8月の読書メーター
読んだ本の数:10
世界観に浸る読書体験。
宇宙飛行士たちの宇宙ステーションでの日常。
追憶。
宇宙ステーションは、地球を約90分で1周するんですって。
なので、24時間に約16回の日の出と日の入りを
迎えるの。
谷川俊太郎の『朝のリレー』を思い出した方は
手を挙げて✋
握手しましょ。
よく遊んだ8月でした![]()
わたしはこれでやせましたの感想
直線的なタイトルが凄い。どんどん綺麗になっていくMEGUMIさん。整形とかそういうことでなく、どんどん表情が変わってきているのがいいなと思う。優秀なトレーナーについたり、いろいろ試してみたり、日々の努力なのねと、モチベーションがあがる。
読了日:08月06日 著者:MEGUMI
食堂巡礼 (MOE BOOKS)の感想
食堂だけでなく、cafe、洋菓子店、パンやさんにうどん屋さんなど、糸さんの大好きなお店が紹介されている。何をつくっているか、というより、誰が作っているか。食事をこしらえる人の姿勢がそのまま表れていて、そこにピンとくるかこないか。それが『好き』なんだなと思った。五感を使って、私なりの大好きなお店をもっと見つけたいなと思う。
読了日:08月06日 著者:小川 糸
ある翻訳家の取り憑かれた日常2の感想
村井さんの日記大好き。なんでこんなに惹かれるのか。1年があっという間で驚愕する。ハリーとの突然のお別れに、イケワンだったねと共感。そして、やっぱり思うのは理子さんに仕事させてあげたい!なんとかならんものか。
読了日:08月07日 著者:村井理子
ある人殺しの物語 香水 (文春文庫 シ 16-1)の感想
18世紀のパリの臭いが噎せ返るようで圧倒される。調香師の鼻にはもうどんなふうに匂っていたのか、そのなかに交じる少女の気配。香り。己の欲望、探究の為に突き進むグルヌイユ。やっていることは変態だけれど、なんだか悲しい。誰とも分かち合えない、自分を理解してもらえない、交流がない孤独。もし、彼の体臭(無臭)のなかに彼を見つけてあげることができたなら、別の人生があったのかも、変態だけど。
読了日:08月10日 著者:パトリック ジュースキント
浅き夢見しの感想
モデルを目指す瞳。想いだけで行動が伴っていない前半から、やる気を出した後半はまるで別人。同じ天敵からの卑劣な攻撃も、結果、逆手に取ることが出来ている。心を変えると全ては反転するんだ。と思った。一番、怖かったのはヘアメイクさん。心の支えににもなり、転機になるきっかけも与えてくれる人だけれど、彼はただただ、心の思うままに生きている人、ワクワクしたい人。そのフラットさが怖かった。
読了日:08月18日 著者:押切 もえ
一番わかりやすい はじめての方位術 奇門遁甲: 歴史を動かしてきた最強の秘術で、思いどおりに望みを叶えるの感想
ある程度、自分で方位をみることができるようになるように、巻末資料が充実している。奇門遁甲は戦術だったのね、そこに現代で言う倫理は通用しない。なんて面白い概念なんだろう。こちらで手計算をしつつ、いろんなサイトの自動計算と一致しているか、していないか(方位の範囲も捉え方も流派によって違う気がするので)確認をすると、自分と相性のよい使い方ができるのではないかしら。
読了日:08月18日 著者:小野 十傳
人間標本の感想
頭の中の暴走的妄想を現実化させる芸術家。他人を巻き込んでしまうと犯罪。ここまで欲望に忠実なのは、どうなんだ?!道徳的には崩れている(それを言い訳にして)、美しい少年たちをターゲットにする。いや~~このラストはもうたまらない。だって、愛しているんだもの。
読了日:08月18日 著者:湊 かなえ
フルコース がんと私と家族の日々の感想
何十年も前からメディアで拝見してきたアンナさん。とっても理性的で常識があり意外だった(エラそーでゴメンナサイ)。乳がんに罹患されたことを公表されてから、あっという間に治癒されたイメージだったけれど、病理というはこんなに展開が早いのかと驚く。そしてそのなかでおこるさまざまな選択と闘い。抜け道を求めて民間治療へ行きがちだけれど、きりがない。『標準治療』も尊い治療。
読了日:08月18日 著者:梅宮 アンナ
アンソロジー 料理をつくる人 (創元文芸文庫)の感想
美味しそうで切ないアンソロジー。「白い食卓」千早茜。胃袋を掴むことと愛情をは切り離せるのか。私は、愛情があるから胃袋のことも考える。でも、料理を極めている彼女は、究極には胃袋のことだけを考えている。見事な齟齬。やっぱり他者のことはわからない、だからこそ小説って面白い。
読了日:08月18日 著者:西條 奈加,千早 茜,深緑 野分,秋永 真琴,織守 きょうや,越谷オサム
オービタル: ―ある一日の16回の夜明け― (ハヤカワ・プラス)の感想
宇宙ステーションは24時間に地球を16周するのだそう。そうして16回の夜明けを目撃する。地球からの視線、宇宙からの視点。6人の宇宙飛行士が暮らす。食事やトイレ事情、知らないことばかり。そして何処であっても人としての感覚や喜びはそこに在る。どこから読んでも、没頭できる。まるで詩のよう。内容は全く違うけれど『スティルライフ』の感覚を思い出す。途中で出てきた宇宙暦。そうか、私たちが生きているのは、ほんっ~~と~~に一瞬なんだ。だって宇宙暦で言うと、恐竜が闊歩したのはたった5日間になってしまうのですもの。
読了日:08月31日 著者:サマンサ ハーヴィー