神奈川県相模原市を流れる道保川ではある“発がん性物質”が高濃度で検出されています。今回、そこに生息する川魚を東京新聞と共同で調べたところ、魚からも刺身1切れの量で健康被害の恐れがある高い数値が検出されたのです。

世界保健機関(WHO)のがん研究機関が、PFASのなかでも毒性の強いPFOAにはアスベスト並みに高い確証で発がん性があると発表しました。

道保川の魚の調査のように、汚染された場所では食品にまで高濃度で見つかるケースが出てきたんです。道保川の場合、約2km北に米軍基地や工業密集地帯があり、100~300ng/リットルのPFASが検出され続けています。ここの川魚のカワムツの汚染度は、肝臓に14万ng/kg、身の部分には2万9千ng/kgもの高濃度でした。これは魚の平均値と比べて約340倍(環境省調査)。体重50kgの人が刺身1切れ分にも満たない8gを食べるだけで、欧州の指標だと1週間に食べてもよいとされる値を大きく超える濃度です」

原田先生の調査などでほかにも食品から検出されたケースが全国にあるという。

「同様に、昨年は航空自衛隊浜松基地周辺を流れる新川の下流にある佐鳴湖の魚を調べています。ここでもやはり、カライワシやニゴイ、クロダイなどから検出されました」

 

 

 

東京都民にあらざれば人にあらず

 

「シェルター」 24年度予算案8.4兆円で最大―東京都

弾道ミサイル攻撃に備え、都営地下鉄大江戸線の麻布十番駅に併設した防災備蓄倉庫を活用して、地下シェルターを整備するための調査費用を盛り込んだ。自民党は国民に戦争させながら、自分達がだけはシェルターで優雅に暮らし、高笑いを決め込む腹でいる。

 

 

 

「人生を謳歌したいなら病院には行くな」とほざく右翼の糞医師、和田秀樹

 

医療費を削減して病人や老人が死ねば良いと考えて居るのが自民党であり、それに便乗して金を得ているのが和田秀樹である。

 

 

 

アトピーの新療法?

 

サイトカイン(周囲の細胞に影響を与える低分子のタンパク質)の一つ「オンコスタチンM」が炎症を悪化させることが判明。かゆみや炎症が強い中等度から重症のマウスに「7D2」という抗体を投与したところ「オンコスタチンM」と、かゆみを起こすサイトカイン「インターロイキン―31」の作用を同時に抑え、皮膚症状を「劇的に改善させた」ことが分かった。

 

 

 

生ガキ提供の飲食店で食中毒

 

カキなどの貝類は、海水中の汚物やウイルスを取り込み濃縮するさようがあります。従って、重金属、放射性物質、ノロウイルス、ロタウイルスなどを高濃度に体内に溜め込んでいる。

ノロウイルスやロタウイルスは人間の糞便由来である。従って、カキで食中毒が起きた場合、調理人がノロウイルスのキャリアであり、その糞便が生のままカキに付着して食べさせられたか、あるいは人体の糞便由来のウイルスを取り込んだカキを生で食べたせいか、そのいずれかである。カキは糞便を取り込んでいるのだから、本来は生で食べるのは避けた方が良い。

 

 

 

男性の「射精責任」

 

 いまも絶えない嬰児の「産み落とし」事件。ニュース内で報じられるのは女性の名前ばかりだが、そもそも精子がなければ赤ん坊は生まれない。

中絶をめぐる議論の出発点を「女性が妊娠した状態」から「男性が射精をする行為」に据え直すことで、これまで透明人間のように扱われてきた男性を当事者として責任を問うべきなのは当然の事である。

子どもが自由に質問できて、ちゃんと回答があるような性教育の環境が「望まない妊娠」に対抗する解決策であることが各国のデータに基づいて示されている。一方、いまだ刑法に堕胎罪が存在する日本では、建前上は「例外」として場当たり的に中絶が運用されてきた経緯がある。自民党は右翼集団であり、議論をうやむやにして問題の核心をスルーしてきたわけだ。当然、堕胎罪は女性にだけ適応され、男性には何のお咎めもないまま放置されている。

