クーリエジャポン10月号
「アドラー心理学で人生を変える岸見一郎お悩み相談」で
非常に胸のすくような
なるほど!!と思う言葉があった。
それは
アドラーではなく三木清という48歳で
亡くなった哲学者の言葉と紹介されたもので
・
「成功」は量的なもの
「幸せ」は質的なもの
・
「成功」は一般的なものであるのに対し
「幸福」は各人においてオリジナルなもの。
親は子どもが”一般的な成功”ではなく
”自分固有の幸せ”を追求することに反対する。
確かに。
これを読んでハッ!とした。
そして親は通常(日本では特に)
大きな成功より
みんなが歩く道(サラリーマン、公務員)を望む。
成功が量的で、一般的というのは
今まで氣づかなかった視点だった。
いわゆる「成功」のイメージは概ね
同じで人に認められ、お金持ちになる事。
それは誰かと比べた相対的な価値感。
対して「幸福」は人それぞれ。
誰かと比較した相対的な価値感ではなく
絶対的な、自分だけのもの。
・
・
・
そうか
一般的で相対的な成功を求めるから
人は焦り、悩む。
成功とか関係なく
自分のままで、
「わたし」が幸せだと感じることを
求めるだけでいいんだ。
「ちゃんとした社会人」という
仮面をかぶらずに
自分のままで生きたい。
望む道は何?と聞かれたら
今なら
自分のままで
自由に仕事をしながら
選択肢がたくさんある豊かさの中で
生きていきたい。
そう答えるだろう。
「自分のまま」で仕事をすること、それが天職。
大切なのは一歩踏み出そうとする勇氣。