2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
宮尾登美子さんの自伝4部作
「櫂」「春燈」「朱夏」「仁淀川」が良かった。
著者が誕生する
その前からの話なので
一世紀近い年月が経っていますが
そのころの日本の色彩豊かなこと。
南国土佐が舞台ということもあり
人の個性も強烈です。
いつかもう一度、時系列をたどって
順番に読んでみよう。
面白かった![]()
バブルの死角 日本人が損するカラクリ (集英社新書)
の感想
経済オンチにも理解できるように、分りやすく書かれているし面白かった。消費税のカラクリに、時価会計を導入した理由。輸出還付金の名の下に、消費税が一部の輸出企業に還付されているのは、もっと広く知られてもよいのでは。その成り立ちを責めるとかではなくて、もっと日本全体の資産を守るための方策を、皆で考えられたら良いのに。
読了日:12月31日 著者:岩本沙弓
ミサコ、三十八歳 (ハルキ文庫)
の感想
仕事ができる38歳、独身ミサコ。愛猫あーちゃんは太り気味。彼女がこぼす愚痴はどれも、ごもっともとしか言いようがない。
読了日:12月31日 著者:群ようこ
かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
の感想
そんないきさつでお店をGETしたの?!という舞台裏が分って面白かった。映画は何度もリピートしているけれど、原作の雰囲気をとても大切にしていたのですね。相乗効果で楽しめました。
読了日:12月31日 著者:群ようこ
出口のない楽園 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
の感想
どこか不幸な女たち。関わらないほうが良いものに、ついつい引き寄せられてしまうような。幻想と妄想、生と死が入り混じっていて、その境目で漂っている感じ。
読了日:12月31日 著者:岩井志麻子
SELF CLEANING BOOK2 自由な自分になる本
の感想
最近、自分の『負』の感情をもてあまし気味なので、なにかヒントがないかと思って読んでみた。読む時期によって、自分のアンテナにひっかかる部分がかなり変わってくるんだろうなと思う。とりあえず、ホ・オポノポノはやっぱり気になる。
読了日:12月31日 著者:服部みれい
ジプシーにようこそ!
の感想
あるものは皆で分け合い、「自分のもの」というケチ(?!)な概念がないジプシー。お土産はいきなりばら撒かれ、お金があると思われてボラレ、嘘をつかれ・・・。旅の始まりはちょっとガッカリだけど、陽気な家族と知り合って、どんどんジプシーの魅力にはまるてるこさん。ジプシーへのゆるい憧れはあるけれど、私だったら魅力に気が付く前に逃げてしまうわよ。そんな彼らを楽しめるてるこさんの大らかさって、美徳だと思う。
読了日:12月31日 著者:たかのてるこ
「あと5キロ」をやっつけろ!!池田のダイエット大作戦
の感想
とりあえずこんにゃくはしっかり下茹でして、美味しく食べよう。こんにゃくレシピへの情熱はいただきました。
読了日:12月31日 著者:池田暁子
悪の教典 下 (文春文庫)
の感想
勝手に感情移入して、期待していた生徒があっさりと殺されていくのは、読んでいてキツかった。でも、ハスミンの完ぺき主義ってやっぱり努力家だ。と、変なところで感心してしまった。方向性はとんでもなく間違っているけれど。
読了日:12月31日 著者:貴志祐介
悪の教典 上 (文春文庫)
の感想
頭が良くてイケメンで爽やかなハスミン(このニックネームもあざといっ)。目標を達成するための努力は半端ない。近くにいたら騙されていることにすら、気が付かずに殺されそうです。
読了日:12月31日 著者:貴志祐介
源氏物語 巻五 (講談社文庫)
の感想
髭黒の大将は、玉鬘のことがいとおしくてたまらない。でも、その純真すぎるところがうっとしがられて気の毒。そんな中、夕霧の恋が実ったのはハッピーだなぁ。
読了日:12月31日 著者:
日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法
の感想
アベノミクスに乗り遅れ、NISAも出遅れてますが、ひふみ投資に興味があったので一読。一昔前は、カリスマは美容業界から出るものだったけれど、今は投資の世界にいるんだなぁ・・・。と、思いつつ。
読了日:12月6日 著者:藤野英人
暮らしは、ちいさく ~シンプル生活と「私らしさ」を両立するヒント
の感想
審美眼を養うには良いものを沢山見ること。というメッセージに尽きる。何を見ていいのか分らない私は、本を見る。もっと写真をみたいな。
読了日:12月6日 著者:大原照子
仁淀川 (新潮文庫)
の感想
満州から、ボロボロになってやっと帰国した綾子たちを待っていたのは、姑:いち。彼女の猛烈な働きっぷりといったらもう・・。帰国翌日から働かされる息子と嫁。いち、凄すぎる。『人並み』が好きないちは、綾子の実家から箪笥が届かないことが不満。って、中に入れる着物もろくになく、着るより食うほうが必死な時代に箪笥って・・。『戦火でも燃え尽きなかった田舎の因習』は根深い。でも、昔の日本にはいちのような、逞しく生命力に溢れた人が沢山いたんだろうな。
読了日:12月6日 著者:宮尾登美子
朱夏 (新潮文庫)
の感想
出産後すぐに乳呑み児を抱えて、満州へ渡った綾子が、開拓団の師弟教育を任された夫とともに、終戦をむかえ日本へ引き揚げてくるまでの自伝的小説。故郷を捨てて、新天地満州へ希望をつなげてやってきた開拓団が、引き揚げまでの約一年半を難民として、ボロボロになりながら過ごす。御嬢様だった綾子が少しずつ逞しくなっていくと同時に、元教師たちの大人気ない人間性も露わに。難民生活では空腹はもちろん、仕切りがなく常にお互いを監視ししあうような、夫とさえ私語ができない窮屈さに、私も思わず叫び出したくなってしまった。
読了日:12月3日 著者:宮尾登美子