抗炎症作用、抗不安作用、抗うつ作用、殺菌作用、鎮静作用、抗ストレス作用。

ラベンダー精油は47.1%の「リナロール」と40.6%の「酢酸リナリル」という成分で構成されています。このどちらに抗ストレス効果があるのかを調べるために、純粋な成分の香りを先ほどの水に濡れたマウスに与えて同様の実験を行ったところ、酢酸リナリルは血中コルチコステロイド量を減少させましたが、リナロールにはその作用がありませんでした。この研究によって、ラベンダー精油の抗ストレス作用は主に酢酸リナリルによるものであることが明らかになりました。

ただし、妊娠中にハーブを使用すると、奇形や流産のリスクになりますから決して使わないでください。

 

 

 

神経膠腫に関係する遺伝子変異

 

 がん細胞で最も変異している遺伝子の一つにイソクエン酸デヒドロゲナーゼ(IDH, IDH1-3)という脱水素酵素(脱メチル化酵素)に関する代謝遺伝子があり、神経膠腫や急性骨髄性白血病などの悪性腫瘍の判別に使われる。

 IDHにIDH1、IDH2、IDH3の3つがあり、活性酸素(ROS)から細胞質を保護したり、ミトコンドリアの中でクエン酸回路を調節するなどの役割をになっている。これまでIDH1とIDH2の遺伝子変異が、悪性度の低い神経膠腫で確認されているが、IDH3について腫瘍との関連は報告されていない。

 これらIDHの変異は、細胞内で遺伝子の発現パターンを撹乱し、遺伝子を不安定化させて発がん性を生じさせ、がんの環境適応や増殖などに関与することが知られている。

 神経膠腫に含まれる種類によってもIDHの遺伝子変異の状態が異なり、そのため、どの種類の神経膠腫かを知るためにもIDHの判別は重要だ。

 脳腫瘍では、がん組織そのものへのアクセスが難しいため、神経膠腫の状態の判別は、手術で腫瘍を切除後、細胞を検査分析、IDHの遺伝子変異を調べることで可能となる。

 

 

 

ガムにもオゼンピック同様の効果

 

チューイングガムに、糖尿病治療薬でダイエット効果もあるとされているオゼンピックと同じように食欲を抑える効果があることがわかってきた。カナダの著名栄養士アビー・シャープ氏によると、ガムを30分噛んだ人はそうでない人に比べ、食欲が低く満腹度も有意に高いことが研究によって証明されている

 

 

 

認知症のリスク

 

1.21時以降に、夕食を食べることが多い

2.揚げ物など、脂っこいものが好き

3.休日は、家から出ず、ゴロゴロしている

 

 

 

若年の大腸ガン

 

アルコールの摂取や高脂肪で食物繊維の不足した食事などが若年層の大腸がん発症に関連している

 

 

 

睡眠の質と食事

 

2011~16年に収集されたデータによると、果物、野菜、豆類、全粒穀物を十分に摂取するといった食事に関するガイドラインの推奨事項に従っていない人は、睡眠時間が短かった。

別の研究では、果物と野菜の1日の摂取量を増やすためにウェブベースの食事介入研究に参加した21~30歳の1000人以上を追跡調査した。その結果、3カ月にわたり野菜と果物の摂取量を増やした人は、睡眠の質が向上し、不眠症状が軽減していた。

 

 

 

ホウ酸水漏れ 放射性物質の流出

 

愛媛県にある伊方原発2号機で14日未明、配管設備の一部からホウ酸水が漏れているのが見つかりました。

 

 

 

アフリカ豚熱

 

豚やイノシシの伝染病「アフリカ豚熱」がアジアなどで猛威をふるっています。日本での感染例はありませんが、海を挟んだ隣国の韓国・釜山では感染が確認されていて、警戒感が高まっています。

「アフリカ豚熱」は、豚やイノシシが感染する伝染病で、人が感染する恐れはありませんが、ワクチンや明確な治療法が確立されていません。感染力も強く、致死率もほぼ100パーセントとなっています。3月14日時点で日本での感染例は確認されていませんが、アジアやヨーロッパなどで感染が拡大しています。こうした影響で、豚肉と生ハムやソーセージなどの加工品の輸入が停止するケースが相次いでいて、イタリアからの輸入もおととし1月からストップしています。

 

 

 

卵を生で食べてはいけない

 

