8月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
『食べテツの女』が面白かった。
好奇心と鋭い観察力。
テツの本なのに、宝塚への愛も感じられるという
趣味と実益を兼ねた、熱い文章。
その、バランスがいい![]()
そして、確かにニューデイズでは
びっくりするぐらい
ボリュームのあるサンドをみかけますね![]()
スウェーデンの田舎暮し―リューエダール日誌
宣教師の夫と一緒にアジアを中心に、教会の活動をされてきた著者。人生後半で定住を考えた時に浮かんだのが夫の故郷スウェーデン。みんな大好きIKEA詣でのことから、税金・福祉・住居、そして政治。日常に纏わる社会の成り立ちが、ちょっと硬質な文章で綴られている。タイトルと表紙から想像するよりも、内容は遥かに視野が広い。
読了日:08月29日 著者:林 みどり,ボ・ハレングレン
食べテツの女
テツですが、電車への愛情表現という名の知識の羅列は一切無し。溢れる愛情の行く先は、駅弁とニューデイズと、駅ナカ食(もちろん立ち食い含む)と宝塚に注がれる。食いっぷりもよくて、スパッと爽やかな文章に惚れた。なんだか著者のことを好きになってしまいそう。
読了日:08月29日 著者:荷宮 和子
池澤夏樹の世界文学リミックス
『世界文学全集』へ突入する勢いづけに読んでみました。夕刊フジ連載だったためか文章がくだけていて読みやすい。読んだけれど、実は味わっていなかったという作品も発見できて、愕然としたり。知らなかった世界への扉を開けてもらいました。あとは飛び込むだけです。
読了日:08月29日 著者:池澤 夏樹
ジェイン・オースティンの思い出
19世紀初頭の暮らしは予想以上に質素だったそう。ジェインのユーモアにあふれた手紙も載っていて、人となりを覗き見るようで嬉しいような、気恥ずかしいような。
読了日:08月22日 著者:J.E.オースティン = リー
雪ひらく (文春文庫)
30代後半以降の女性を、本当に魅力的に書く人だと思う。老いと若さのシーソーを上手く表現しつつも、過剰な美化をしない。深夜のスーパー前でバナナを食べる人妻の話が、妙に好き。短編集なので6人の女性が登場するけれど、彼女たちの残像がずっと頭に残る。
読了日:08月19日 著者:小池 真理子
花芯 (文春文庫 116-3)
半世紀前、スキャンダラスすぎて発表後に文壇から締め出されるきっかけとなった「花芯」。確かにつつましやかな主婦が娼婦に・・・という内容や、得体の知れない『性』への欲望、その描写は衝撃だけれど、これ受け止められないなんて、なんてつまらないんだろう。黙っているのは女性の優しさなんだけれど・・・。な~んて。恩田陸「三月は深き紅の淵を」から気になっていた「ざくろ」も収録されていて、とっても充実度の高い一冊でした。
読了日:08月19日 著者:瀬戸内 晴美
みんなの「おしり相談室」 スッキリ出れば、人生しあわせ!
男女の身体の違いや体質による運動・食事まで、取り入れたいことがいっぱい。朝の白湯が美味しく感じられるようになる日はくるのでしょうか・・・。(身体からアーマ=毒がなくなると、美味しく感じられるそう)
読了日:08月19日 著者:蓮村誠
新版 休みの日には、コーヒーを淹れよう。
この本を読んでコーノ式を購入。家でのお茶時間がますます充実しそうで嬉しい。時々パラパラとめくっては眺めている。
読了日:08月16日 著者:狩野 知代,藤原 ゆきえ
夏の吐息 (講談社文庫)
読み終わった後、しばらくはこの短編集の気配が離れず、物悲しいような余韻に包まれた。夕暮れの陽射しが翳っていくような感じ。
読了日:08月11日 著者:小池 真理子
暗い抱擁 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
お城に住む美しい娘イザベラ。目の前におこる事実だけを、淡々と傍観者のように眺められる不思議な女性。賢いのか馬鹿なのか、彼女の心が掴めない。でも、妙に魅力的。
読了日:08月11日 著者:アガサ・クリスティー
昭和ごはん 作れる思い出レシピ
レシピ本というより、下町の職人さんたちに『子供の頃の食事の思い出』を尋ね歩いたインタビュー集。『食』の記憶にはいろんな情景がまとわりついてくる。そこが面白い。昭和は長かったんだなぁ・・・と改めて実感。
読了日:08月11日 著者:瀬尾 幸子
カレーソーセージをめぐるレーナの物語 (Modern & Classic)
人には自分の人生の中で、一番語りたい時代、というものがあるんじゃないかなと思う。レーナが丹念に語るのは、カレーソーセージとは関係ない出来後のように見えるけれど、そんな『時代』を経たからこそできあがったのがあの味(想像ですが・・・)。誰にも、カレーソーセージに象徴されるものがあるのかもしれません。ちなみに、レーナの作るカレーソーセージは、想像していたものとは全く違うものでした(*^_^*)
読了日:08月04日 著者:ウーヴェ・ティム
愛の重さ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
しっかり者の姉とチャーミングな妹。「あなたのために良いと思って・・・」その心の裏にある、後ろめたさ。受け取るばかりの愛が、決して幸せと結びつかないことを、年月を重ねながら丹念に書かれている。最後に少し背筋が寒くなった。
読了日:08月04日 著者:アガサ・クリスティ