非常勤講師にとっては授業は実際は明後日からだが、明日始業式は講師室でひっそりとしていることにする。専任とか担任とかにとっては非常勤講師は静かに、でじゃばらずに、黙って、与えられた仕事を迷惑かけずにすること、しかも、手を焼かせないことが求められる、ということが定年退職後この十年、講師を続けてきて痛感している。階級意識が支配しているのだ。頭が高いぞ。というわけで、これは、公立私立にわたって、成立する教員の下位意識構造なのだ。

分かっているから明日は、狭い講師室の名がテーブルで、雑用をかたずけよう。ベテランの講師の人は明日は顔を出さない。

電車で池袋と新宿を通って一時間15分かかるのが往路。帰路は、バス停から45分かかって、家から25分くらい歩くとこでバスを降りる。

給料は時給制で、約1400円。学生アルバイト並み。でもこれで孫たちに贈り物ができるのだし、ディメンシア防御には、細かいことをあれこれとつなぎ合わせる雑用が向いているし、往復の運動量はやく6000歩。弁当と言ってもおにぎり一つだし、帰りのバスはほぼ座れるし。まいっか。

楽しみは、授業中手を挙げて質問や意見を言ってくれる生徒が5人くらいいること。生徒は全体に規則で縛られ、教員も縛り縛られ、で全く自由ではないが、若い魂に接するのは楽しい。

さ、体中が、なんだかかゆいが、寝るとするか。