卵はニワトリの肛門から産み落とされるため、鶏糞に汚染されている。サルモネラ、キャンピロバクタ、病原性大腸菌の巣窟だ。

 

 

 

脳動静脈奇形

 

生まれながらに脳動脈と脳静脈が直接つながってしまった疾患です。お母さんのおなかの中で、胎生3週のときにできます。動脈と静脈が互いの発生の過程で、偶然うまく接合できなかったため、その後、糸巻状に完成してしまい、毛細血管を形成せずに圧の高い動脈から圧の低い静脈に血液が流れる病態です。母体に何か異常があったとか、遺伝とかということではありません。

 この状態でも、症状が何も出なければ問題はないのですが、やはり、年間2~4%の患者さんが出血を発症してしまいます。そうなると、まひなどを起こすにとどまらず、大出血を起こして命を落とすこともまれではありません。逆に、頭痛で受診をしてCT(コンピューター断層撮影)検査を受けて、偶然に発見されることも珍しくありません。

 人生で出血する可能性は30%と言われています。

 

 

 

マイクロプラスチック、心臓発作と脳卒中のリスク

 

イタリアの研究者で構成される研究チームは、無症候性の頸動脈疾患の治療で手術を受けた患者から摘出した動脈を詰まらせるプラークを検査した。首の両側にある頸動脈は脳に酸素と血液を運ぶ主要な血管であり、この血管が狭くなると脳卒中のリスクが高まる。

研究者らは切除された脂肪質(アテローム)を調べ、さらに被験者257人を術後3年近く追跡調査。その結果、頸動脈プラークにマイクロプラスチックが確認された人は、そうでなかった人に比べて、致死的ではない心臓発作や脳卒中の発症、何らかの原因での死亡が約4倍多いことがわかった。マイクロプラスチックを含んでいたプラーク組織はまた、炎症が増えている徴候を示していた。

 

 

 

タバコ・加熱タバコのMVK

 

MVKはインスリンや上皮成長因子のシグナル伝達に重要なホスファチジルイノシトール3―キナーゼ(PI3K)に特異的に結合して付加体を形成することが分かった。PI3Kの受容体との結合が阻害され、糖の取り込みやオートファジー(自食作用)といった重要な生理機能が破綻してしまう。

また、MVKに構造が似た環境化学物質を同様に評価した結果、食品添加物のエチルビニルケトン、加工食品に含まれるアクロレインなども同様の作用を持つことが分かった。

これまで高濃度のMVK暴露による細胞毒性は知られていたが、低濃度慢性暴露の影響は分かっていなかった。

 

 

 

クラスター・スパイクレット・ライス(穂が密集している稲)

 

 童紅寧(Tong Hongning)研究員が率いる中国農業科学院作物科学研究所の研究者たちは、1本の茎に複数の粒が集まって成長する野生品種であるクラスター・スパイクレット・ライス(穂が密集している稲)に注目した。

 長年の研究の末、彼らは稲の主要遺伝子のクローニングに成功し、植物ホルモンの一つであるブラシノステロイドを遺伝子工学で操作し、粒の大きさを損なうことなく粒の数を増やす方法を解き明かした。

 クラスター・スパイクレット・ライスは、ほぼ1世紀にわたり世界の植物研究者の興味を集めてきたが、その形成の原因となる遺伝子は特定されていなかった。

 試験栽培のデータから、童氏の方法によって開発された品種は、植える場所によって収量が11.2パーセントから20.9パーセント増加することが判明した。

 

 

 

墓相学と新興宗教。

 ある人が墓相学にはまって600万円もの金を親族から出させ、墓相学の師匠から「最高の風水」と太鼓判を押された墓地に新しく先祖代々の墓を建てた。

 すると、半年も経たない内にその家の次男が不登校になり引きこもりになった。さらに墓を建てようと考えた張本人であった母親が乳癌になった。
 家事をするなど母親に協力していた母親の妹は高血圧性脳症で死線をさまよい、長男は一家に愛想を尽かせて家を出てしまった。
 その後、「患者よ、ガンと戦うな」という本を読んで医療を拒否した母親は一年後、全身に癌が転移して激痛にのたうち回り、家族に暴言と暴力を振るいながら死んだ。
 次男は8年後にようやく入試の要らない三流大学に入学して卒業したが、その後、1,2年毎に職を転々としている。
 長男は家族によりつこうとせず、無事に結婚したがその後も実家とは絶縁している。


