてくれた。なのに、私はちゃんと教えてあげられなかった。自分のことや日本のことをうまく話せないのは悔しい！

ジョセフくんの他に、南米の素敵な青年たちにはスピーキング力がすでに備わっていたけど、大事なのは彼らの将来のビジョンを聞けたこと。大変感心した。

みんな18歳くらいで、大学に入るまでの休みにカナダの語学学校に行っているそう。

◉コロンビアの青年ウォンくんは、ビジネスマンを目指している。父親がアミューズメントパークを経営していて、犬のマスコットキャラクターはかなり国で有名なんだと写真を見せてくれた。勉強を兼ねて手伝ってるらしく、会計時の札束の画像も見せてくれた。

【経営者になった想像をしたら、雇いたいのは当然、知識を豊富に持ってる人間。だから僕は勉強する。子どもであるうちに、集中して勉強することが大事だよ！】と彼はハッキリと言った。

28歳で英語を勉強してもまともに話せない私はみじめになるけど、それは置いていて、素晴らしいと思った。

明確なビジョンがあるから、国境を越えて勉強してる。本気なのだ！

◉メキシコの青年ルイくんも、ビジネスマンを目指している。今のレベルのクラスでは物足りないと言って、先生に早くグレードアップしたいんだと主張してた。

彼は、分からない単語をすぐ調べる。日本人が持ってる電子辞書ではなくて、授業中でも、iPhoneですぐ調べる。

彼のiPhoneを打つスピードを見て、自分も英語をこの速さでタイピングしなくちゃな、とイメージできた。

スマホは世界共通の、最も便利な勉強ツール！

日本では授業中にスマホを出すのは失礼だ思われてるけど、語学の勉強で、単語を想像してる時間に集中力が飛ぶのはもったいない。

せっかくカナダに来たんだから、観光したい。大好きな映画館や劇場、それから自然も堪能したい。だけど‥‥平日はまっすぐホームステイ先に帰って勉強しよう。

授業で様々な国の人たちと会話をすることが、この旅で一番刺激的で、自分を成長させると思ってるから‥‥

Ｍy language school in Vancouver

ホストファミリーと公開したばかりの映画「Kubo and the Two Strings」を鑑賞。

舞台は日本の江戸時代で、侍・Kuboの冒険アドベンチャー。Kuboが三味線を奏でると、折り紙が様々な形に変身して、人に物語を伝えたり、戦いの武器にもなる。和の世界が綺麗に、力強く描かれていて感動した。

https://www.kubothemovie.com/

iPadで動画を見たり、ゲームしたり、習い事にも熱心な子どもたち。

ポケモンのチョコやゼリー、ハイチュウやキットカットなどのお土産を喜んでくれた。寿司キーホルダー、マグネットはすぐに着けてくれた。

今日は映画を見て、一緒にディナーを食べれたし、仲が深まって嬉しい。

朝から学校のオリエンテーションで疲れていたから、今日は映画中に少々寝てしまったけど、これから子ども向けの映画なら字幕なしでも楽しめそうだなと思った。日本に帰国してから、挑戦したい。

語学学校は4つのキャンパスがあってクラスによって移動しなくてはいけない。さっそく今朝から重い荷物を背負って迷ってしまった。

明日からは授業に遅れると、入れなくなるので注意しよう。

学校のスタッフはみんな明るくて気持ち良い人たちばかりだった。アクティビティマネージャのジェニファーは、美人で、人一倍元気いっぱいで、魅力的。勉強する気分を盛り上げてくれる。

自分も大学の仕事で、そんな存在でありたいな。

生徒は結構日本人が多く、日本人向けのオリエンテーションで集まった時は日本語だらけでうんざりした。仲良くなった韓国人の青年とは明日以降交流を深めたいけど、日本人とは距離をとるかも。メキシコやヨーロッパの学生とも話したいな。

