日曜は政治の話はやめて、他の話をしようかなと考えている。

自分の体調の事もあるのだが、堅い話ばかりだと読んでくれない人も多いのかなと考えたりした。

かといって、軽い話だから読んでくれるとも限らないとも思ってる。


いつも夜中に、記事や資料を読むのだが、飽きっぽくてすぐ他のことをしてしまう。

この間も、イランのことを調べてたのに、中国のことも調べだしたら、最近の中国のツイートが気になって、そればかり見ていた。

またアメリカのCIA関連を調べていたときも、結局関連のDVDを観たり、兵器の解説を読んだりして、朝になってしまった。

それと時事ネタを書くと、書いてるそばから関連ニュースが入ってきて、どこまで書くのかも判らなくなってしまう時がある。

結局、書こうと思っていたのを全部消して、興味が沸いてきたものを書き始めたりもする。


これは一種の病気かもしれない。


この道何十年という人が、世の中には沢山いるが、僕には絶対無理だ。

大体10年くらいは続けるかもしれないが、ある程度その場で成功すると、それ以上やる気がなくなってしまう。

もう次の興味のあるものか、未知のものに挑戦したくなるのだ。


これはやはり病気かもしれない。


一度、精神科の病院に通ったことがある。

香港映画の「無間地獄」の陳慧琳みたいな綺麗な女医さんならと期待したが、男の真面目な学者風が僕の担当になった。

質問を沢山されるのだが、自分の心を全部見せるだけの信頼を彼に見出せなかったので、途中でやめた。

対峙する相手の心理を逆にこちらが読もうとしたり、反対の気持ちをわざと語って、彼を試していた節もある。


これは重度の病気かもしれない。


サイドビジネスの関係で、中国上海に5年間ほど頻繁に行き来をしたり、住んでいた。

少し慣れたころ、四川出身の若い娘と出遭った。

僕の一目惚れだった。

住む部屋も友人とシェアしていた彼女にマンションを与え、望むものを買い与えた。

設定も筋書きも違うが、ギリシャ映画の「日曜はだめよ」を思い出した。


彼女は現実的で、僕は夢想家だったような気もする。

僕は共有する時間が好きだったが、彼女は物質的欲望が強かった。

僕は自分の子供のころのような高度成長期の中国とその歴史に興味があったが、彼女は其処からさらに上に興味があった。

価値観の違いは埋めることはできなかった。

僕が甘やかしすぎたのかもしれない。

あるいは本当にどうしようもない理想主義者だったのかもしれない。


今はその呪縛からは解き放たれている。

でも時として、その空間に舞い戻ることを夢に見ることがある。

それが昭和の時代なのか、旅先の街中なのか区別がつかなくなる。


これは末期的な病気かもしれない。

イランに対するEU、アメリカの追加制裁から、イランを中心に情勢は緊迫してるように思われる。


5日米国務省は、世界のテロリズム動向に関する2009年版の年次報告書を発表した。 (CNN)


国際テロ組織アルカイダはパキスタンを拠点とする勢力が依然として米国にとって最大の脅威をもたらす存在であり、世界各地で組織を拡大し、勢力を強めていると報告した。


報告書はアルカイダについて「順応力が高くしぶといテロリスト組織であり、国内外の米国の利益に対する攻撃意欲は依然として強い」と分析。

パキスタンの部族地域での戦闘で指導者を失い、大規模な攻撃を仕掛ける能力は限定的になったが、世界のテロ組織と手を組んで作戦能力を高めつつあるとした。


新たな脅威として、ソマリアとイエメンでは広大な無法地帯で武装集団が勢力を強めていると指摘。

米国にとって深刻な脅威をもたらすアルカイダ系組織として、アフリカの「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」やソマリアの「アル・シャバブ」、イエメンの「アラビア半島のアルカイダ」を挙げている。


イランについては「最大のテロ支援国家」と名指しし、イスラム教シーア派組織ヒズボラ、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスなどのテロ組織を支援していると非難。シリアについてもイランに加担してテロ組織に武器を供給しているとした。

また、パキスタンも武装勢力の温床になっていると指摘している。


米国はイランによって核製造され、それがテロ組織に渡り、本土が核攻撃を受けることを一番警戒している。

パキスタンにはCIAが入っているが、イランにはその工作が出来ていないからだ。

少し本題から離れるが、この報告書に対しての中国中央日報は、「北朝鮮は今年の報告書にもテロ支援国に含まれなかった。」と報じ、「天安艦挑発は相手国家軍に対する攻撃行為とし、国際的テロと規定することはできない」と付け加えた。