 人は死んでも墓になどは留まっていない。

 もちろん、墓相や祭礼についてこだわりの強い人も存在するが、家族の意向を一切無視して強引に我を通すようなわがまま勝手な人であっても、いずれは墓場や墓地、墓石のある場所にしがみつくような行為は愚かだと気付いて離れてしまう。
 ワーカホリックなサラリーマンが家族よりも職場を優先し、独裁者のようなワンマン社長が自分の会社に病的に執着するような場合もあるが、いずれ病気や老衰で仕事が出来なくなり、最後には肉体的な衰えか認知症などで職場から追われ、家族に残酷であった分だけぞんざいに扱われ、惨めな人生を終える事になる。
 人間が死後、たとえどれほど病的に墓に固執していたとしても、これらの事例と同様に、いずれは墓など無意味な存在でしかなく、生き残った者達が死者を思い出す「よすが」としての意味以外、本人には何の価値もないと気付く事になる。

 どんなに墓参りが好きな家族であっても、365日四六時中、墓場で墓石に語り掛けたり、墓場で寝泊まりする事が出来るだろうか?

 だが、死者が墓場に執着している場合、その死者は一日中、墓石の所で我が身の不運をかこち続けているのである。
 生前、家族の意見や言い分を完全に無視して傲慢でわがまま勝手な独裁者としての人生を送る人は多い。目が見え、耳が聞こえ、理解する頭脳が正常に機能していてさえ、この人を家族や他人が説得するのは決して出来ないと誰もが知っている。
 死後も物質的な肉体以外は全て温存されるから、この人が死ねば突然、物わかりの良い好人物になり、子孫である家族に親切になったり、子孫のために活躍するような事はない。そもそも、物質としての肉体が存在せず、物質を見る事も、この世の人々の声を聴くことも、この世の人々に語り掛ける事も、あるいは生前のように暴言を吐き散らし、わがまま勝手にふるまい、時には嫌がらせをしたりいじめたり、暴力を振るったりすることも出来ないあの世の人に、この世の子孫が何かを期待しても無駄である。

 人間は死ぬ。死ぬからこそ、世代交代が行われ、親や祖父母の世代が犯した過ちや犯罪、先入観や差別意識から解放されるチャンスが訪れる。
 親や祖父母に束縛され、虐待されてきた子供や孫は解放されて、新たに人生を歩み始める事が可能になる。
 ただし、先祖、親や祖父母を神格化、絶対化してしまい、親世代の価値観から解放される機会が訪れたにもかかわらず、親離れ、祖父母離れ、時には先祖離れが出来ずに時代遅れで歪曲した身勝手な過去の価値観に束縛されたまま、親、祖父母、先祖同様、愚かで残酷で身勝手な了見の狭い考え方で一生を送り、家族や子、配偶者、孫、時には外国籍の人々や隣国にまで迷惑を掛ける人間も存在する。

 死んでしまった人々がこの世の子孫を救う事は出来ない。金を稼いで経済的に援助する事も、人生経験から学んだことを教える事も出来ない。
 だが、これらは、地上に生きている人々が自分自身で獲得すべきものである。

 この世で物理的な肉体があり、頭脳がある存在である以上、この世の人々は自らの肉体と頭脳を駆使して考え、学習し、仕事をして経済的に自分自身や家族を支えるべきである。

 墓がある世界もあれば、墓がない国もある。墓があっても国によって千差万別であり、どの墓が優れていてどの墓が劣っていると言う事はない。

 墓は生きている残された人々が、亡くなった人々を思い出す絆であるに過ぎず、墓地を有難がったり、墓石を崇拝したり、墓相学の師匠を神格化すべきではない。

 あの世に生きる人々は、あの世で自らの生きざまを選ばなければならない。この世に生きる人々は、この世で自らの生きざまを選ばなければならない。
 墓場や墓地、墓石、祭礼や読経、宗教行事、教祖、新興宗教、これらを崇拝するのは、あの世の人々にとっても、この世の人々にとっても愚かであり有害である。

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教皇はキリストの代理人ではない。無論、キリストではない。

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全能の創造主は、パロディーに腹を立てるだろうか? 神罰を下すだろうか?

