2月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
ブーリン家の姉妹を発端に
すっかりチューダー朝に
夢中になりました。
6人の妃をもったヘンリー8世。
2番目の王妃アン・ブーリンを
5番目の王妃キャサリン・ハワードを
斬首刑に処したという・・・。
20年余り続いた
最初の結婚を無効にしようと
法や信仰をひっくりかえしてまで
再婚してから
徐々に裸の王様になっていったようです![]()
悪しき遺産 (下) ブーリン家の姉妹4 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)
3番目の王妃アン・オブ・クレーヴがどれほど細心の注意を払って、ヘンリーの狂気から逃れていたのかが手に取るようにわかる。映画がきっかけで、まさに手に汗握りながら、夢中になってこの世界を楽しませてもらったので、4部作を読み終えた今はちょっと寂しい。DVDのドラマもみちゃおうかな。
読了日:02月26日 著者:フィリッパ・グレゴリー
悪しき遺産 (上) ブーリン家の姉妹4 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)
2番目の王妃:アン・ブーリンの義姉ジェーンが登場。彼女は最初の王妃の時代からずっと王妃の近くで仕えている、暴君の王:ヘンリーが支配する宮廷では強運の生き残り。そして、3番目4番目の王妃が迎えられる。4作目になっても面白さは失速せず。ハンサムな王だったヘンリーが巨大化して、便秘がちなうえに屁ばかりするなんて、あまりの変わりように・・・。すぐ下巻が読みたいっ。
読了日:02月24日 著者:フィリッパ・グレゴリー
めくらやなぎと眠る女
何度も読んでいる話もあるのに、まったく色褪せない。ひとつひとつの物語が『遠く』まで連れて行ってくれる。とても濃い短編集。「偶然の旅人」やラストの「品川猿」では普段、蓋をしている心の隅っこを揺さぶられるような感じがして、本を味わう楽しさを再確認。こういう体験ができると、本を読むことができる嬉しさを実感する。
読了日:02月24日 著者:村上春樹
南極料理人の使いきりレシピ
「焼き魚じゃ心の隙間が埋まらないんだよ・・・」そんな隊員の言葉から、料理人が考えたアレンジは?!もう、南極でのエピソードが可笑しくて、エッセイとしてのほうが楽しめるなぁ(失礼っ)。もちろんレシピとしても使えます。おからの使いまわしなんて最高。
読了日:02月24日 著者:西村淳
翻訳のさじかげん
最初の「食」にまつわるエッセイからぐいぐい引き込まれて、そのまま著者の雑学の世界へ。辞書を引くマメさと同じくらい、ユーモアも混在しているのがさすが。文楽や骨董についての話も面白く、「牡丹灯篭」を最後まで聞いてみたくなった。
読了日:02月24日 著者:金原 瑞人
高峰秀子の流儀
「興味ない」「めんどくさい」「どうでもいい」この言葉を、清々しく使える人ってそうそう居ない。自分の功績についてまったく語らない(興味ない)という高峰さんに、著者はまるで少女のようにまとわりついていている。ある程度、人生経験も豊富な人をここまで無防備にさせる『高峰夫妻』ってすごい。ラストの高峰さん言葉は「こだわらない」。う~ん、深いです。
読了日:02月18日 著者:斎藤 明美
おいしい人間 (文春文庫)
食べることが大好きで、とってもお茶目な方なんだなというのが伝わってきます。内田百閒さんへのファンレターのお話なんてユーモアがあっていいなぁ。
読了日:02月18日 著者:高峰 秀子
ブーリン家の姉妹 3 宮廷の愛人(下) (集英社文庫)
王の座を狙うロバートとないがしろにされるその妻エミリー。彼女は最期まで可愛らしさを感じさせる人で、つりあわない結婚の哀しさが読んでいて辛かった。なんといっても、エリザベスの『自分第一』の姿勢はもう見事としか言えない。恋に落ちながらも反射神経のように、いつでも保身を考える。こんな複雑怪奇な美女につかまったら、ロバートも人生狂わされて当然だわ。最初は逆のはずだったのに。そんな女王に振り回されて、下巻は面白さが倍増でした。
読了日:02月17日 著者:フィリッパ・グレゴリー
銀座開化おもかげ草紙 (新潮文庫)
江戸から明治への移り変わりを受け入れて、うまく時代の波にとった兄と、その身代わりの早さに違和感を感じる主人公。一見、華やかにみえるこの時代だけれど、こんな悶々とした気持ちを持て余す人も多かったのでしょうね。そんななかで比呂さんの1本筋が通った姿は見事。
