この6月は、自分史上初の入院と手術がありました。

肺がん検診で初期の肺腺がんらしきものが見つかり、それを切り取る手術のために入院したのでした。

入院・手術することは2月には決めており、仕事は2週間休むつもりで前々から周りの方々にもご協力いただいてきました。が、やはり入院直前になると終わらない用事でバタバタし、「早く入院して休みたい」などとぼやく始末。

いざ入院してみると、すぐ翌日から刺されたり切られたりして、休むという感じでもなかったのですが…。

 

しかし運よく、私が割り当てられたベッドは大きな窓のそば。術後の痛みで寝ている日でも、明け方には空が明るくなり、やがて日が暮れて夜の帳が下りるのを感じながら過ごすことができました。

 

退院の前日は、きれいな夕焼け空でした。あかね色からコバルトブルーのグラデーションに染まる空、遠くに層雲が垂れ込め、近くをちぎれ雲がびゅんびゅんと飛んでいきます。

そのころには大分元気が出ていたので、手をつけられずにいた句会の宿題「夕焼」ができました。

「病棟の窓に夕焼雲のショー」


「夕焼」は、夏の季語なのだそうです。通年見える現象ですが、夏の夕焼けはことのほか美しいのだとか。梅雨時ですっきり晴れない日が続きますが、雲まじりの夕焼けも面白く、きれいなものですね。以上、6月のできごとでした。