また、北朝鮮が日本赤軍派4人を送還約束を履行していないことや、拉致問題に対する再調査約束を履行していないことを明らかにした。

これらの記事は中国が北朝鮮に対し少しスタンスを変えてきてる表れでもある。


さて、アメリカに話題を戻す。


5日米国防総省のモレル報道官は、アフガニスタンでの対テロ戦争に関する大量の米軍機密文書を公開した内部告発サイト「ウィキリークス」に対して、取得した流出文書すべてを同省に速やかに返還するよう要請した。
流出文書には米軍に協力したアフガン人の個人名が記されており、モレル報道官は「大量の流出文書公表は同盟国や協力者のアフガン市民の安全を脅かした」と批判。

掲載した文書をサイトから削除し、さらなる公表を控えるよう求めた。
また、「応じないなら、彼らに正しいことをさせる手段を見いだす」と警告した。


この記事以前、国防省内からは、「ウィキリークス」主宰者を拉致し、拘束すべきとの過激発言もあった。

これは、中東でのイリーガルな作戦が如何に多かったかを物語っている。

9.11テロがアメリカの自作自演であるとの繋がりもこの中に潜んでいる。

「アフガン市民の安全」と言ってるが、「アメリカの工作員の安全」であろう。
 

その前日4日にイランのアハマディネジャド大統領が乗った車列近くで手製の爆弾が爆発したが、大統領は無事というニュースがあった。
国営メディアは、爆発は大統領を歓迎するための爆竹だったと伝え、攻撃があったとの報道は、外国メディアによる「真っ赤な嘘」との立場を示している。

この事件に関連して、1人が逮捕されたが、事件の背後関係について調査が続けられている。

国営イラン通信は「一部の外国メディアが、この事件を自らの目的に沿うように利用した」と伝えた。

ファルス通信によると、警察庁副長官のアフマドレザ・ラダン氏は、「外国メディアの報道は真っ赤な嘘だ」とし、外国メディアが事実と異なることを報道し、今回の事件を利用しようとしていると非難した。


どちらの工作かもはっきりしないし、自作自演なのかも判断しにくい情報である。

ただ、アハマディネジャド大統領周辺は危険な要素は沢山あるのは間違いないだろう。


遡って、5月にイランはトルコ、ブラジルとの間で、同国の保有する低濃縮ウランと核燃料の交換に関する宣言を採択し、イスタンブールで3カ国外相が集まり、合意を巡る状況を話し合った。

その後、カブールでEUのアシュトン外務・安全保障政策上級代表がイランのモッタキ外相と会談している。

これは、交換問題についてロシア、アメリカ、フランス、IAEAとの会合に応じる姿勢と示したと楽観視出来ることと思われた。


しかし6月、安保理が採択した決議に続き、米国では法案の形で、EUは外相理事会の決定として独自の追加制裁を決定した。

EUの制裁は、エネルギー、貿易、輸送、金融に関わるが、特に注目を集めるのが石油・天然ガスの精製技術の移転や設備の供給を禁止し、ガソリン販売を縮小する点だ。

また、軍事部門への融資に使用されうるイランの銀行その他の資産も凍結するというものだ。


この非常に厳しい独自制裁はイランを逆に追い込むのではないだろうか。


ロシア外務省ネステレンコ氏は声明で、イラン核問題を巡る外交努力を阻害し、安保理制裁の軽視に当たるとして、独自制裁の適用は受け入れられないとの立場を従来から伝えてきたことを指摘。

「国内法を第三国に適用したり、安保理決議を履行している会社や個人に制裁を使用する試みは、断固拒否する」と批判した。


そして、イランの原子力庁のサレヒ長官は、核融合の研究に本格着手したと述べた。


CIA元長官ヘイデン氏は、イランが核兵器の製造に一貫して近づいており、情勢を不安定化させていると指摘した。

これに対し、米国はブッシュ政権時から非常手段としてイラン核施設への攻撃を検討していたという。

武力の使用が「考えられるなかで最悪の方法の選択肢ではない」との見方も示した。


イラン問題の専門家、ウラジーミル・サジン氏はこう語る。

互いに相容れないようにみえる行動の裏には、核問題本体(核開発が軍事目的であることの保証を国際社会に与えないまま、ウラン濃縮を続けていること)に対する回答を避けたいという意向が隠されているのではないか。


