未来の記憶母は去年の9月に脳梗塞になり今は要介護3で一人では動けず車椅子にも一人で乗ることは出来ない。そんな母が朝起きたとき、ふと 当たり前のように「車椅子に乗って新聞を取りに行かなきゃ」と思ったらしい。その直後「そうか、動けないんだ」と現実に戻ったらしいがそれを聞いたときそれは未来の記憶だと思った。未来の意識がふと現在の意識にスライドしてきたのだ。時間は過去から未来へ流れるのではなく未来から過去から流れる説を思い出した。私もそれを推したい。