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教祖を崇め奉る人々。

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教祖になろうとする猫。

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金儲け主義で良心の欠片もない右翼系の引退医師は平気で患者が不利益になり命を奪われるような嘘をつく!
人間は自らの人格を他者に投影する。他の医師を全て嘘つき呼ばわりするような引退医師は、自身が嘘つきであることを証明している。

 

 

 

つまり西洋は本物の民主主義が大嫌いなのだ

 

 

 2024/03/18、ロシアの大統領選挙で現役のウラジーミル・プーチンが、記録的な投票率で87.3%の得票率で再選を果たした。

 或る国の新たな指導者が決定した場合、他国は(内心ではどう思っていようと)その決定を祝福し、新たな指導者とも仲良くやって行きたいと祝辞を述べるのが一般的な外交儀礼だ。今回の投票結果を受けてこうした当たり前の国際常識を弁えていることを示した国は、例えば以下の国々だった。

 ・中国
 ・イラン
 ・ヴェネズエラ
 ・ボスニア・ヘルツェゴビナ
 ・インド

 他方、通常の外交儀礼を全く無視して、この投票は不正だとか茶番だとか非難する国々も続出した。

 ・米国:「プーチンが政敵を投獄し、他の人々が自分に対抗するのを妨げて来たことを考えると、選挙は明らかに自由でも公正でもない。」
 ・EU:「真の野党」が弾圧され国際監視団も居なかったこの選挙は「自由で公正」なものではなく、「今回の選挙は弾圧と脅迫に基付いている。」
 ・ウクライナ:「世界中の誰もが、この人物(プーチン)が歴史上の多くの他の人物と同様に権力に取り憑かれ、永遠に統治する為には手段を選ばないことを理解しています。」
 ・ドイツ:「ロシアの疑似選挙は自由でも公正でもなく、その結果には誰も驚かないだろう。プーチンの治世は権威主義的であり、検閲、弾圧、暴力に依存している。」
 ・英国:この「違法な」選挙は「有権者に選択肢が無く、OSCEによる独立した監視を欠いている」ことを特徴としており、「これは自由で公正な選挙の姿ではない。」
 ・イタリア:「選挙は自由でも公正でもなかった。」
 ・チェコ:この選挙は「茶番とパロディ」であり、「今回のロシア大統領選挙は、この政権が如何に市民社会、独立メディア、野党を抑圧しているかを示した。」
 
 この選挙を不正だと主張する指導者達は例によって、全く何の具体的根拠も挙げておらず、単に自分達の結論を世界に向けて発信しているだけ。つまり人々がロシアに対して抱いている偏見に期待して、そうした根拠の無い主張が検証や考察抜きで、真実であると受け取られることを期待しているのだ(因みに「国際監視団が居なかった」と云う主張は端的に嘘で、実際には105ヵ国から1,000人の国際選挙監視員が集まっていた)。

 西洋の大手メディアは例外無く、ロシアの選挙は茶番であり、予め結果が決められたものだと描いている。だがそれらの報道から意図的に省略されているのは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は実際にロシア国民の間で非常に人気が高く、広く支持されており、尊敬されている指導者であると云う現実だ。

 この投票結果はロシア人の実際の世論を正確に反映したものであると言うことが出来る。そのことは毎年の世論調査結果でも証明されている。
 
 ここで挙げる世論調査はクレムリンが実施したものではなく、米国政府が資金提供するレバダ・センターと云う世論調査機関のものだ。この機関の資金はNED(全米民主主義基金)を通じて米国政府から出されている。NEDと云うのはレジーム・チェンジ(政権交代、体制転覆)に特化したCIAのフロント組織であり、米国の内政干渉工作がどれだけの成功を収めているか(或いは成功を収めていないか)を測る為に、世論調査機関が必要なのだ。ロシアに関して言えばプーチンを権力の座から引き摺り下ろすのがその使命なので、これは世界で最もクレムリン寄りのデータの改竄などしそうにない組織だと言える。

 そのレバダ・センターの調査結果に拠ると、2024年2月時点でロシアのプーチン大統領の支持率は86%となっている。これは2023年の85%、2022年の83%よりも高い。リンク先では1999年8月にまで遡ったデータを閲覧出来るので、興味の有る方は自分の目で確認して欲しい。大統領または首相としてのプーチンの支持率が6割を切ったことは数える程しか無い。

