鑑定のお仕事を始めて直ぐに気がついたこと。
それは、エネルギー当たりを起こしている人が非常に多いということでした。私が言うエネルギー当たりと言うのは、憑き物のことではありません。
私たちは、絶えず良いも悪いもエネルギーを発していますし、相手からのエネルギーをキャッチしています。負のエネルギーを持つことは、自分から発することもありますし、人や場所から吸収することもあります。負のエネルギーを受け、それを蓄積させれば、物事が上手く運ばなくなるのは当然のことです。運氣の問題だけではありませんから。
身体の仕組みととても似ています。私たちの身体は約６０兆個の細胞で出来ていますが、健康な方でも、毎日約７～８０００個の癌細胞が身体の中で作り上げられています。免疫力があれば翌日まで残る癌細胞は一個にも満たないのです。私たちの身体には絶えずパトロールをして癌細胞を発見し、死滅させる細胞があり、そのパトロール細胞を免疫力と呼んでいます。ビタミン・ミネラルを良く摂取した方が良いというのは、免疫力を上げ、パトロールを強化することに繋がるからです。私たちは突然癌になるということは無く、免疫力が落ちて癌細胞をパトロール細胞が見つけて知らせ、死滅させることが出来なくなった時、癌細胞が蓄積され「発癌」という結果を生んでいるのです。
このことは、父が食道癌を患った時、私が医師から説明されたことや自分で調べたことで知りました。私自身がエネルギーバランスを崩したことで、身体と魂の仕組みがとても似ていることを痛感しました。
父の癌を医師から告げられた時、「癌患者さんを家族に持ち、向き合うということは、家族の方も精神バランスを崩しがちです。気持ちをしっかりと持っていてください」と言われました。家族に起こったことは、自分に起こっていることと同じように受け止める為、同じように気持ちが下がってしまいます。癌は父だけでは無く、私たち家族を一網打尽にする勢いがあると思いました。実際、父の癌発覚から私と姉は精神バランスを崩していった時期があります。
話を戻しますが、エネルギー当たりを起こしている人の特徴というのがあります。話が上手い下手では無く、話に一貫性が無くなり、苛々が募り、言葉が攻撃的になります。気分的にもアップダウンが激しくなって、自分自身を捉えていられなくなります。
運氣が良いとか悪いと言ったバイオリズムというのは確かにあると思いますが、私たちを左右する一番は、エネルギーだと思います。
エネルギーバランスを取ることによって、私たちは自分自身が持っている直感力を発揮し（＝免疫力）負のエネルギーを蓄積しないことが出来るのです。
身体や魂の仕組みを私たちが変えることは出来ませんが、「傾向と対策」を持つことは非常に大切なことだと思います。
エネルギーバランスを崩すことは決して悪でも、恥じるべきことでもありません。
風邪をこじらせてしまうことと同じですから、風邪をひいているのに、「私は風邪なんてひきません」というより、「風邪ひいちゃった」と認め、風邪を治したらいいのです。風邪をひいていることを認めないから長引くだけのことで。
エネルギー当たりを起こしている方に多く見られるのが、人からの相談事を良く受ける方。相談された内容に自分を当てはめて、相手と同じような気持ちを持ってしまう心優しい方。これは性分ですから、仕方が無いと言えばそうなのですが、ご自身のエネルギーが枯渇してしまう前に策を取った方が良いと思います。
あと、今起こっていることについて先々まで深読みしてしまう方。想像力が豊かで頭の回転が速い方に見られます。現状は現状でしかないのに、「もし、こうなったら」とか「こうなった時、どうしよう」と深く深く考え込んでしまう方に多いです。
「現状に対処する」と、「不安から先のことを考える」というのはかけ離れて違うことです。起こった出来事というのは、今起こっているそれまでのこと。不安はそのことについてマイナスに運ぶことを恐れる気持ちです。
ご自身がマイナス要素を手放してしまえば、そんなことは起きないのです。それを、「覚悟をしておかなければ」などと考えるから、覚悟が現実になるだけのことです。
負のエネルギーを受けた時は、身体がサインを出します。鏡に映る自分の顔が普段と違って見えたり、目の下が黒ずんだり、極端に浮腫んだり、咳が止まらなくなったり、吐き気がしたり・・・人それぞれですが、「あれっ？」と思った時は、早めに対処した方が良いです。また、その日受けたエネルギーはその日の内に出してしまった方が良いので、帰って来たら塩で口をゆすぐとか簡単なことを習慣にしたら良いと思います。やるとやらないでは、大違いですから。
エネルギー鑑定は、ブループラネットhttp://www.blue-planet.tokyo.jp