2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
たまたまですが
『凶宅』と『深い森の灯台』は
住んではいけない土地
に引き寄せられてしまった人々の物語。
過去をさかのぼるにも
限界があって
いろいろな要因が
絡み合いすぎていて
原因をたどることは、無理だ、逃げよう。
と、決断したときには災いが・・・。
『残穢』を思い出した。
人が生きて、自然が生きて、神もいて
そんな土地があるのも当然。
でも、そこが居心地よい存在も確かに居て。
歴史の前には、個人なんて非力な存在。
驕り高ぶらないようにしよう・・・。
幻覚〈上〉 (中公文庫)
の感想
精神科医:氷見子先生が美貌の持ち主でなければ、やり手だけれどちょっとイカれたお嬢様。美しいってそれだけで、価値がある。下巻を読みたくなるもの。
読了日:1月29日 著者:渡辺淳一
きらきらひかる (新潮文庫)
の感想
アル中で躁鬱の妻と潔癖症でホモの夫。世界がふたりだけなら、うんと幸せに暮らせるのに。。結婚した途端に、世間や家族という『常識』が荒波のように襲ってくる。無慈悲な日々。初めて読んだ時よりも、いとおしく感じる物語。
読了日:1月28日 著者:江國香織
150cmライフ。 (3)
の感想
オランダ旅行記が面白かった。椅子も高くて足が届かないどころか、よじ登らないと座れない。流しも高いし、鏡にも映らない。自転車だって足は届かない。それでもなんだか楽しそう。
読了日:1月28日 著者:たかぎなおこ
150cmライフ。〈2〉
の感想
エプロンが大きすぎてずり落ちるとか、共感しまくり。古着の着物だけはぴったりだったことを思い出した。昔の標準はちいさかった・・・。生まれるのが遅かったなぁ。なんて。
読了日:1月28日 著者:たかぎなおこ
凶宅 (光文社文庫)
の感想
人が住むべきではない土地。そのことをこれほど淡々と表現する話って、ほかにない。
読了日:1月27日 著者:三津田信三
魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章 (新潮文庫)
の感想
些細なことでイライラするなんて馬鹿みたいと思えるほどに、面白い。常識の違いって、こちらが想像もつかない違いがある。
読了日:1月27日 著者:米原万里
はだかんぼうたち
の感想
仕事や家庭を維持して、きちんと生活している人が行う好き勝手。その危ういバランスというか、揺らぎ。『恋』はそんな揺らぎを増大させてしまう。この本は装丁も最高。ここに物語が凝縮されている。内臓を切っても飲むわよ、飲めなくてもワインはいただくわ。と、いう声が聞こえてきそう。
読了日:1月27日 著者:江國香織
マリアージュ・マリアージュ
の感想
迸る感情。いま捕まえておかないと本当の気持ちを忘れてしまう。そんな心の動きが生々しくて、読みながら手に汗握ってしまう。
読了日:1月27日 著者:金原ひとみ
ゼロ時間へ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
の感想
全てが完璧な人間から、歪みを感じてしまったときの違和感。それを誰にも話せず抱え込む恐怖。あのもやもやをこんな形で小説にしてくれるなんて、アガサクリスティー、大好きだ。
読了日:1月22日 著者:アガサ・クリスティー
バフェット・バイブル: 本物だけを見抜き富を築く最強投資家の言葉
の感想
『ポーカーをやり始めて20分たっても、誰がカモかわからなければ、自分がカモ』この言葉は、投資に興味がなくてもどこかで聞いたことがあるカモ。どっしりと構えていて凄いなぁ。人口が増え続けている国は強い。
読了日:1月22日 著者:ロバート・L・ブロック
食の歴史 100のレシピをめぐる人々の物語
の感想
最古のレシピと思われる、4千年前のエジプトのパンから始まる。やがて徐々にレシピが長くなり複雑になっていく。庶民の間では、生命を維持する以外の、愉しみ喜びとしての『食』の歴史が短いことに驚く。
読了日:1月20日 著者:ウィリアム・シットウェル
仕手株でしっかり儲ける投資術
の感想
どうして変なチャートが出るの?という疑問から手に取る。とりあえず、昔誰かがいっていた「3回目はない」の意味がちょっぴり分かった。仕手株で儲けるなんて、考えただけで恐ろしいけれど、せめて回避できればなぁ。
読了日:1月20日 著者:中原圭介
女神 (光文社文庫)
の感想