ここにイランが名指しするイスラエルが見えてこない。

西側諸国、特にアメリカがイスラエルの問題を後回しにして、イランを追い詰めるとするならば、行き着くところは目に見えている。

どのように装っても、アメリカの核拡散阻止は自国防衛、先制攻撃の言い訳にしか見えない。

独自制裁や中東の工作もこれらに移行する為の自作自演の布石であろう。


しばらくイランから目が離せない。







被爆地・ヒロシマは6日、人類史上初の原爆投下から65回目の原爆の日を迎えた。

秋葉忠利・広島市長は平和宣言で、被爆国である日本政府に対し、非核三原則の法制化や「核の傘」からの離脱実現を求め、核廃絶の先頭に立つよう訴えた。

平和記念式典には国連トップの潘基文事務総長や原爆を投下した米国の代表、核保有国の英仏代表も初めて参列した。

潘事務総長は式典後の講演で、核軍縮・不拡散をテーマにした国連安全保障理事会首脳級会合の定期的開催などを提案。

核兵器廃絶の潮流を加速させる「8・6」となった。

広島市中区の平和記念公園で午前8時に始まった平和記念式典には、過去最多となる74カ国から駐日大使らが参列した。

オバマ大統領が「核兵器なき世界」を提唱した米国からはルース駐日大使が出席し、「未来の世代のために、わたしたちは核兵器のない世界の実現を目指し、今後も協力していかなければならない」とのコメントを出した。

秋葉市長は平和宣言で「核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めている。世界市民の声が国際社会を動かす最大の力になりつつある」と述べ、今年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議での潘事務総長のリーダーシップをたたえ、日本の首相に対しては、核保有国の首脳に核兵器禁止条約締結を働きかけるなど具体的な行動を迫った。

自らは非政府組織(NGO)や国連などと協力、自身が会長である平和市長会議が提唱する2020年までの核廃絶実現を掲げ、「被爆者が『生きていて良かった』と心から喜べるよう死力を尽くす」と約束した。

潘事務総長は「平和のために広島に参りました」と日本語を交えてあいさつし、「被爆者の方々が生きている間に、核兵器のない世界を実現しよう」と呼びかけた。

式典には約5万5000人が参列。

秋葉市長と遺族代表2人が、この1年間に死亡、または死亡を確認した被爆者5501人の名簿2冊を原爆慰霊碑下の奉安箱に納めた。

原爆死没者名簿は計97冊、死没者数は計26万9446人になった。

菅直人首相や潘事務総長らが献花。

米軍機「エノラ・ゲイ」が原爆を投下した時刻の8時15分、参列者は1分間の黙とうをささげた。

こども代表として、小学6年の横林和宏君(11)と高松樹南さん(11)が「ヒロシマの願いを世界へ未来へ伝えていく」とする「平和への誓い」を読み上げた。【矢追健介】


初めて平和記念式典に参列した潘基文事務総長はあいさつの冒頭、「参加できたことを光栄に思う」と語り、短く区切った文章に力を込めて「自分たち、そして被爆者の方々が生きている間に、核兵器が一つ残らずなくなる日が来るように努めよう」と訴えた。

朝鮮戦争中、戦火に包まれた故郷から逃げ出した記憶が平和を願う原点と自らの体験を引き、「より平和な世界を手にすることはできる。

被爆者の勇気で我々は奮い立つことができた」と語った。

核軍縮について触れた場面では「名声に値するのは核兵器を持つものでなく、これを拒むものだと教えなくては」と強調した。

式典終了後には原爆資料館を訪問し、原爆投下時刻の「午前8時15分」で止まった腕時計など、原爆の被害を伝える遺品が並ぶ館内を約30分間見学。

秋葉忠利広島市長らの説明にうなずきながら、時折食い入るように見入った。

記帳所では「この比類なき資料館は人類にとって想像を超える破壊や犠牲について教えてくれる。私たちの次の世代がより平和で豊かな世界に暮らせるように、核兵器のない世界を実現するよう一緒に努力しましょう」と英語で8行分のメッセージを記した。

