5月の読書メーター
読んだ本の数:20
篠田節子さんの小説は骨太で
必ず心に残るものがある。
それは思いもよらぬ時に
発酵して、数年してから
蘇ってきたりする。
読書の愉しみ。
インコは戻ってきたか (集英社文庫)の感想
リゾートの恋のような軽い話かと思いきや、超硬派。キプロス島のことを私は全然知らなかった。非日常の経験をしても、日本に戻ってくれば多忙な日々が待っている。気持ちを共有することができない辛さは、まだ続く。それでも、響子が少し変わったことが救い。老修道師の言葉がじわっと染み入る。
読了日:05月31日 著者:篠田 節子
2018 日本経済新聞の歩き方の感想
経済用語等はときどき分かりやすい本で勉強しないと、頭から抜けていきますわ~。
読了日:05月31日 著者:角川 総一
うつくしい人の感想
こんな風に自分のことばかり気になって、自己嫌悪でいっぱいな、そんな時代があったなぁ。と懐かしくなった。
読了日:05月31日 著者:西 加奈子
ものが多くてもできるコンパクトな暮らしの感想
50平米でもとても機能的で素敵なマンション。このサイズ憧れるなぁ。
読了日:05月31日 著者:さいとうきい
本棚の本の感想
本棚って眺めるだけで面白い。そのうえ、好きな本について語ってくれるなんて夢のよう。登場する人たちが選ぶ本って、共通点もあって、それがまた面白い。料理本でも有名な人なのに、全然話題に上がらない人とか、人脈?も垣間見えるようです。
読了日:05月31日 著者:赤澤かおり
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)の感想
人の言う事をそのまま信じる肉子ちゃん。豪快でまっすぐで、裏表の表だけで輝く肉子ちゃん。凄く、いい。近くにいて欲しい。きっとどこかにいる、沢山の肉子ちゃんが幸せでありますように。
読了日:05月18日 著者:西 加奈子
お金はいつも正しい (双葉文庫)の感想
お金の扱いに人間性がでますね。堀江さんは、お金を貯めるのではなく、人との間の信用をつくっていくことの大切さ、楽しさを説いている。ラストにまさに、信用が役に立っている現実とリンクした場面があって、おぉ・・・そういいう事かと思った。
読了日:05月18日 著者:堀江 貴文
ホーラ―死都 (文春文庫)の感想
『森の人が食べるブドウの味』にある修道士の話を読んで、まずこれを読まねばと思った一冊。その本の対談でネタバレしているかもしれないのですが、まったくかまわない。謎を解きたいのではなく、人間と世界のつながりを味わいたいのだから。いろんな解釈ができそうで面白い。しかしグイッと現実に引き戻されるあの言葉には脱力した。同じ体験をしたことはないのに、その脱力感はしっかり体感した。
読了日:05月13日 著者:篠田 節子
「森の人(オランウータン)」が食べるブドウの味の感想
紀行文って対象となる旅や土地についてではなく、著者本人のことが深く知ることができて好き。もっと著者の本を読んでみたくなった。
読了日:05月13日 著者:篠田 節子
現代百物語 彼岸 (角川ホラー文庫)の感想
ほとんどまとめ読みのようにシリーズを読んでいるけれど、タイトルの付け方が一番冴えている気がする。1話読後に再度、タイトルを見て意味を考えると、2度恐怖が・・。大人になると「罰があたる」と諫めてくれる大人が周りにいなくなってしまう。だから、たまに怪談を読んで自分で諫める。怪談にはいろんな使い方あり。
読了日:05月13日 著者:岩井 志麻子
現代百物語 生霊 (角川ホラー文庫)の感想
読んでいるうちに、不思議と自分の記憶をさかのぼっていく。悪いことしたな~とか、こういう意味だったのかな~とか、今はもう二度と会うこともない人たちの顔が浮かぶ。読む人によって、封印していた蓋をあける効果がある気がする。道徳の教科書といったら笑い飛ばされそうだけれど。
読了日:05月13日 著者:岩井 志麻子
現代百物語 悪夢 (角川ホラー文庫)の感想
嘘を吐く人の近くにいて、楽しめる人は本当に人間出来ている、生物として強いと思う。生きた人間なのに話が通じない、なんて頭が狂いそう。しら~っと相手によって違う嘘をつく人間が一番恐怖だわ。
読了日:05月12日 著者:岩井 志麻子
現代百物語 (角川ホラー文庫)の感想
なんだか途中でやめられず、シリーズを順番問わず夢中になって読んでいる、自分が怖いわ。『パンプレ文字』とか、明日使えないミニ知識がどんどん増えていく。
読了日:05月12日 著者:岩井 志麻子
現代百物語 嘘実 (角川ホラー文庫)の感想
『美人で薄幸の詩人』の話がぐいぐいくる。嫌われていたことを、30年もたってから気がついてしまうなんて。そう、同じ体験があるから。
読了日:05月12日 著者:岩井 志麻子
甘美なる作戦 (新潮クレスト・ブックス)の感想
ふらふら~っと人生を決めたり、利用されたり、欺かれたり、でもそれに気がつかないところがセリーナ。何不自由なく育ち、若くて美人で数学に強いセリーナ。それだけで最強の人生がおくれそうなのに。
読了日:05月12日 著者:イアン マキューアン
クウネルの本 もっと私たちのお弁当の感想
毎日お弁当をつくるぞ、と気合を入れるときに、必ず手に取ってしまう。効果はバッチリです。
読了日:05月12日 著者:クウネルお弁当隊
Q健康って?の感想
結局、どうすればよいの?という迷路は、解説の片山洋二郎さんがバシッと押さえていて興味深い。
読了日:05月08日 著者:よしもと ばなな
コミュニティ (集英社文庫)の感想
自分の居場所だと、疑いもなく信じている場所の脆さ。現実も薄氷なのではないかと、背筋がゾッとする。ところで、笑い事ではない『永久保存』これ実話でありそうです。
読了日:05月08日 著者:篠田 節子
こんな夫婦に誰がした? 謹んでお慶び申し上げます (PHP文庫)の感想
声を出して笑ってしまった。いいわぁ~。ついつい了見が狭くなりがちなので、おおらかに生きる知恵として、漫談は必要だわ。笑いながら、とっても大切なことを学べちゃう。
読了日:05月04日 著者:綾小路 きみまろ
なかなか暮れない夏の夕暮れの感想
電車でも家の中でも、本を開けば別世界。一瞬で心ごと移動してしまう。その感覚がすっぽりと小説になっていて、読み始めたら夢中に。GWのお楽しみにちびちび大切に読もうと思っていたのに。ずっと稔たちを見守りたい。。特に渚に心奪われる。
読了日:05月03日 著者:江國香織