セラクコーチの筋力トレーイング班長を批判して、23項目もの要望書を出し昨年から調子を落とし、今年の大会では予選敗退もあったというのに、パリオリンピックでは、誰も寄せ付けない65メートル越えを1回目にたたき出し、数年来のオリンピックチャンピオンの座を手に入れた満面笑顔と涙でくちゃくちゃの顔が最高だった今日のやりなげ。
母が、スポーツ選手では暮らしていけないから普通に学校を出て種植してほしいと願ったのを大学進学を機にやり投げ一本になった途端、日体大のコーチがやめてしまい、怪我も重なってどうしようもな田舎、単身チェコに渡って修行をして6年目。すごい精神力。その気力がすごい。
JALが後援してくれるとはいえ、これから先の長い人生はたして収入はどうなるのかと心配になるが、やり投げでは、解説者としては暮らしていけないし、誰か金持ちが支援してくれないかなあ。
最後に記者が、70メートル越えの夢は来年東京の世界選手権で成し遂げてくれといった途端、もっと早く実現します、五きっぱり言い切ったところなど、北口選手躍如。いいねええ。