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有難うございます。
同じ神社や、お寺の名前を見たり、聞いたりする時は、その場所に呼ばれている可能性大です。
時間を作って足を運んでみられては如何でしょうか。
ささっ、本文を読んでくださいませ。
以前、私はある神社に伺い、その境内のエネルギーが余りにも素晴らしかったので、暫く時間を置いてまた出掛けることにしました。
鳥居をくぐって先ず思った事は、「あれっ？此処だったよね。この神社だったよね」でした。
前に来た時と、全く空気が違っていて戸惑いました。
参道を通って暫く歩いていると、増々「あれっ？」という感じになって来て。
大きく息を吸い込んで確かめても、やっぱり違う気がしました。
神門に近づいてから、その意味がはっきりと分かりました。
人の強いエネルギーです。
社務所は人だかりが出来ていて、近づいて見ると、御守りや小さな御札などを手に取り裏返してみては戻し、また違うものを手に取り戻しを繰り返す方々。
お社の方を見ると、お社が建っている場所ごとグラグラ、グラグラと動いていました。その前に沢山の方々が押し合いながら並んでいました。
目を覆いたくなるような光景でした。
こんなにエネルギーの強い神社でも、こういうことが起こるんだと思いました。
たまたま社務所から神職の方が出て来られたので、「今日は何か・・・」と伺うと、「TVでどなたかが、うちがパワースポットだと仰ったらしく・・・」と言っていました。
初詣や何かの祭り事の時に、神社やお寺が人で賑わうことはあります。
その時の私達の感情というのは、どこか華やいでいて、楽しさとワクワクした感じを持っていると思います。
こんな時は、ちょっと人が割って入っても「お行儀悪いな」と思いつつも少しぐらい譲ってあげられる気持ちがあると思います。
ですが、何かを目的としている時は（例えば「願いを叶えて欲しい。此処はそれだけの力があるんでしょ」としている時）エネルギーがメラメラとしているんです。
ですので、人が割って入って来たりしようものなら「ちょっと、何なのこの人！私は車飛ばしてわざわざ来たのよ！」と相手めがけて強いエネルギーを発してしまうと思います。
このような状態の時は、手を合わせている人の後ろでも大声で話をしたり、『早くしてよ』との思いになっている方が殆どです。自分が手を合わせる番になっても、苛々を切り替えることが出来ず、落ち着いた気持ちで物事を伝えることは出来ないと思います。
このエネルギーは、神社やお寺のエネルギーに大きく影響します。
そうなって来ると、手を合わせてエネルギーを頂こうと思っても、人のエネルギーを貰って帰るしか無くなります。
その後、「あの神社はパワースポットだって言うけど、そうかな」と、ジャッジになってしまうと思います。
神社やお寺とご縁を頂くのは「今」という時があります。
その「今」という時に伺うのが一番良いんです。
そうすれば、不必要に人のエネルギーを持ち帰ったりせず、心から望むエネルギーを頂いて帰ることが出来ます。
そういった時は本当に不思議なものです。
どのような形で神社やお寺の名前を知ることになっても、どうしてもその場に呼ばれるんです。
手を洗ったり、神門をくぐったりするのは、身を整えるだけでは無く、逸る心を落ち着ける為でもあると思います。
「今」という時に伺えば、一つ一つの動作を丁寧に、気持ちを落ち着け、自分の思うことを心から話せると思います。
実際に、神社やお寺の方々から伺うことがあります。
「好奇心だけでお越しになられるのは、神域が乱れることにも繋がります」と。
ご縁のある方にご参拝頂きたいと願う気持ちは当然お有りになると思いますが、長い年月をかけて大切に守って来た場所を目的任せや好奇心で乱して欲しくは無いと思うのも分かります。
神社やお寺のエネルギーを保つということは、並々ならぬものだと思います。
ご祭神にご縁を頂くことだけに感謝することなく、その場を守ってくださっている方々にも感謝する気持ちがあれば、そのことを一人一人が持てば、私達はいつまでも同じエネルギーを頂いて帰って来ることが出来ると思います。
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