「いちごの会」へ出張サロン | 東松山市・ベビーマッサージサロン*ラトル

東松山市・ベビーマッサージサロン*ラトル

現在、火曜日と金曜日の午前中にベビーマッサージをお伝えしています。


赤ちゃんの脳は肌にある、とも言われるほど、人が産まれて第1に発達するのは皮膚感覚です。
赤ちゃんとお母さんの肌のふれあいを通して、絆作り(bonding)を深めてみませんか?!

東松山市・嵐山町・行田市を拠点としたベビーマッサージサロン*ラトルです。


今日はラトル始まって以来、初の出張サロンでした。

私を呼んでくださったのは子育てサークル「いちごの会」の皆さんです。

会場となったのは吉見町保健センターでした。




こちらの保健センターは内装がリフォームされたばかりとのことで、木の香りが漂うとっても素敵な会場でした。

建物自体に靴を脱いで上がるスタイルで、絨毯敷きの館内はハイハイ期の赤ちゃんにも優しいなぁと思いました。


いちごの会は東松山市、比企郡、鴻巣市、熊谷市などを中心としたダウン症のお子さんと親御さんの子育てサークルと言う事で、今回は東松山市、吉見町、小川町、川島町、鴻巣市より生後2ヶ月、8ヶ月、1歳、1歳6ヶ月、1歳10ヶ月、そして5歳のお子さんとママさん6組様がご参加下さいました。


更に今日は視察の為、吉見町・川島町の保健師さんが3名、いつもラトルを応援してくれているおうちサロン繋がりのリラクゼーションサロン yell の久美さんが行田から、そして今回、私と「いちごの会」を繋いで下さった「いちごの会」会長の美智子さんも加わり、とても賑やかな出張サロンとなりました。



春休みと言う事でお兄ちゃんやお姉ちゃんも一緒に。




「いんくる堂前の掲示板でラトルの存在を知りつつも、もう月齢がオーバーで無理かなぁ・・・と諦めていた所にサークルでのこの企画、とても楽しみでした♪」と仰って下さったママさんもいらして嬉しかったです♪


月齢オーバーなんてとんでもない!いくつになっても楽しめるのがベビーボンディングケアマッサージの良いところなんです。ニコニコ




皆さん本当に上手にベビマを介してのスキンシップが取れていましたよ♪

更には赤ちゃんもママに触れられてとっても気持ち良さそう。

皆さん、普段から赤ちゃんとのコミュニケーションを上手に取られているのだと思いました。


ダウン症の子どもは「天使の子」とも言われています。

みんなで楽しく笑顔で過ごすのがだーーい好き。

テレビで戦闘シーンなどを目にすると、落ち込んでしまったり・・・

ダウン症のお子さんのいる家庭では、学校の合宿やおばあちゃんちなどへお泊りに行ってしまうと家の中にポッカリ穴が開いてしまったかのように寂しくなるともお聞きした事があります。

本当に感情表現が豊かで、その笑顔には癒されるんですよ。


そんなお子さんたち、ベビマでニコニコの笑顔が返ってきたら、ママにとっても幸せでないはずはないですよね。ラブラブ!


ご参加頂いたママさんからは


「ずっと前からやりたかったベビマに参加できてすごく楽しい時間を過ごす事が出来ました♪

産院や他のベビマではねんね期&寝返り前までが対象と言われてしまい、その時期は病院通いで大変な時だったので、ベビマはとうに諦めていました。

念願のベビマができて嬉しかったです♪」


と早々に嬉しい嬉しいご感想を頂きました。

こんな風に仰っていただけるなんて・・・今日のご縁に心から感謝です。



また、今日は私の思いもあってベビーマッサージの後に絵本の朗読をさせて頂きました。




私の所属する「国際ボンディング協会」理事の鮫島先生の書かれた本です。

産婦人科医として数多くの妊娠・出産・育児に関わってきた鮫島先生がその経験を基に「子供は親を選んで産まれてくる」と言う事を綴った絵本。


私はこの絵本に長男出産の後に出会って、夜な夜な授乳で起こされて辛い時期にこれを読んでは涙をこぼし、「よし、頑張ろう!」と思って過ごしました。


しかしこのメッセージ、実は私は20年以上前に出会っていたんです。


特に何の目標もなく、極楽蜻蛉な毎日を過ごしていた高校時代、私はひょんなことから脳性麻痺のお子さんのいる家庭に機能訓練の見学をさせて貰いにお邪魔しました。

とても重度なハンデを持ったお子さんの手や足をマッサージしながら、そのお母さんは私たち学生に


「皆さん、この子を見て『かわいそうだなぁ』『大変そうだなぁ』と思いますか?」


と問われたんです。

その時私たちは何も答えることができませんでした。

するとそのお母さんは優しい口調でこうおっしゃたんです。


「私はこの子に母親として選んでもらったと思っています。

私の元に来れば幸せになれると信じて産まれてきてくれたんだと。

だから私はかわいそうではなく、幸せなのよ。」


その言葉を聞いて、それまで何の目標もなかった私は進路として社会福祉を学ぼうと決意しました。

今の私があるのはこのお母さんと出会えたからだと深く感謝しています。


そして私自身も母となった今、思うのは


「どんな小さな癖でも大きなハンデでも、お母さんは誰もが我が子の事が一番気がかりだし、一番かわいい。

お母さんはみーーんなおんなじ。我が子に愛情のない母はいない。」



大人しい子もヤンチャな子も、そしてハンデを持った子もそれがその子の「個性」。

今日は笑顔の素敵な可愛い個性たちと出会えて本当に楽しい半日でした。


今回ご参加下さいました6組の親子様、ありがとうございました。

また、おうちサロン繋がりで私に声をかけて下さったかぎ針編み教室 ami ami  主宰の美智子さん、素晴らしい出会いをありがとうございました。


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