完璧な女性:沙和子。彼女の過去が暴かれていくたびに罪悪感って何だろうと混乱してくる。そして、タイトルの『女神』の意味を理解する。でも、神に観客は不要のはず。観客の温もりを知ってしまった沙和子は、女神でいられるの?これからも沙和子を見守らせてほしい。
読了日:1月20日 著者:明野照葉
深い森の灯台 (創元推理文庫)
の感想
森の中で煌々と明かりを灯す灯台。なぜその場所に?そこに何かがあるのか、それとも・・・。『場所』に纏わる話として、ドキドキが止まらなかった。対峙するものが超常現象であっても、それ専門の人間は出てこなくて、こちら側の理屈で対処する骨太さが良かった。解決はできないけれど、ケリをつかることはできる。
読了日:1月19日 著者:マイクル・コリータ
投資情報のカラクリ
の感想
図解に書かれている一言が光る。何かひとつ選ぼうと思ったけれど、どれも輝き過ぎて選べない。
読了日:1月19日 著者:山本一郎
ヘッジファンドの真実 (新書y)
の感想
得体が知れないために怖い存在、というヘッジファンドでしたが、いえいえ、汗を流して泥臭く身銭を切って?!働いてます。楽にお金を動かせる仕事なんかじゃなかった。ちなみに著者の現在は、ヘッジファンドを離れて、再びアナリストに転身。このあたりの話も読みたいなあ。探してみよう。
読了日:1月15日 著者:若林秀樹
マラソン1年生
の感想
買い食いランニングや、走った後のビールなど、なんて楽しそうなんだ。でも、かなりペースもしっかりしているし、柔らかいイラストに隠れているけれど、実はかなりの努力家ではないかしら。素敵なウエアを着て走ってみたいな~。
読了日:1月13日 著者:たかぎなおこ
150cmライフ。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
の感想
共感しまくりな私は149㎝。小さい目線の楽しさ&大変さを知ってもらおうと、大きな夫に読んでもらったら何故だか大爆笑。いろいろな謎が解けたようです。
読了日:1月13日 著者:たかぎなおこ
時代小説で旅する東海道五十三次 舞坂~京・三条大橋編
の感想
宿場を実際に巡りながら、歴史小説を紹介していく趣向。軽い旅行記としても楽しめる。著者の独り言や突込みが良い味を出している。旅人は、ちょっとくらい偏屈なほうが、面白いなぁ。
読了日:1月13日 著者:岡村直樹
スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)
の感想
そう来る?!やられた~っ。チヨダ・コーキ、超かっこいいじゃないの。あ~っもどかしい。と、身悶えさせられてしまった。
読了日:1月9日 著者:辻村深月
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
の感想
住人たちの距離感が絶妙。会話や仕草から裏を読むというか『言わなくても、わかる』という日本的エスパーで成り立っている人間関係?!。いいなぁ。
読了日:1月9日 著者:辻村深月
キャンティ物語 (幻冬舎文庫)
の感想
田中康夫のエッセイで名前を知ってから、森瑤子・安井かずみ・・・と、その当時の『近寄りがたい御洒落さん』たちの話にかならず出てくるイタリアンレストラン。どんなご夫婦が経営していたのか、興味があった。だって、あこがれの存在として、必ず名前がでてくる夫婦だったもの。若い芸術家・芸人のパトロンという存在だったけれど、ただ飯ばっかりじゃ、カッコ悪いぞ、と言いたい。でも、それがよかったのかな。
読了日:1月9日 著者:野地秩嘉
12人の蒐集家/ティーショップ (海外文学セレクション)
の感想
物語に善悪の判断を持ち込んでしまうのは私の悪い癖。そんなものは、必要ない。と、言い切って楽しんでしまえる世界って良い。読書って、自由だ。
読了日:1月9日 著者:ゾラン・ジヴコヴィッチ
ローカル線で温泉ひとりたび
の感想
ローカル線を乗り継ぎ、途中下車して立ち寄り湯。食べたいものは高くてもエイッと食べちゃう。一人旅の不安や不便さよりも、ワクワク度合いが強くて、ふらりと何処かへいきたくなる。
読了日:1月6日 著者:たかぎなおこ
世界の今がひとめでわかる図鑑
の感想
データがイラスト化されていて、眺めて楽しい図鑑。物価指数から、世界で一番薄毛さんが多いのはチェコ。という統計まであり、なんだかたくさんの国々を旅行しているような愉快な気持ちになれる。
読了日:1月6日 著者: