2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
中沢新一『アースダイバー』が最高に面白かった。
縄文時代の地形が
陸地だったところ=洪積層(こうせきそう)
海だったところ=沖積層(ちゅうせきそう)
を、現代の地図と照らし合わせる。
当時、半島だったところの先には
いまでも寺や神社が残っている。
もう、この検証だけでワクワクしてきます

東京以外も知りたいな
お散歩のお供にぜひ。
狂 (幻冬舎文庫)
の感想
集団で狂っていく狗憑きと言われた現象、その史実をもとにしている。狂っていく農民たちの生活は、年貢のために働き詰め、身分は一生農民。もちろん旅行などできず、土地を離れることは死を意味する。その諦めと閉塞感の日々。ここがとても丁寧に書かれていて、何かをきっかけにして、もう狂ってやる。何が悪い。と、なってもおかしくはない、と思わせられる。そして、狂った人々は幸せそうでもある。
読了日:1月29日 著者:坂東眞砂子
風紋〈下〉 (双葉文庫)
の感想
加害者ひとりではなく、その家族、被害者の家族の日常が壊れていく。このなかで、心情を推測するしかないのが、加害者:松永と被害者:則子。法廷で争われるのは、松永の罪について。二人の間に何があったのか、また、なかったのか、真実を知りたくても周りは推測することしかできない。やり場のない悲しみも、怒りも、置き去りにされたまま時だけが過ぎる。
読了日:1月28日 著者:乃南アサ
風紋〈上〉 (双葉文庫)
の感想
一つの事件がタイトルにある風紋のように、日常を壊していく。登場人物たちとともに、何故、どうしてこんなことに、と原因を考えても、どこまでたどればいいのか分からなくなる。
読了日:1月28日 著者:乃南アサ
祝山 (光文社文庫)
の感想
ありがちな肝試しから始まる怪現象。見えないものや、神聖(とされている)なものへの考え方は人それぞれだけれど、無知よりも傲慢さが招く事態が一番怖いなと思った。とってもリアルです。
読了日:1月28日 著者:加門七海
あたらしい結婚日記
の感想
東京日記から読み返すと、実はあの頃も、かなりお悩みだったんだなと感じる。何より、経営者としての苦悩が見え隠れしていて、タイトルよりもそこが気になって仕方なかった。ご主人との出会いはかなり赤裸々に綴ってある。結婚おめでとうございます!!
読了日:1月28日 著者:服部みれい
かの名はポンパドール
の感想
運も良いけれど、とても頭が良い。表面上は優雅に、かつ根回しよく。そのセンスが凄い。『ポンパドール夫人』というひとつの会社を経営していたかのよう。肖像画、美しいです。
読了日:1月28日 著者:佐藤賢一
高峰秀子 夫婦の流儀 (とんぼの本)
の感想
夫婦ともに、相手の時間を奪わないように、仕事もプライベートでも一度たりとも遅刻をしなかった。こういう小さな積み重ねが人を作り上げるのだなと思った。読みながらいろいろと振り返って反省。『結婚』への強い想いを、静かに思い出させてくれる。
読了日:1月21日 著者:
「最高の離婚」のつくりかた──The Best Divorce
の感想
カラリとしたタイトル。離婚をしたくない人~すでに離婚した人まで、順を追っての人生相談。弁護士によってアドバイスが全く違ってくるので、いろいろなモデルケースとして参考にしてみてもよいかも。
読了日:1月21日 著者:岡野あつこ
生霊の如き重るもの (講談社文庫)
の感想
刀城言耶シリーズの短編集。若き日から変わらず、優柔不断というか、結論がなかなか出ない。トリックの真実を追求するよりも、阿武隈川先輩はじめ彼を巡る人々を見ていくのが面白い。
読了日:1月18日 著者:三津田信三
首無の如き祟るもの (講談社文庫)
の感想
山深い村の旧家。その村には首無の化け物がでるという。読んでいる最中は、昭和の薄暗さにどっぷりと浸かり、トリックよりも親族同士の腹の探り合いにゾゾっ。
読了日:1月18日 著者:三津田信三