 

 

 

「苦手を克服する」よりも「得意を伸ばす」ほうが将来有利

 

 勉強が得意で、スポーツ万能。実技科目もそつなくこなし、何でもできる優等生。もしもわが子がこうならば、親としては安心ですが、そんな子はまれです。何でも一番になりたいタイプの子なら自らその努力ができるかもしれませんが、大多数の子どもは、自分の好きなことだけ頑張ろうとします。それなのに「何でもできること」を求めてしまうと、好きなことに向けられるはずだったエネルギーが分散してしまい、その子の強みが育たなくなります。

 

 

 

自己責任論は政府の言い逃れ……「親ガチャ」問題

 

車いすの人が階段教室に入れない。このとき、その人の足に問題があるわけではなく、教室にスロープがないことが問題である。そのように環境側に問題を見出し、改善をしていくのが社会モデルです。自民党は親ガチャ論と自己責任論によって、政府としての責任を回避しているのです。

 

 

 

ペドフィリア;小児の苦痛を平気で無視する異常者

 

ストーカーは、相手の苦痛を顧みずに自分の性欲だけを満たせばよいと考える徹底したエゴイストであり精神的な異常者である。ペドフィリア=小児性愛者も同じである。子どもに性的な関心を持つ異常者は男性が人口の5%、女性が1~3%いる。ただし、加害者の8~9割が虐待や性被害経験者である。性虐待を含めた虐待は社会の不幸、福祉の欠如で激増する。結局は政府の悪政が、こうした加害者を激増させているのである。

 

 

 

mRNA「がんワクチン」

 

mRNAワクチンは全身全ての細胞に取り込まれ、細胞内の核酸と酵素を消費して消耗させ、異物蛋白を合成し、その細胞は感染細胞と認識され、本人の免疫細胞によって破壊されます。これが心筋で起きれば心筋が、血管内皮細胞で起きれば血管が破壊され、心筋炎や血栓を起こします。だからこそ、ファイザー、モデルナのワクチンで全世界で大量に死亡者が出たのです。

本来、mRNAワクチンは、がんや遺伝子病など、他に治療法がない重篤な病気に使われるべきものです。

モデルナとメルクはステージ3および4の悪性黒色腫患者を対象とした臨床試験についてmRNAワクチンと抗悪性腫瘍剤キイトルーダを併用した場合、遠隔転移や死亡のリスクが65%減少したと報告しました。

「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは、体内に入ると免疫反応を誘発。34種の変異のいずれかが見られる細胞を攻撃するよう設計された免疫細胞を体は大量生産する。

新型コロナウイルスのワクチン開発にも使われたmRNAは、細胞に指令を出して腫瘍の目印となるタンパク質を産生させる。十分な量のタンパク質が作られると、免疫系はこれを検知して異物と認定。異物を見つけて破壊する免疫細胞を作り始めるのだ。」この機序でガンが破壊されますが、つまりはコロナのmRNAワクチンでも同様に、正常な細胞が破壊されるのです。それを知っていながらコロナに使用したファイザー、モデルナは人殺しです。

ファイザーはRSウイルスワクチンも製造しましたが、これはmRNAワクチンではなく普通の安全な不活化ワクチンであり、ファイザーが実際にmRNAワクチンの危険性を知り尽くしていたと言う事を意味します。

 

 

 

インフルエンザで40度超の熱に「苦しい」

 

 女優の広田レオナ(60)が24日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。インフルエンザに罹患したことを明かした。

 コロナの影響でインフルが2年流行せず、国民は抗体が枯渇している。ワクチンを接種しておけば50%の確率で感染せず、感染しても重症化しにくい。

 

 

 

白内障

 

研究班の報告では、加齢に伴って白内障が生じる割合は50代で半分、60代で4分の3、70代で9割強、80代で100%とされています。加齢以外の原因としては、外傷やアトピー性皮膚炎、糖尿病、強度近視などが挙げられます。そのため、若い人でも白内障を発症することがありますし、強度近視の人は白内障が早く生じやすいといわれています。

 

 

 

緑内障

 

