ラジオドラマ「妄想戦隊フタガール」

第一稿  その16



 ~~~「ブルーの思い出」編~~~~






    ほほえましげなカンジの、 親子の入浴。

    浴槽の中で遊んでいる父と息子。




 ブルー   「ほうら、かめさんだよー」




 ブルー.Jr  「カメさんだー!!」




 ブルー   「じゃあこの先に、 チッシュをのせまーす ・・・・」




 ブルー.Jr  「ウン」




 ブルー    「いくぞぉ~~~~ !!!」





    ぴゅーーん!!






 ブルー    「どうだー !かみひこうきだー!!!」



 ブルー.Jr   「うわぁーホントだー!!」



 ブルー    「あはははは ゆかいだなー」



 ブルー.Jr   「あはははは ゆかいだなー!!!!! お父さんってすごいよね!!!」



 ブルー    「デヘヘヘヘヘ」



 ブルー.Jr  「なんてったってモーソーセンタイだからね!!!!!!  あ!!またあのお話してよ!!!」



 ブルー    「うん?? またアレか?? ピンクとはじめて戦隊のタッグを組んだ話か?・・・・」



 ブルー.Jr  「うんっ!!!」




 ブルー    「おぅ・・・・まかしとけ!! 」






「ファン ファン ファン ファン ファワワワワワ~~~ン ・・・・・・・・・・・」 

( カックラキン大放送、「なおこおばあちゃんの縁側日記」とかでよくつかわれてたカンジの、昔を思い出す効果音。)




        ×        ×        ×



 ブルーのナレーション(以下ナ)  「あれは26年前。夕暮れの美しい午後5時26分。  ボクはファミレスのにいた。 いつものチキンドリアと生中を頂き、 ほどなくしてトイレへ向かったボクは、 いつものように洋式トイレの扉を開けた。   ・・・・・・・・・・・・・・・。」  




 青年 (ため息をこぼし)「 ここもか・・・・・。   ここも上げっぱなしか・・・・・。」


 

 便器  「大丈夫!!!  ボク大丈夫!!!!  こんな感じで口開きっぱなしみたいになってても大丈夫だから!!!!!   安心してウンコして!!!」





 青年  「スマン・・・・・。  自分が力ないために、 キミにもそんな辛い思いをさせているんだね・・・・。   ほんとスマン・・・・。   戦隊失格だな・・・・・。」





 便器 「いいって!!!!!  大丈夫だって!!!!!  だってボク・・    うぐっ!!!!!」




 ナ  「 便器が言い終わる前に便座に座った。   とにかくボクはウンコしたかったのだ。大便後の一服も済ましてスッキリしたボクは、 便器の奥底にかすかに見える先ほど出したばかりのウンコ君とティッシュを眺めつつ、 最後のお別れの儀式を・・・・・。」



 

 青年 「アンニョンハシムニダ・・・・。」






 ナ   「そう呟き〆に便器のフタを下ろそうとした時、 便器が叫んだ!!!!」




 便器  「ダメだよ!!!!!  今フタを下げたらあいつ達が出てくるよ!!!!!    上げたガールが出てくるよ!!!!!!!    ボクはいいから!!!!!   このままフタ上げっぱなしでいいから!!!!!   早く逃げて!!!!!!!!!」





 ナ   「怯えつつ必死にボクを逃がそうとする便器を見つめ、 ボクの憤りは頂点に達した!!!」




 青年  「くっそーーーー!!!  アイツ達!!!!  ドコまで便器を口バカァ~~~~にすれば気が済むんだ!!!!!  もぅ許せん!!!!  変身だぁ!!!!」





 ナ   「そう叫んだボクは、  背負っているリュックからノソノソと変身用のコスチュームを取り出し、  青のツナギを取り出し、 またノソノソとそれに着替えた・・・・・。」





 青年  「・・・・・。  おし。   準備かんりょう・・・。  ふぅ~~~~~~~~~~~。」



 青年  「下げたガールブルー参上!!!!!!」  ダッ!!!





 ナ   「とりあえず洋式トイレの狭い空間なりに決めポーズを作ったボクは 相方のピンクに報告すべくケータイを取り発信。」




 「トゥルルルルゥ~~~~    トゥルルルルゥ~~~~」





 ナ  「6回コールで出るピンク。」




 ピンク 「もしもし?」





 青年  「おぉ~~~~!!! ピンク!!!!  出番ダゼ!!!!!  トイレでフタがパッカ~~~~ンダゼ!!!!!」




 ピンク  「・・・・・。     うん。  分かったよ・・・・。   出番だな・・・・。   そこドコよ???」



 青年   「●○町のガスト!!!!!   今すぐ来て!!!!  一緒にフタ下げようぜ!!!!」



 ピンク 「・・・・・。    10分待って・・・・・。   子供寝かしたらすぐ行くから・・・・。」



 青年  「ラジャー!!!」




 ナ    「その後備え付けのトイッレトペーパーを三角折にしてみたり、 タバコの煙を防犯煙センサーにギリギリ吹きかけたりしているボクの元へようやくピンク到着。 」

 



 ピンク 「ゴメン待った?」



 青年  「いや!?  自分も今来たところ!!!  っていうか今からドコ行く?」



 ピンク 「・・・・。 いいから仕事済まそうよ・・・・。   フタ下げるんでしょ?」





 青年  「デヘヘヘヘ」




     「ファン ファン ファン ファン ファワワワワワ~~~ン ・・・・・・・・・・・」 




        ×        ×        ×





 ブルー   「ここまではok???」


 


 ブルー.Jr 「うん!!! やっぱりお父さんはヒーローだ!!!」





 ブルー   「デヘヘヘヘヘヘ」




 ブルー.Jr 「ねえねえ!!もう一回!!!!もう一回最初から話して!!!」




 ブルー   「え?!??  え??  最初から???」




 ブルー.Jr 「うん最初から!!! 最初から話して!!!」




 ブルー   「・・・・。 まあいいけど・・・・・・・。 ・・・・ あれは26年前。。。夕暮れの美しい・・・・・・・」




 ブルー.Jr 「もう一回!!! も~一回ッ!!!!」




 ブルー   「    ・・・・・あれはにじゅう」




 ブルー.Jr  「もう一回ッ!!! もう一回ッ!!!」

 


・・・・・・・・なんかこんなのが延々。





END

洋式トイレのフタについて徹底的に妄想したらこんなんできました!  洋式トイレのフタについて徹底的に妄想したらこんなんできました!
hidariyajirusi☆☆ フタ15ヘ  フタ17へmigiyajirusi☆☆       洋式トイレのフタについて徹底的に妄想したらこんなんできました! フタ1カラヨム 
洋式トイレのフタについて徹底的に妄想したらこんなんできました!  洋式トイレのフタについて徹底的に妄想したらこんなんできました!

※ 妄想戦隊フタガールとは



洋式トイレ問題全般にかかわる 5人の戦士。


便座の上げ下げをめぐって二つの派閥に分かれている。


使用後のトイレの便座は常に上がっていなくてはならないと主張する「上げガ」 オレンジとオード。

逆に下がっていなくてはいけないと主張する「下げガ」 ブルーとピンク。

どっちでもいいじゃんと冷めた目の ブラック。



5人の戦士たちはそれぞれの妄想を武器に、さまざまなドラマを作っていく。


著作権は「ばびぐりん」に帰属します。