オリエンテーションがお昼に終わり、周辺を散歩。

海、山、空がそばにある。とても綺麗な青！！澄んでいる！！自分の目が良くなった気がする！！

ヘリは高くて乗れなくても、クルージングしたいなあ。

観光パンフレットをもらった。

お昼ご飯は、大きなフードコートにて。

日本食にしちゃった。

焼肉弁当みたいなもの。かなりボリュームがあった。残すくらいなら、最初からうどんにすれば良かったかな？

明日からはランチボックスを持参して、学校の隣にあるセブンイレブンで、 飲み物を用意しよう。

時差ボケが抜けない、目が疲れている。

明日からは勉強に集中したいから今晩は早く寝よう。

バンクーバー初日、ふしぎな出会い

日曜日は、離婚したダディと子供たちが楽しく過ごす大事な日のようだった。

おばあちゃんも集まって、ゲームパーティーをして盛り上がってた中、私はマザーが用意したディナーを食べる。

8歳の娘がかなり可愛くて、たまに顔だして、アイスを勧めてくれたり、お菓子をくれた。

11才の息子は、英語が早くて聞き取れなくて困ったけど、良い子だった。

留学生をいつも受け入れてるからオープンな家族で、安心。食事もおいしいし、自分で量や食べるタイミングを決められるのが良い。

物価は今のレートで、日本と同じくらい。円高だからって安く物が買えるわけでないので、買いすぎないよう注意したい。

家族とはもっと交流したかったけど、疲れが出てきたので部屋で爆睡。

不思議な夢を見た。

おじいちゃんが元気な姿で登場！亡くなった頃に何度か出てきたことがあったけど、お喋りしたのは久しぶり。

おばあちゃん一緒に、ベットメイキングの仕事をしてると言って、どこかの部屋を案内してくれた。

病気だったんじゃないの？！と驚くほど、元気で、しっかり歩いていたし会話をした。優しくて、カッコよかった。

お金はあるから、お金をたくさんもらえる仕事ではなくて、おばあちゃんと一緒にできる仕事をしてるんだって言ってた。

おばあちゃんもベットメイキングしながら、すごくニコニコしてて。

電車出勤する時に、みんな布団を持ち歩くって言って、準備してた。

カナダ初日は疲れて半日ダラダラしてしまった。目的なく、散歩してただけ。だけど、ホームステイ先の人たちと交流してすごく好感を持てたし、アルバニア人と夢を語った。

アルバニア人のリチャードは、リアリティショー（ドキュメンタリー）を作ってウェブサイトで発表したいと言ってた。聞き取れなかったから、本業はいまいち分からないけど、世界中を仕事で回ってるみたい。日本にも来たことがあるらしい。英語を勉強するなら、バンクーバーは良くないって力説されて、カナダで1年暮らさなきゃいけないことを嫌がってた。

私はバンクーバーは暮らしやすいと思ったけど、確かに今宿泊してる街リッチモンドは、半分はアジア人。リチャードにとっては、違和感があるらしい。みんなが自分のことしか考えず、前だけを向いて歩いてる、と不満を言ってた。

私については、マクドナルド近くの交差点で目があったり、マクドナルドで注文をする時に話しかけたら笑顔で応えてくれたから好感を持ったらしい。

19歳くらいだと思ったから、28歳と聞いてかなり驚いていた。カナダにいると、私は体がかなり小さくて幼く見えるようだ。

大学でテレビショー制作のアシスタントをやっていること、姉の絵画活動を支援していること、彼氏がいないことを話したら、年齢以外、完璧だ！と言われた。彼は48歳で、28歳の私はかなり若いと思うらしい。もっと年齢が近かったら、即結婚してた！って笑。

奈緒美の絵を気に入ってくれて、世界に売り出してあげると言われた。彼の取り分は手数料20パーセントでいいってさ！

軽いなあと思ったけど、自分のウェブサイトの構想なんか話してくれて面白い人ではあった。

初日から、不思議な出会いがあったカナダ留学。

明日から学校！どんな出会いがあるだろう？

スペイン音楽が好きなホストマザーいわく、すごく良い学校だから2週間で英語スキルがもっとアップするって！

学校のアクティビティは安く参加できるから、やった方がいいってアドバイスしてくれた。

人とたくさん話そう、価値観を広げよう、良い旅にしよう！！

ポジティブにがんばります。