肴と貝 | SZ

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とある音楽家の地球生活のカケラたち

ワルガキの中に入ると

私は世間知らずの大人しいいい子ちゃんだと思うし、



貴族の二世みたいな中にまじったら

いやいや私はこれまでも、これからもサバイバーだと自覚する、


そういうどこにも交わらない感。





目立って浮くか、あるいは

見えない存在として消えてしまうか…

そんな島国感。





時折、前提としての

孤島もん同士が

ひょんなことで同じイカダに乗り合わせて、

種族や国境を超えた遊び旅をする

そういう人生の1ページもある。







野生文化人。そんなところか。




ヒーローに力をもらおう。





紳士に憧れて憧れて

でもなれなくて、

社会からいつも啄ばまれる「浮浪者」であり



街のどの本物のジェントルマンよりも真の「紳士」だった


チョビ髭のヒーロー。




できそこないで弱虫でずるいけど

どこまでも図太くたくましく誠実な、

チャップリンをふと思いだして。







ワイルドの底に

合理性と洗練と叡智が見える、


カルチャーの根に

生き死に、暮らし営み、肉体と魂の意思と欲望

がちゃんと循環している…




野生文化人は

どう生きていくかな。





野生は

飼い慣らされたどいつよりも

艶やかに洗練されて


文化の

ちゃんと血や泥のにおいや

心と体の割り切れない都合と共にある、


そんな風がいいな。






どこまでも紳士な浮浪者、


いつまでも浮浪者な紳士チャーリーを

お手本に。






野生にかえろう。







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