私の友人に
花を食べるヤツがいる。しかもそれが一人じゃない。
理解できない。
きょうの夕方、joggingと筋トレしに
いつもの公園へ行った。
久々に筋トレまぶのキングSを誘い一緒に行った。
理由は2つ。
きょうは一人で夜を迎えられない気持ちだったから。
そして
暑すぎるし肩を出した格好で走りたいけど、
暗い帰り道があぶないから。
キングは前いっしょにさんぽした時、
突然…
彼の脇に生えてた花をちぎって口に入れた。
目が点、、になってる私を全く気にもせず
「最近、花たべてるねん」
って…しれっと言うた。
そして続けて
「俺な、綺麗になりたい。
花たべたらキレイになれるかなと想て…」
こう云った。
なぜか今日は走りながらそれを思い出した。
友達は皆いつも、
予想裏切って期待を越えてくれるやつばっかりだ。
何らかのインパクトを必ず残してくれて、それが好き。
パッと見、理解不能なことを目の当たりにしても(きっとお互いネ)
干渉も疑問もなく
同じ温かな空気と時間がながれる。
【人は必要な人にしか会わない】
この言葉の真偽は知らない。
あと、今日ふと隣で走るキングがこぼした言葉で覚えときたいやつを書いとこう。
「いいパスはな
走り続けてる人にまわってくるねんで」
「あっというまに7月がおわる
あっというまに人生がおわる」
走り終えて石に腰掛けコーラをのみながら
腕をのばして
手のひらで風を切る仕草をして…
「ほら、こうしたら何かが手に当たる。
人の心にふれたら…こんな感じかなぁ?
目にみえないケドこうやって……」
子供も大人も
家にかえると'また明日' 。
真夜中に窓から抜け出して釣りに行ったあの日は幻だっけ
あの日会ったあの人って本当にいたのかなぁ
その前に私って何だっけ
生きてるっけ
…いつもそう思う。
ぼーっと夜の町の輝きを眺めながら、
風に吹かれ
ぽかんとからっぽな寂しさだけが
いつまでも足元に残っている。
たくさん汗をかいた。
やばい、私今
泣いてしまったかしら…
と思ったけど
汗だった。