日本人の失明原因1位。神経細胞は、「圧迫」と「血流障害」によりダメージを受けます。これは緑内障での視神経障害でも同じです。

近視でも遠視でも、緑内障になる可能性はあり、強度近視の目では、目が伸びるときに、視神経の細胞の枝が「機械的圧迫」を受け、血流が悪くなり、視神経障害が起きて緑内障になります。

一方で、遠視の目は目の長さが短くて、目の中の、水の流れ出る場所である虹彩と角膜の間の隅角が狭くなってしまうことで、眼圧が高くなります。

とくに夜間は瞳が開いて虹彩が周辺に寄り隅角を狭くするので、眼圧が高くなります。眼圧が高くなると、相対的に視神経への血流も悪くなり、視神経障害をまねくので、緑内障につながります。

 

 

 

初の黒人女性学長が辞任

 

イスラエルとハマスの紛争が始まると、学内で反ユダヤ主義的な言動が拡大。それを許容しているのでは?と公聴会にまで呼び出され問いただされる事態となった。

今アメリカの若い人たちの中では、有色人種だけでなく白人の中でもパレスチナを支持しよう」という動きがあると説明。「『イスラエルやりすぎだ』とやられている側に共感を示す人が増えている」とした。続けて「インテリ層の間でも『イスラエルに肩入れしすぎるのはおかしい』と、アメリカの大学ではパレスチナ支持のデモが起きている」と現状を語った。

 そういった動きに対し、「ユダヤ側は焦って、ユダヤに対する虐殺を促しているんじゃないか、反ユダヤ的な動きじゃないかと。ユダヤ人に対して反ユダヤというのは、『許せない』と数十年間生きてきたはずなのに、今ここへきて、逆にユダヤが強い側になってパレスチナが弱い側になってひっくり返そうとしているということに対して、ユダヤの資本がNOということで、この学長に対して文句を言った」新たな時代の魔女狩りだと言えるだろう。

 

 

 

米少年、遺伝子治療で重度難聴改善

 

「今回の治療は非常にまれな一つの遺伝子の異常を修正するものだったが、これらの研究は小児難聴を引き起こす可能性のある他の150以上の遺伝子についても将来、道を開くかもしれない」

 アイッサム君と同様の症状では、内耳の「有毛細胞」が音の振動を脳に送る化学信号に変換するために必要なタンパク質オトフェリンの産生が、遺伝子異常によって妨げられている。オトフェリン遺伝子の欠損は非常にまれで、先天性難聴の原因に占める割合は1~8%とされる。

 昨年10月にアイッサム君が受けた手術では、機能するオトフェリン遺伝子のコピーを運ぶよう改良された無害なウイルスを使用。鼓膜の一部を持ち上げ、蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる内耳器官の内部液にこのウイルスを注入した。その結果、有毛細胞はオトフェリンの産生を始め、正常に機能するようになった。

 片耳の治療を受けて約4か月後、アイッサム君の難聴は軽・中等度にまで改善した。病院は、アイッサム君が「文字通り生まれて初めて音を聞いている」と表現している。

 この研究を認可した米食品医薬品局(FDA)は安全上の理由から、年長児を対象とした研究から開始することを求めた。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、アイッサム君の聴覚は改善したものの、発話能力を習得するための脳の窓は5歳前後で閉じてしまうため、話せるようにはならない可能性がある。

 同様の臨床試験は米国、欧州、中国で進行中あるいは開始間近で、すでに子ども数人の改善例が報告されている。

 脳の発達には臨界期がある。現在の日本で、生後半年で保育園に預けられ、母児隔離された子が、十分言語刺激が得られず、IQが劇的に低下しているのと同じであり、この治療を実施するなら、可及的速やかに行わなければ言語機能獲得は期待出来ない。

 

 

 

「あるがまま」でいい、の精神医学的嘘

 