 従ってこれらの世論調査結果を踏まえれば、今回の投票結果はロシア人の世論を正確に反映したものだと結論付けることが出来る。ロシアの選挙が不正だと云う主張は事実に基付いたものではないのだ。

 西洋のメディアは、選挙から「真の野党」が排除された為に、プーチンの治世に対する信頼出来る異議申し立てが存在しないと主張しているが、今回の大統領選にはプーチン以外にも3人の候補が立候補していた。彼等は「真の野党」ではないとでも言うのだろうか? どうやらそうらしい。彼等の主張する「真の野党」とは、例えば「プーチン大統領の最も強力な敵対者」と彼等が主張する故アレクセイ・ナワリヌイの様な人物なのだ。

 では、若しナワリヌイが大統領選の候補として認められていたとしたら、彼が勝利していたと考えるべき理由が存在するのだろうか?

 答えはノー。ナワリヌイが大統領になれた可能性がは限り無くゼロに近い。

 レバダ・センターはナワリヌイに関しても何度も世論調査を実施している。2023年の時点で、アレクセイ・ナワリヌイの活動を支持するロシア人は僅か9%に過ぎず、逆に不支持率は57%にまで上る。そして23%は、ナワリヌイがそもそも誰であるかすら知らないと回答している。ナワリヌイはロシアの政界に於ては超マイナーな泡沫政治家の一人に過ぎなかったのだ。

 ロシア政府は確かにナワリヌイを投獄したが、それは彼が現ロシア政権に対する政治的脅威だったからではなく、単に彼がロシアの法律に違反したからだ。ナワリヌイとその西洋の支援者達は、過激主義に関連した罪を含む告発は「政治的動機に基付いている」と主張しているが、それは事実ではない。

 また、WikiLeaksが明らかにした米国の外交公電は、ナワリヌイの野党グループの少なくともひとつが、ロシアでは禁止されているNEDを通じて米国政府から資金提供を受けていたことを確認している。他にも証拠は有るが、ナワリヌイは米国や西洋と繋がる政治工作員だったのだ。NEDがセルビア、ベラルーシ、グルジア、ウクライナでのカラー革命の背後で暗躍していたことを考えれば、何故西洋がナワリヌイこそが「真の野党」であると主張したのかが判ろうと云うものだ。ロシアを西洋の属国にする為の手駒として使えそうな西洋の資産こそが、彼等にとっての「真の野党」なのだ。仮に米国の反体制派の活動家がロシアの諜報部から資金提供を受けていたとしたらどうだろうか? それを「民主主義の推進」などと呼ぶだろうか? 

 2016年の所謂「ロシアゲート」事件は正にそれに似た事件だった。ドナルド・トランプが「プーチンの傀儡」であると云う主張には具体的な根拠は全く無く、トランプの外交方針の曲解(ロシアと対等な付き合いを望むことは許し難いスキャンダルか、犯罪に等しい行為だと見做された)と、精々が米英諜報界で出回っていたぼんやりした噂がが有るだけだったのだが、にも関わらず米国のメディアや政界はヒステリー状態に陥り、米国の民主主義を根幹から揺るがす危機だと騒ぎ立てた。つまり自国の選挙プロセスに外国が何等かの形で干渉することは断じて容認出来ない、と云う姿勢を示した訳だが、米国は自分達に対してやられるのは絶対に嫌なことを、ロシアに対してやっていたことになる。

 国家の政治的独立は、国連憲章によって国際法の下で守られている。その政治的独立を弱体化させようとする他国の試みから自国を守ろうとすることは、「反民主的」ではなく、その逆だ。民主主義とは自分達のことは自分達で決めると云う自決の原則に基付いており、ロシアのことはロシア人が外国の干渉抜きに自分達だけで決定すると云うのが大前提だ。この意味でロシアの自決プロセスを守ると云うロシア政府の決定は何ひとつ間違ってはいない。

 実際、ロシアの懸念には前例による根拠が有る。1996年にボリス・エリツィンが再選された時、米国は公然と彼を支援した。米国の選挙のエキスパートや広告代理店が大挙してモスクワに流れ込み、当時のクリントン政権はエリツィンが再選されるよう政治的支援を惜しまなかった。当時の選挙には合法性に疑念が残るし、エリツィンは元々戦車に乗って議会を脅迫すると云うパフォーマンスで権力を掌握した、腐敗した強権主義者だったのだが、ホワイトハウスにとってはそれらは何等問題ではなかった。米国はエリツィンの怪しげな勝利を「民主主義の勝利」として賞賛し、そのお陰で引き続きロシアを食い物にし続けることが可能になった。勿論、今のロシアを当時の様な西洋の属国状態に戻したいと望むロシア人は、腐敗した体制のお陰で財を成したオリガルヒ等を除けば殆ど居ない。

 結局のところ、西洋がロシアの選挙結果の信用を貶めようとしているのは、プーチンが実際には人気が無いのに人気が有るかの様に選挙を不正操作したからではなく、プーチンが正に人気が有ることを、世論調査結果だけではなく投票結果によっても証明されてしまったからだ。

 西洋は、何が「民主的」であり何が「民主的」でないかを決める権限が自分達だけが持っていると自惚れている。だが民主主義とは自己決定のプロセスに他ならない。ロシアの民主主義とは、西洋が「民主主義者」だと宣伝する人物が勝利することではなく、ロシアの人民が、他から干渉を受けずに、自らの政治的未来を決定することを意味している。米国と欧州はこのプロセスに上から目線で干渉しようとしているが、それは彼等が自称する様な「自由の促進」ではなく、寧ろ自由を強奪する試みだ。

 西洋は、ロシアの選挙が不公平だったと本気で信じている訳ではない。彼等自身が行った世論調査結果が、投票結果は公平なものだったと裏付けている。只、ロシアの政治的乗っ取り、不安定化、分断、解体、搾取等を望む西洋の利益にとって、投票結果が合致しないからそう言い立てているだけだ。

 ロシアの大統領選挙は完全にロシアの内政問題であり、本来他国が口を挟むべき問題ではない。西洋がこの他国の内政問題に対して大声で不平を述べていると云う事実自体が、彼等が実際には世界中で自由を促進するのではなく自由を侵害し、民主主義を支持するのではなく弱体化させようとしていることを示している。

 世界中で自由と民主主義を守る為の最良の、そして恐らく唯一の方法は、外国の干渉を暴露してこれを防ぐことだ。外国の内政に干渉する為に何十億ドルも何十年も費やすことはその真逆の行為だ。或る国家に於ける民主主義とは、その国の主権が確保されていて初めて成り立つものだが、ロシアの主権を頑なに認めようとしない西洋諸国の言動それ自体が、彼等が正に民主主義に反対していることを雄弁に物語っている。

 

 

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投降した無抵抗のロシア兵への残虐行為

 全世界がこの映像を見て、これが NATO 諸国によって支援されているロシアとウクライナの間の戦争ではなく、善と悪の間の戦争であることを認識する必要があります。

 このビデオでは、ウクライナの兵士がロシアの捕虜の足を撃ち、その後激しい殴打を行っています。
 ビデオの冒頭では、ロシアの捕虜が地面に横たわり、足に弾丸の傷があり、中には足の骨が折れている人もいます。
 ロシア軍が負傷した後に捕らえられたという印象を与えるかもしれません。しかし、そうではありません。
 ビデオの最後に、ウクライナの兵士が新しく到着したすべての囚人を足から撃っているのを見ることができます. 彼らの多くは、カメラの右の痛みによるショックで亡くなっています。
 そして、これらすべてがウクライナの兵士自身によって撮影されています。彼らは、この8年間、捕らえられたドンバスの罪もないロシア系市民を同じように扱ってきました.
 ロシアが軍事侵攻したのは、これらウクライナの国軍であるネオナチによるロシア系市民への虐殺を止めさせるためであった事、ロシアとウクライナとの平和協定であるミンスク協定を一方的に破棄したのはゼレンスキーであること、ロシアの停戦呼びかけを拒否し続け、国民を戦死させ続けているのはゼレンスキーであること、アメリカの軍資金の75%はゼレンスキーと側近が着服していうこと、食料と武器はウクライナ政府軍によって70%以上が転売されている事実を知ってください。

ロシア兵への残虐行為
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ウクライナ・ネオナチ政権による子ども達の洗脳教育
ウクライナのネオナチ政権とアゾフ大隊は、幼稚園ぐらいの子ども達に、
「ロシア人をぶっ殺せ! 奴らの死体を積み上げてやる!」と叫び、同じ言葉を繰り返させて徹底的に民族差別思想と虐殺を正当化し洗脳しています。