この後、被爆者団体の代表7人との面会や記者会見に臨んだ。

公園内にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑も訪れ、広島で被爆死した同胞たちを追悼。

在日韓国人の被爆者らに「健康でいてください」と韓国語で話しかけた。

広島市内の高校で生徒との交流に臨む。【林哲平、林田七恵】


以上毎日新聞配信記事を転載した。


65回目の被爆地広島の慰霊祭式典の出来事を伝えるこの文章の中に、重要なことが沢山含まれている。

国連トップ、米国、英国、フランス代表の参列は初めてであった事。

核軍縮・不拡散をテーマにした国連安全保障理事会首脳級会合の定期的開催をこれからスタートするとの事。

死没者は27万人余りに達していること。

アメリカは参列したが、献花もスピーチもなく謝罪は勿論ないということ。

アメリカは核廃絶を目指すと宣言したオバマ大統領のメッセージもなかったということ。

ルース駐日大使のコメントよりも国連事務総長の言葉のほうが、核廃絶に前向きであると感じること。


アメリカは表向きには敬意を表したのかもしれないが、その熱意を感じない。

この原爆の被害者は非戦闘員の市民である。

その慰霊は戦争責任や政治的意図など関係なく、人としてどう向き合うかなのではないか。

その御霊に誓う言葉として、態度として、65年も経ってるが、アメリカには誠意を感じない。


そう書いてるときに、アメリカからこんな記事が配信された。


【ワシントン時事】広島に原爆を投下した米軍B29爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長ポール・ティベッツ氏(故人)の息子は5日、CNNテレビに対し、オバマ政権が平和記念式典にルース駐日大使を派遣したことについて、「そうすべきではなかったと思う」と不快感を示した。
 アラバマ州在住のジーン・ティベッツ氏は、電話インタビューで、「これまで一度も行われてこなかったのに、なぜ今になって(代表団を)送るのか分からない」と批判。米政府は原爆投下に謝罪していないが、「無言の謝罪かもしれない」と述べた。
 また、原爆投下が戦争終結を早め、多数の人々の命を救ったとして、「当然、正しいことをした」と話した。


これこそが、アメリカ国民の大半が持っている原爆投下の認識なのである。

「多数の命を救った」とはどんな根拠があるのだろうか。

その上から見たような考え方で、広島市民何十万人の命を奪い、「正しいことをした」と言い切る心が恐ろしい。

一度広島に来てから言って欲しいものだ。

広島から発信された65回のメッセージを聞いたり、読んだこともないのだろう。

そのように自己弁護や人を責めるようなことは書いていないだろう。

罪であることを認めるかどうかと正当性を論議するのは違うことも判らないのだろうか。


今日は違う側面でのアメリカの2面性を表す記事を以下に紹介する。


オバマ米政権はベトナム政府と核燃料、核技術の共有を目指し、詰めの協議を行っている。

米政府は合意後、ベトナム政府にウランの濃縮を容認する意向だ。


ただし、この条件については、米国が中東のパートナーに突きつけている、より厳しい要求の効力を失わせかねないとして、批判する米議員もいる。

さらに、米国務省が主導するこの交渉は、ベトナムと隣接する中国を動揺させる可能性がある。

ベトナムとの協議は、東南アジアと南アジアにおける米国の発言力強化に向けた動きを象徴している。

地域における中国の影響力拡大に警戒を強める国々との関係強化を米国は狙っている。


これは、不拡散モデルとしてるアラブ首長国連邦と締結した原子力協力協定やヨルダンと核協力などの「核燃料サイクルを開発しない要求」とは違い、ベトナムに核燃料の生産を許容するとしたのだ。

つまり核不拡散の取り組みに逆行する取り決めをしようとしている。

米国議員からは当然、国務省の姿勢について、オバマ政権にとって重要な核不拡散政策の土台を損なうものだ、と批判の声があがっている。

米国は核政策を推し進める上で二重基準を用いているとのアラブ諸国や開発途上国の批判にさらされる可能性があるという。

これを受けて、ヨルダンやサウジアラビアなど、米政府との核協力合意を求める国が、UAEと同等の厳格な条件の受け入れに二の足を踏む可能性がある。

原子力発電所の建設を目指しているあるアラブ国家の高官は「二重基準ととらえられるだろう。将来、不拡散政策を擁護するのが困難になる可能性がある」と話した。

どうやら中東よりもアジアの方が核拡散のリスクが小さいとの国務省の見解だそうだが、北朝鮮などをどう捉えているのだろうか。


クリントン米国務長官は先月、ハノイを訪問し、安全保障や経済、環境問題での両国間の協力強化に言及した。クリントン長官は東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム (ARF)閣僚会議で、南シナ海の領土問題を解決するための多国間協議を求めるベトナム政府を支持した。


これに対し、中国は自国の安全上の利益を脅かすとの理由で、クリントン長官の姿勢を攻撃した。

アメリカは中国が東南アジアと南アジアを経済的・政治的に支配し始めるなか、この地域における影響力を大幅に向上させたい考えのようだ。

中国は北はモンゴル、南はベトナムの反中感情に神経を尖らせている。

国内においても、チベット、ウイグルの民族問題を抱えている。

このアメリカのベトナムへの関与は新たな火種になりそうな気がする。

中東の核エネルギーにも影響しかねない、今回のダブルスタンダードは、目先の利益を追い求めるアメリカの思慮のなさが伺える。

戦争や紛争を商売にする人間は所詮、何枚も舌を持っているのだろう。