身のまわりのことを「あるがまま」に受け入れていくと、感情が左右されにくくなります。そうすると、余計なことを考えずに済んだり、心がラクになったりします。

ただし、ありのままには決定的な問題があります。

善良で思慮深く配慮ある人ならば、ありのままの自分で生きればいいでしょう。

ところが、悪辣で残酷、意地悪で欲が深く、他人の不幸を喜ぶ横暴で暴力的な人間が、もしも「ありのままの自分になるのだ」と思ったら? この人が周囲の人全てを不幸にするでしょう。アナと雪の女王がまさにそれであり、その実例が自民・公明・維新・国民の議員です。

 

 

 

与党議員さえ生き残れば良い;ミサイル攻撃に備え「地下シェルター」

 

東京都民にあらざれば人にあらずが小池百合子の発想だ。

自民党も同じであり、自分達のためにだけシェルターを作り、戦争になればゼレンスキーのようにそこに隠れ、笑いながら国民に戦争させる腹である事がこれではっきりした。

「天皇と与党政治家、財閥と軍閥さ得生き残れば国民は一億玉砕しても一向に構わない」 日本の与党はかつての戦犯の孫世代であり、やっている事は戦争中の再現であり、与党政治家も国民も何の学習能力もない。

 

 

 

「はだしのゲン」シリーズ42。真犯人。

  • 2018/12/29
 ―組織的隠蔽工作による犯罪。正義はどこに?―


「はだしのゲン」は、世界中に翻訳されて紹介されている、日本の侵略戦争当時の真実の歴史を、戦争と被爆を体験した生き証人である著者が記録した芸術作品です。

以下はブログ「平和を願う市民の集い」からお借りしました。


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 証拠の不在は潔白の証明にはなりません。

 冤罪を防止するためには、証拠なく人を有罪にはできません。けれども、証拠がないからと言って、その犯罪が存在しない事にはならないのです。

 巧妙な組織犯罪、特に、政治的権力者が命じた巨悪は、組織的に隠蔽工作がなされ、証拠は隠滅され、関係者一同が口裏を合わせ、公然と公文書が偽造され、結果的に無罪放免されがちですが、それは決して、その巨悪が存在しなかった事の証明にはならないのです。それどころか、巧妙に犯罪が隠蔽されればされるほど、それはその犯罪がそれだけ極めて悪質であることを証明するのです。

 安倍晋三と与党議員がこれまでしてきたことを振り返れば、その意味はどなたでもおわかりになるでしょう。
 
 はだしのゲンのお母さんも、罪無くして警察に突き出され、何も悪いことをしていないのに、友人の姑の言いがかりで始末書まで書かされました。

 同じような事はこの世には数え切れないほどあるのです。

 関東大震災の時、人々は考えました。
「普段、俺たち日本人は在日朝鮮人を軽蔑し、馬鹿にし、奴隷のように搾取し、苛め抜いてきた。だから火をつけたのは朝鮮人に違いない」――こうして日本の人々は、数え切れないほどの朝鮮半島から強制的に、あるいはだまして連れて来た人々を大量に虐殺したのです。

 盧溝橋事件。日本の陸軍が鉄橋を爆破しておきながら、日本の右翼と軍国主義者は言いました。
「中国人がテロを起こしやがった。正当防衛だからどれだけ中国人を殺しても構わない」――こうして南京大虐殺を含め、無数の罪もない人々が虐殺されたのです。全ては日本の戦争犯罪人の仕業でした。

 ベトナム人や東南アジアの人々は日本人より劣っているから、奴隷労働にしたって構わない――そう安倍と与党と右翼は考えていますが、それは残酷な差別意識でしかありません。

 人間は残酷な存在です。くだらない理由で自分以外の人々を差別し、あらゆる詭弁とこじつけによって正当化し、罪もない人々を残酷に扱います。

 沖縄で行われている事、社会的弱者である病人や高齢者の福祉が、安倍政権によって残酷なカットされている事、これらの全ては、残酷な安倍と取り巻きと右翼と与党によって、あらゆる卑劣な屁理屈によって実行されているのです。

 安倍の実の祖父である岸信介をはじめとする戦争犯罪人のせいで、普通の人々が戦争によって極限状態に追い込まれ、無慈悲な戦争よって荒んだ人の心が、どんなに残酷で冷酷な事をしでかすのか?

