昨日は、末っ子の幼稚園のダンスイベント
今日は、中学3年の長男の野球の大会。
子育ては
「今日が最後」だって、
知らないことがたくさんある。
知らずに終わってることがたくさんある。
最後に、抱っこしたのも
最後に、手を繋いで歩いたのも
最後に、「ママが良いー!!」と泣かれたのも
そのときには「これが最後の1回」って
知らなかった。
今は、唯一、末っ子だけ。
あと何回残っているか分からない抱っこの内の
1回を
母の方が噛み締めてる。
子育てには「予告」がないことだらけだ。
だけど、今年は
三女は、年長児になって
次女は、6年生になって
長男は、中学3年になって
3人が最高学年だから
「これが最後の1回」と知りながら
子どもたちの姿を眺めることができる。
それは、まるで子育てのご褒美
「大きくなったねぇ」と心が言う
2人で讃え喜び合う☺️♡
最後の発表会
最後の試合
こんな気持ちになるのか、
それまで知らなかった感情を
また子どもたちに教えてもらう。
ママの隣で寝る!!
ママの隣の取り合いをすることが減っていった
「ママじゃなきゃダメ」
それが
「ママじゃなくてもいい」
そう変わる日は何の前触れもなく
突然やってくる
暑い夏の日には気づかなかったのに
寒くなった日の布団の中でふと気づくように
お風呂の中から賑やかな声が1つ減るように
歩くときに繋ぐ手がなくなるように
スーパーのこどもを乗せるカートを使わなくなるように
予告のない「いつの間にか」が
増えていく
「あなたじゃないとダメ!」と
毎日言われる日が
人生でそうあるだろうか
限りある人生の限りある内の
ほんの一瞬のひととき。
狭いお布団も
水遊びみたいなお風呂も
ちいさな手の温もりも
スーパーのカートも
いつかは、わたしの世界からなくなるものだったんだ。
~オリジナルエッセイ『ママ』より~
自分の人生を愛せるわたしになる