ラジオドラマ「妄想戦隊フタガール」
第一稿 その14
~~~「ベルボス」大会決勝編 最終回~~~~
「ベルボス」の説明はコチラ
ワタナベ(以下ワ) 「はい。 『家を燃やすぞ!!!』と。」
インタビュアー(以下イ) 「・・・???? はい??」
ワ 「以前、 練習試合の時にですね、 やはりオードが後半スタミナが切れて動けなくなり、 控えの選手と交代した事があったんですがね。 オード激怒しましてね。 私の家に放火したんですよ。」
イ 「はぁ~~~?」
ワ 「火災保険には入っていたんですがね、 不幸にも半焼でとまり、 保険降りなくてデスね、 新築のマイホームが、築2週間でボロボロになりましてね、 借金だけが残りましてね。」
イ 「・・・・・。 それは大変でしたね・・・・。」
ワ 「それ以来、 オードをスタメンから外そうとすると『家を燃やすぞ!』って言われるとなかなかメンバーチェンジ出来なくてですね。」
イ 「・・・・・・・。 はぁ、 ・・・・・・・・。 結果実質3対5での戦いとなり、 次第に点差が広がる中、 今度はピンク選手が突然試合放棄するかのようにグラウンドから出て行きましたが。
あれは一体何があったんですか?」
ワ 「はい。 息子を迎えに行く時間だったので。」
イ 「はい?????」
ワ 「彼女の息子です。 幼稚園に通っているのですが、 その息子を迎えに行く時間だったのです。」
イ 「・・・・・・・。 そうですか・・・・・・。
そういえば彼女、 帰り際にバックの中から、 何か取り出して置いて行きましたよね??? こちらからは見えなかったんですが、 あれは一体何だったんですか?」
ワ 「腐ったキャベツです」
イ 「ハイ?? ええと、、、、腐ったキャベツですか??? 」
ワ 「はい、 腐ったキャベツです。」
イ 「え? 何のために??」
ワ 「残った選手への差し入れです。」
イ 「え・・・・? ええとそれは食べられるんですか?」
ワ 「いいえ。食べられません。クサキャベですから。」
イ 「え?? クサ??? ええとピンク選手は何のためにそれを・・・・」
ワ 「だから差し入れです。 クサキャベを差し入れしたんです。」
イ 「でも食べられないんですよね??? クサキャベ、食べられないんですよね???」
ワ 「 ・・・・・。」
イ 「あのう、ワタナベさん??」
ワ 「・・・・・・・・・・・・・。」
イ 「すいません?? ワタナベさん???」
ワ 「 ・・・・・。 さっきから黙って聞いてればよ~~~~ アンタいったい何なんだ!!!!!」
イ 「あの・・・・・・・・ 」
ワ 「あんたいったい何なんだ!!!! さっきから、 クサキャベクサキャベ!!!! ナレナレしいんだよ!!! 」
イ 「だってワタナベさんが・・・・・。 」
ワ 「なんか文句アンのか!!!! しつけーよ!!! オマエしつけーんダよ!!!!」
イ 「す・・・・ スイマセン・・・・・ てかなんで怒って・・・・」
ワ 「あぁ!! 怒ってるよ!!! はらたつのりだよ!!! ヤンのか!!! あんたオレとヤルのか!!!!(バコッ)」
イ 「ヤメ!!! うっ・・・・・ イデェ・・・・・ シ、シ・・・ーエム・・・・・」
CMに入る効果音。 スティチューン!!!!
※ 妄想戦隊フタガールとは
洋式トイレ問題全般にかかわる 5人の戦士。
便座の上げ下げをめぐって二つの派閥に分かれている。
使用後のトイレの便座は常に上がっていなくてはならないと主張する「上げガ」 オレンジとオード。
逆に下がっていなくてはいけないと主張する「下げガ」 ブルーとピンク。
どっちでもいいじゃんと冷めた目の ブラック。
5人の戦士たちはそれぞれの妄想を武器に、さまざまなドラマを作っていく。
著作権は「ばびぐりん」に帰属します。