 戦争は人の心を、最低線にまで荒ませます。それも当然であって、自分とは直接何の関係もない人々を殺せと強制するのが戦争なのですから。こんな時代には、どんな「道徳」も「倫理」も通用しないのです。

 これは昔々の夢物語では決してありません。親に虐待される子供達、夫に暴力を振るわれる妻たち、舅姑に虐められる嫁、日本でいじめられ、さげすまれ、奴隷のように酷使される外国人労働者や在日の人々、ブラックバイトやブラック企業に搾取されて自殺した若者達、全てが強い立場の人間が残酷行為を振るった結果です。

 暴力によって、大量虐殺によって、殺戮によって、無差別殺人によって、無差別な爆撃や銃撃によって、ある国の身勝手で残酷な欲望を満たす――それが戦争の本当の正体です。

 日本が侵略戦争に踏み切り、罪もないアメリカの若者たちを700人以上も虐殺するまでは、日本の人々はアメリカやイギリスの人々とは、何の利害関係もなかったのです。
 日本の人々に戦争を強制したのは、「国防のためだ」と称し、軍国主義で国民を洗脳し、近隣諸国や欧米、戦争に反対する人々を憎むように仕向けた、安倍晋三の祖父、岸信介のような戦争犯罪人達だったのです。

 平和を選ぶのが正しいのか、戦争できる国を選ぶのが正しいのか? どうか真剣に考えてみてください。

 

 

 

リバタリアニズムについて

 

2024/01/19のリエル共和党員氏の記事。筆者がカナダの方なので一部で御当地の人にしか解らない話題が出て来るものの、リバタリアンの欠点と云うか限界点を明らかにしていると云う点で読み応えが有る記事だと思う。

 所謂グローバリスト勢力の陰謀であったCOVID-19パンデミックを口実としたロックダウンや遺伝子ワクチン義務化等の似非科学的「対策」に対しては、様々な立場の人々が様々な理由から反対の声を上げて来たが、中でも声が大きかったのが「個人の自由の侵害」を叫ぶ人々だ。個人の自由を至上視してその不当な制限を批判することは、そこだけ切り取って見れば全く正しいし、それは他の立場の人々との共闘や連帯を妨げる様な性質のものではないのだが、この記事の筆者も指摘している様に、それは根底に於ては彼等が批判している勢力と同じイデオロギーに基付いた批判であって、金融資本主義の暴虐に対するラディカルな反逆の声にはなり得ないと私は思う。何もかも全て間違っている!と云う話ではなくて、本気で闘いたいなら、このイデオロギーは根本的な限界を抱えているので戦略的に余り有効な武器とはなり得ないし、この先余り生産的にはなれないだろうと言いたいだけだ。

 リバタリアンはよく理想化された状態の限定された状況に於ける諸条件についてあれこれ云々するのが好きだが、その多くは現実に既に様々な負荷や関係性の網の目の中に捉えられた生身の人間の生活と云うコンテクストを忘却している。従って必然的に、現実の目の前の諸問題については屢々机上の空論か、或いは妄想めいたことしか言えなくなる。新自由主義政策開拓の母マーガレット・サッチャーはその昔「社会などと云うものは存在しない」と宣言して、個々人だけから成る社会(或いは没社会)と云う世界観を広めた訳だけれども(但し彼女の云う「個人」には欺瞞的にも「法人」を含んでいた)、社会全体を忘却して非現実的な抽象化された個々人だけに焦点を当てる、と云う意味では、新自由主義とリバタリアニズムは同じ反-社会-主義に分類出来るだろう(従って新自由主義を「企業社会主義」とか「金持ちの為の社会主義」などと呼ぶのは、何と云うか語義矛盾である様に私には思われる)。これらは共に所与としての社会を軽視する傾向が強く、イデオロギー的に親和性が高いと言える。

 だが反社会志向的資本主義に抵抗するには、彼等の目に見えているより、見えていないものの方について考えることが重要になる。これまで「見えないもの」とされて来たグローバル・サウス諸国が台頭し、世界が一極から多極へ向かいつつある状況なら尚更だ。「だってそんなのTVで言ってないもん」の一言で世界の圧倒的大多数の問題を片付けて見ないフリを続けることは、今後益々難しくなるだろうし、またそうすべきではない。

