私は最近、よく親の手を思い出します。
子供の頃は、親の手が怖かったです。沢山、ひっぱたかれましたから。
でも、今思い出すと、親の手は、どんな時も温かかったと思います。
私を育てる為に働いてくれた手、食事を作ってくれた手、私を心配して体を擦ってくれた手。
私の親の手は、決して美しくはありませんでした。
カサカサで、ゴツゴツしていて、父が私の頬に触れた時、いつも痛かったです。
母は、ハンドクリームを塗っても塗っても、指先が荒れていました。
参観日には、張り切っってワンピースを着てくれましたが、ストッキングを履いた途端、ザザザザザーッと、伝線が走ってしまい・・・。
「あれ?もー!」と、一人でプリプリしていました。
叩かれた時の手、撫でられた時の手、私が忘れようとしないのか、沁みついてしまっているのかは分かりませんが、今も身体が勝手に覚えています。
あんなに傍にあった手に、今は触れることも出来ませんが、私の今日までの時間、これからの時間も、あの手が作ってくれているのだと思います。
親の手には感謝です。
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