ナマステこんにちは
ばんどうしづかです
ごきげんは、いかがですか??いつも来てくれてありがとう
何でお茶やねん、と
今日のタイトルをみて思ったかも…しれへんが、
私は月に一回、たしなみを学んでいるのです
刀を持たなくなった日本人、やけど武士の精神がきちんと形に残っているものが、「礼」。
男女関係なく、自分自身を知り、心身ともに整え姿勢を正す
(私が主催している勉強会の、実践版ということやね)
ほんで、今月のお題が、「煎茶と玉露の煎れ方」でした
メンバーが毎回交代で感想文を書くのですが、
今回の当番は風流なおじさま。
文章ってすごくお人柄がにじみ出るからおもしろいな~、と思いながら読んでいたら、
その中に「手順には合理的な意味ある。」というフレーズがありました
まあ、和室というのは実は完全なる「数」の世界で、動きや道具にとつひとつには
長い歴史の中で練り上げられてきた、
ムダのない完璧性、美しさがあります
それが、何だかふと…
ピアノを演奏する時の、指使いに通じるものがあるな~~と感じたのでした
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(感想文より一部抜粋)
本題のお茶の作法の方ですが、
今更ですが、
「手順には、合理的な理由がある」ということです。
喉越しよく飲むために、茶葉の粉を落とす。
お茶が冷めないように、茶碗と急須を温めておく。
良い加減の味を出すために、茶葉の量を一定にする。
理屈が分かれば、手順は難しくはありません。
あとは「美味しく淹れよう」という心構えですね。
誰と、何を食べながら、どんな話をしようか、と考えながら準備できたら楽しいでしょうね。
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全文はwano-kuniさんのサイトから
たしなみ教室 6月 京都編 お稽古随想
楽器演奏の指使いは、ひとつの大きな研究テーマです。
レッスンをしていると、生徒さんたちは
親切に楽譜に番号を書いてあるにも関わらず、
わざわざ弾きにくい指まわしを、よくしてしまいます
(昔は私もそうだった)
どっちでもいいやん!自分のやり方が弾きやすい!
と思うんだけど、
慣れてきていざ速く弾く時に、それじゃあうまく進まなかったり、
メロディーがなめらかに鳴らずにデコボコしたりするんです。
色々なパターンが身についてきたら、自然と自分に合った、
そして音楽的にベストな指順ができるようになるのだけど
指使いには意味があるんです。
あらゆる可能性がある中で、これがベストだという。
お茶を入れる順序の合理性と同じですね。
上級になると
あえて合理的でない指使いを、作曲家が求めてくる場合もあります。
たとえばショパンの曲では、わざと弾きにくい指を連続で弾いて、
不安定な音を出すケケースがあったりとかね
それが「不安定」な表現であるためには、
その音の「安定」が即座にわかって弾けるという前提。
マイルス・デイヴィスの言葉に
「学べ。そして忘れろ。」とあります。
また、インド音楽は、
「約束事を厳守しながらの即興演奏」なのです。
はあ~、美味しい玉露を煎れれるようになりたい
Bando Shizuka/