 この記事の筆者も指摘している様に、リバタリアンは「〜からの自由」と云う消極的自由のみを重視し、「〜への自由」と云う積極的自由を軽視する。何を希求すべきか他人に指図されるなど真っ平ゴメンだ、と云う気持ちは解らないでもないが、消費主義による大衆洗脳がここまで浸透している後期資本主義のディストピア的社会に於て逃走の先のヴィジョンを欠き、目的地を空っぽの儘で放置しておくことは、結局は現状維持や現状肯定に繋がる。改革を希求するなら、状況をラディカルに問い直す勇気と想像力が必要だ。「ここから出せ!」と騒いで鳥籠から出して貰えたは良いが、実はまだ自分が部屋に中に閉じ込められていることには気が付かない小鳥は、一生飼い馴らされて終わりだ。自分を閉じ込めている敵が本当は何であるかを理解し、自分はどんな巣を作るべきかを思い描けなければ、帝国の触手に対して有効なパンチを喰らわせることは出来ないだろう。
On Libertarianism
On Libertarianism

(*画像はカナダのリバタリアンのシンボル。米国だと「オレを踏むんじゃねぇ!」と威嚇するガラガラ蛇が有名だが、カナダの場合は「あたいのダムに口出しするんじゃないよ!」と言うビーバーがシンボルなのだそうだ。)



 2020年代はCOVID-19パンデミックへの「対策」に応じて西洋諸国の首都で起こった一連の抗議行動によって始まった。オタワからアムステルダムまで、左派でも右派でも、これらの抗議活動はリバタリアニズムの形を取った。

 大衆がシステム全体の抱えている問題について目覚めている現在、こうした傾向の態度が人民にとって、永続的な抵抗と長期的な成功を構築する上で、今後の課題に適しているかどうかを評価することが我々にとっては重要だ。

 リバタリアニズムは(そのイデオロギーの信奉者の多くは善意の人々だが)、新たなる共和国の土台を築く上で効果的なイデオロギーではない。このことははっきり言っておかなければならない。

 個人の権利や自由に焦点を当てることは、それだけ聞けば素晴らしいことの様に思える。だがこのイデオロギーは、グローバル金融の一極覇権と戦う多極化世界が台頭しつつある時代と云う文脈で考えた場合、地政学の複雑さに取り組み、矛盾を解消する上で、更なる深みに至ることを可能にしてくれるものではない。

 リバタリアニズムの「反権威主義的」レトリックは、これもまた高尚に聞こえるかも知れないが、実際には、「ルールに基付く国際秩序」に立ち向かう抵抗国家を説明する際の帝国主義メディアの論調と、多くを共有している。これらの御用専門家達が抵抗国家を「権威主義的」と呼ぶ時、彼等は全ての政府は実際「権威主義的」であると云う事実を誤魔化している。

 問題は、それは誰の権威なのか、と云うことだ。

 帝国主義システムの中核に位置していると、木々だけを見て森を見なくなりがちだ。政府がグローバル金融によって直接管理されている所では、リバタリアニズムの様なイデオロギーが結晶化するのは当然だ。その結果、リバタリアンは「政府」と云う概念を取り上げて、国家が誰に奉仕するのかと云う社会的な文脈を考えること無く、この抽象的な「国家」と云う概念こそが社会が直面している大きな問題なのだと決め付けることになる。

 我々はこの記事を通じて、何故人民の力にとって人民国家が必要なのかを詳しく説明することにするが、若しあなたがリバタリアニズムに賛同する労働者階級の人や中小企業の経営者であれば、自分達が現在の「縁故資本主義」のシステムによって抑圧されていると云うあなたの直感は実際正しい。

 リバタリアニズムで引き合いに出される私有財産権は、啓蒙主義の古典的自由主義の自由の理想に発するものなのだが、実際にはこれらの高尚な「人権」は、資本家階級にのみ適用され、一般人には適用されない。現在のシステムはとっくの昔に統合され、独占資本主義の段階に達しているので、今日のこのイデオロギーの労働者階級の信奉者達にとって、これは達成不可能だ。