大原御幸 帯に生きた家族の物語
の感想
帯を生業とした家に生まれた一人娘とその婿。別れた夫婦の愚痴を両方から聞き取ったようなお話。ドロドロの一方手前なのは、どちらもある程度裕福な老後だからでしょう。
読了日:1月18日 著者:林真理子
はっか油の愉しみ
の感想
石鹸生活に挫折している最中ですが、家で眠っているはっか油の良さを再確認。いろいろなレシピが書いてあるけれど、どれも簡単&使ったときの気持ちよさまで、香りとともに漂ってくる。はっか油、気負わず使おう。
読了日:1月18日 著者:前田京子
アーミッシュに生まれてよかった (児童図書館・文学の部屋)
の感想
兄弟間でのラジオを巡っての逡巡や、自分と違う宗派の友達とのつきあいのかなで、アーミッシュという生き方を自覚していくケティ。アーミッシュの実際の暮らし、タイムスケジュールも少しだけのぞくことができる。
読了日:1月18日 著者:ミルドレッドジョーダン
経済は「お金の流れ」でよくわかる: 金融情報の正しい読み方 (徳間ポケット)
の感想
経済初心者ですが、本当にわかりやすく、興味深く書いてくれている。とりあえず、今月のオバマ大統領の一般教書演説をチェックしよう。日本のメディアと、海外の違いも含めて比べてみよう。
読了日:1月18日 著者:岩本沙弓
桐谷さんの株主優待生活 (単行本)
の感想
六本木の交差点でお見かけしました。自転車で颯爽と駆け抜けていかれました。早かった。そして、桐谷さん忙しいなぁ~。
読了日:1月18日 著者:桐谷広人
アースダイバー
の感想
古代語で岬を「サッ」と言って、聖なる土地とみなしていたらしい。古代から伝わるように、いまでもそこには神社やお寺があったりする。地図と重ねるとあら本当。なんて面白いのだろう。
読了日:1月18日 著者:中沢新一
これでわかった!!値段のカラクリ
の感想
原価を推測していくのが、面白かった~。
読了日:1月18日 著者:金子哲雄
ラクしてハッピー! あな吉さんの「ゆる家事」レッスン (単行本)
の感想
自分の性質と、夫、子供の性格をしっかり把握して、どうやってノセるか。家族ひとりだけが我慢をしなくて済むように。『明日の自分にちょっと親切に』というのが一番気に入った。
読了日:1月17日 著者:浅倉ユキ
50歳になると、35歳に見える人と65歳に見える人がいるらしい! ?―アラフォー過ぎの「きれい」を作る「食」「運動」「メンタル」
の感想
すっきりした自宅公開も見られて、おふたりのファンならいいかも。タイトルが素敵だと思ったのに、内容はスカスカでちょっとがっかり。
読了日:1月17日 著者:タカコ・ナカムラ,上大岡トメ
満月の道: 流転の海 第七部
の感想
房江の心がどんどん強くなっている。房江がひとりで一泊するなんて、物語始まって以来、初めての快挙では。伸仁も大きくなって、投げ飛ばしたい人物がまさかの彼とは、あっぱれ。そして、あとがきで戦慄。まだ続くのは本当にうれしいけれど、どうか、暗い影が広がりませんように。熊吾が健やかでありますように。祈りながら、本を閉じた。
読了日:1月8日 著者:宮本輝
夢のなかの魚屋の地図
の感想
『誰よりも美しい妻』は、荒野さんのお母様から生まれた物語だったなんてびっくり。『静子の日常』にも同じような雰囲気があり、両方ともとても好きな作品なので。それを踏まえたうえで、家族の話を読むと、裕福で品のいい昭和の家庭が浮かぶ。
読了日:1月8日 著者:井上荒野
風花
の感想
長い時間をかけて、婚姻関係が壊れていることを確認していく妻:のゆり。多分、決心は最初についていたけれど、ケリをつけるのにはこれだけの時間が必要だった。実は、最後まで再読だと気がつかなかった・・・。
読了日:1月8日 著者:川上弘美
図解 はじめての資産運用 (お金のきほん)
の感想
とても分かりやすい。基本は大切。新しい発見がある。
読了日:1月8日 著者:
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