288) 雑多な空間がもたらす心地 | わたしとあなたと、あなたとエッセイ。

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400字の日記を365日間、書きました。

 

【2019年5月23日(木)】

 

カフェで読書をしていた時のこと。

 

隣に座っていた、スーツ姿の男性が、突如喋り出した。

 

「どうも、お世話になります。株式会社~の、~です。」

 

パッと横を見ると、彼は、電話をしていた。

 

イヤホンで音楽を聴きながら本を読んでいたのだが、その声に気をとらえ、曲が入ってこなくなった。

 

カフェに於いてはよくある話だ。

 

 

ところが、その声があまりに大きく、また、長時間続いたものだから、ちょっとイラっとしてしまった。

 

と同時に、一つの疑問が浮かんだ。

 

「同じ話すでも、カフェ内の友達同士のおしゃべりは許せるのに、なぜ電話はイラっとするのか」

 

 

単に僕が寛大でないだけなのだろうか。

 

でも、少なからず、自分の中では、この二つの間に何らかの境界線が引かれているということだ。

 

 

礼儀?

 

一方の話しか聞こえないから?

 

きっと、その2つに違いがあるとすれば、そんなところだろう。

 

 

ということも含め、自分の部屋では演出できない、雑多な空間がなんだかんだ心地よかったりする。

(408文字)