 左翼アナキストと同様、多くの右翼リバタリアンは心底からグローバリズムに反対したいと思っている。だがこのイデオロギーは、物理的または精神的なレヴェルでグローバル金融に反対する人々に力を与えてくれるものではない。

 リバタリアニズムは「萎びるものは萎びさせろ」と云う悪魔的な思想に従っている。自由は望ましいものではあるが、リバタリアニズムが表現する自由は基本的に消極的な自由でしかない。それは社会に於けるあらゆる合理的な制約からの自由であって、ユダヤ系アメリカ人小説家アイン・ランドの作品に最もよく表れている。

 これらは、グローバル金融のエリート達が推進しているのと全く同じ価値観(或いは価値観の欠如)だ。グローバリズムとリバタリアニズムは同じ価値観を共有している。どちらも自由主義に起源を持つものであって、違っているのは規模の大きさだけだ。

 古典的自由主義は、今日の進歩的リベラリズムに直接繋がっている。自由主義は資本主義のイデオロギーなので、自由主義イデオロギーの発展は資本主義の発展の後を追い掛けて来た。資本(主義)の原始的な蓄積により、時間の経過と共に、独占資本主義の付属物である巨大企業が生まれることになった。この独占資本主義がグローバリズムの経済的基盤だ。

ANARCHO-CAPITALISM: The Movie

 

 人気のYouTubeアニメ映画「無政府資本主義 The Movie」(2018 年)では、巨大企業のコングロマリットがひとつの例外を除いて市場の略完全な世界的支配権を握っているディストピア的世界が描かれている。

 この架空のシナリオでは、北朝鮮または朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)が、資本主義的生産様式の容赦無い商品化に立ち向かって国家主権を守ろうとする、地球上に残された最後の自由の砦だ。

 マクドナルドはROK(韓国)にフランチャイズを展開し、不可侵原則(Non-aggression principle)、つまり私有財産が侵害される可能性が有る場合には殺傷的武力の使用が正当化されると云うリバタリアンの概念を発動して、DPRK侵略の根拠とする。

 この様に不可侵原則は、リバタリアニズムの論理をスケールアップすれば、リベラリズムや資本家階級にとっての私有財産の神聖不可侵性の上に成り立つグローバリズムや独占資本主義の帝国主義的行動を正当化出来るのだと云うことをまたしても示している。

 この映画は現実からそれ程懸け離れている訳ではない。それは帝国主義が、世界の全ての国を専属市場に変えたいと願いながら現実世界で機能していることを示している。

 ここで取り上げられているマクドナルド、バーガーキング、ディズニー等のファストフード企業やエンターテイメント企業を、ブラックロック、ステート・ストリート、ヴァンガード・グループ等の金融コングロマリットで置き換えてみよう。ここに今日存在している抵抗国家を更に幾つか追加すると、我々の世界の地政学が大体飲み込める様になる。

 この映画で皮肉なのは、西洋メディアでは通常「権威主義的」として描かれているDPRKを反逆者として描いていることだ。だがこれは、「ならず者国家」と呼ばれる彼等の他の特徴付けと必ずしも矛盾する訳ではない。

 リバタリアニズムの最大の欠点は、アナーキスト的な「反権威主義」を極端にした「反国家主義」と云う包括的概念を通して、あらゆる権力を誤解していることだ。政府はそれ自体だけで有機体を構成する訳ではないし、国家は特定の階級が自らの利益を達成する為に使用する道具に過ぎない。

 カナダ自治領の様な西洋の資本主義国家は、グローバル金融の産物であるブラックロックの様な超巨大コングロマリットに率いられた巨大企業の行動を緩和する為に存在している。対照的に、人民国家は西洋メディアでは中傷されているが、それはこの支配に対抗して主権を主張するからだ。