読了日:02月17日 著者:松井 今朝子
不恰好な朝の馬
そっと隠しているつもりの秘密ほど、なにかの拍子にあからさまに見えてしまう。。喫茶店の店主:千早は妙に色っぽいくて、彼女の今後が気になってしまった。
読了日:02月15日 著者:井上 荒野
ブーリン家の姉妹 3 宮廷の愛人(上) (集英社文庫)
若いエリザベス女王との遊戯にふけり、出世欲に取り付かれるダドリー。田舎の農場を愛し、小さな幸せだけを望む妻エイミーとは、価値観がちがいすぎる。真実を見ようとしないエイミーもおろかだし、ダドリーの滑稽なまでの野心にもうんざり。
読了日:02月14日 著者:フィリッパ・グレゴリー
セカイのきんぴら
副菜を「きんぴら」と総称していろんな国の味を集めた本。レシピの行間から、それぞれの家庭の匂いや味、はたまた忙しさなんかも伝わってきて面白いな~。
読了日:02月12日 著者:飯島奈美
女たちは二度遊ぶ
忘れていたはずの記憶から、『なんとなく引っかかる、気になる女』が、ふとよみがえってきて、ちらほら懐かしい顔が浮かんできた。読みながら遊び、自分の記憶でも遊んでみた。
読了日:02月12日 著者:吉田 修一
愛憎の王冠 (下) ブーリン家の姉妹2 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)
メアリー女王の孤独と絶望を教訓に、道化のハンナは自分の幸せを、ユダヤ人として庶民としての幸せを掴み取っていく。ハンナの結婚生活で書かれた嫁・姑・小姑との諍いはとってもリアルだった。そりゃ逃げ出すわ。でも、物語はそこで終わらない。後半は物語の流れが速く、手に汗握りながら一気に読了。
読了日:02月12日 著者:フィリッパ・グレゴリー
愛憎の王冠 (上) ブーリン家の姉妹2 (ブーリン家の姉妹) (集英社文庫)
予知能力をもつハンナは道化として宮廷にあがる。ユダヤ人であるということを隠して生きる彼女の目を通して、メアリー女王とアン・ブーリンの娘エリザベスの冷たい確執が描かれる。上巻のメアリー女王は理知と行動力にあふれた愛すべき人物。そんな彼女がブラッディ・メアリーと呼ばれるようになるなんて。
読了日:02月10日 著者:フィリッパ・グレゴリー
おいしさの秘密がわかる スイーツ断面図鑑
なんて素敵なツボをついているのかしら。そうなのよ~断面が見たかったのよ!!と身悶えてしまった。ゴルゴンゾーラのチーズケーキ、食べたいっ。
読了日:02月05日 著者:猫井 登
「世間」の捨て方
明日への不安が抑えきれなくなったときに目に付いた本。現状、無職を抱える身としては、もうこの社会から降りてしまおうと思ったりもする。確かに、うまくいかない日々を「明日できることは明日」と笑ってすごすことが家庭を運営する上で大切なのは身にしみているし、もう、そうするしかない。ただ、清潔な衣服と住居、最低限の食事だけは守りたいと思う。まだまだ、煩悩にとらわれておりますな。
読了日:02月05日 著者:ひろ さちや
ブーリン家の姉妹 (下) (集英社文庫)
宮廷の人々、王妃や王の愛人でさえも「自分のものはなにひとつない」そんな窮屈な生活だなんて。底冷えするような日々のなかで、世継ぎの息子が産めないアンはどんどん壊れていってしまう。ブーリン家最後の娘になってしまったメアリーの晩年はどんな暮らしだったのでしょううか。
読了日:02月02日 著者:フィリッパ・グレゴリー
ブーリン家の姉妹 (上) (集英社文庫)
美しい姉妹、アンとメアリーのうち、どちらが王の寵愛を受けるのか?ブーリン家の上昇志向やアンの気性の激しさに辟易させられながらも、夢中になって読みふけった。文章も読みやすく相関図のおかげで、登場人物がわかりやすいのが嬉しい。ひとときの現実逃避のつもりが、すっかりこの時代の虜になってしまった。
読了日:02月02日 著者:フィリッパ・グレゴリー
マザコン (集英社文庫)
母との関係が連なる短編集。『母』をひとりの人間として、そして女性として受け入れなければならない瞬間の、寂しさと恐怖がじわっとにじみ出ている話が多い。その事実を、受け入れないまま、見ないフリをして生きていくのもアリ。どちらにせよ母の影響は強し。
読了日:02月02日 著者:角田 光代
僕は秋子に借りがある〈森博嗣自選短編集〉 (講談社文庫)
現実と幻想とが入り混じっていて、どこへ連れて行かれるのか不安になる感覚が味わえる。お気に入りは『キシマ先生の静かな生活』。物悲しい結末と思ってしまうのは凡人だからでしょうか。
読了日:02月02日 著者:森 博嗣