 カナダの学校で生徒達が「反国家主義」の本を教えられるのには理由が有る———例えば、英国の作家ジョージ・オーウェルの『動物農場』や『1984』、或いは全ての権威は全体主義や野蛮主義に堕するものだと云う、人間の本性についての酷い見方を描いた『蝿の王』等———これらは、若い人々が「個人の自由」の名の下での賃金奴隷としての未来を超えて、集団的プロジェクトに参加すべく、人民の権力を夢見ることを阻止するのを目的としている。

 弱い個々人の自由を締め上げるグローバル金融の触手に抵抗するには、人民国家が不可欠だ。

 恐らく、暫くの間なら、あなたは森の中の小屋で人里離れた隠遁生活を送ることも出来るかも知れない。だが最終的には、帝国のフロンティアがあなたの所まで到達することだろう。どれだけ個人用の銃を積み上げたところで、大西洋の枢軸がその牙を内側に向けた時、個人であるあなたに対する猛攻撃を止めることは出来ない。

 人民主権を維持するのに必要なもの、それは強力な集団だ。

 我々は、誰かに私生活の生き方を指図したり、個人財産を没収しようとしたい訳ではない。人民国家の役割は、人民が健康で権利の保障された生活を送り、問題に対処出来るように、社会の中核機能を提供することでなければならない。我々に必要なのは、全人類が直面する課題に対処する為のインフラを備えた、堅固な公共財産だ。

 今日の戦いの枠組みは、単に「政府対市民」ではない。それはグローバル金融対世界中の主権人民と云う、世界規模の戦いだ。

 我々には誉れ高きルイ・リエル(19世紀のカナダの反乱指導者でマニトバ共和国を創設した)の精神に基付く新共和国と、独自のマニトバ抵抗国家が必要なのだ!

 北方大陸主義に向かって前進!

 

 

以下はおすすめのブログです。クリックして頂けると管理者が喜びます。

 

 

 

アメリカの戦争ビジネス(日本語字幕付き)

 

Ucrane on Fire

 

 

オデッサの悲劇

you tube の解説はウクライナの歴史を無視した印象操作です。聞かずに動画を閲覧する事をお勧めします

 

投降した無抵抗のロシア兵への残虐行為

 全世界がこの映像を見て、これが NATO 諸国によって支援されているロシアとウクライナの間の戦争ではなく、善と悪の間の戦争であることを認識する必要があります。

 このビデオでは、ウクライナの兵士がロシアの捕虜の足を撃ち、その後激しい殴打を行っています。
 ビデオの冒頭では、ロシアの捕虜が地面に横たわり、足に弾丸の傷があり、中には足の骨が折れている人もいます。
 ロシア軍が負傷した後に捕らえられたという印象を与えるかもしれません。しかし、そうではありません。
 ビデオの最後に、ウクライナの兵士が新しく到着したすべての囚人を足から撃っているのを見ることができます. 彼らの多くは、カメラの右の痛みによるショックで亡くなっています。
 そして、これらすべてがウクライナの兵士自身によって撮影されています。彼らは、この8年間、捕らえられたドンバスの罪もないロシア系市民を同じように扱ってきました.
 ロシアが軍事侵攻したのは、これらウクライナの国軍であるネオナチによるロシア系市民への虐殺を止めさせるためであった事、ロシアとウクライナとの平和協定であるミンスク協定を一方的に破棄したのはゼレンスキーであること、ロシアの停戦呼びかけを拒否し続け、国民を戦死させ続けているのはゼレンスキーであること、アメリカの軍資金の75%はゼレンスキーと側近が着服していうこと、食料と武器はウクライナ政府軍によって70%以上が転売されている事実を知ってください。

ロシア兵への残虐行為
クリックして頂ければウクライナ国軍の実態が目の当たりにできます。どうか真実を知ってください。

 




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ウクライナ・ネオナチ政権による子ども達の洗脳教育
ウクライナのネオナチ政権とアゾフ大隊は、幼稚園ぐらいの子ども達に、
「ロシア人をぶっ殺せ! 奴らの死体を積み上げてやる!」と叫び、同じ言葉を繰り返させて徹底的に民族差別思想と虐殺を正当化し洗脳しています。