振り返ってみれば、亡くなった父も、施設で98歳になった認知症最悪の母も、笑顔で、僕等夫婦を救ってくれた。新婚当時金がなくて、子供が二人出来て、風呂に入れてもらったり、食事をもらったり。

それとおなじことを50歳近くになった長男と、結婚しないでサムライダーなるモノをユウチュウブでやっている三男に、毎月、お金を送っている。来年3月までは今の仕事があるから大丈夫だが、4月からの仕事がないと、心もとない。年金だけだとうまく回らない。

年明け、就職活動に本腰を入れ、2月が終わるときまでに公立校が決まらなければさらに手を広げて、私学でも、何でもやろうと決意しているこの英語職人老人は、それでも、まだ、体の機能が致命的な不具合を起こしてはいなさそうだから、職人魂で、生き延びていこうと思っている。

高校時代以来の旧友は、心臓の薬が手放せないし、車ももう運転しない。庭の手入れと、犬の散歩だけ。元関東学生連盟の合唱団の幹部だった男がもう歌う気がおきないと、自分を笑っている。ましかたないさ。彼の両親とも心臓病で亡くなっているし。

僕の長男は、50に近付いた介護職人だが、奥さんが今悩みの種で、それを気にした僕の孫は、この間、ジイジ、相談があるんだけど、と、両親の不和を感じ取っている様子。言葉を尽くして、大丈夫だと安心させたつもりだが、あの子はせんさいだからなあ。夜走るのが気晴らしだと言うから、2則専門店で靴を買った。友達がバトミントンクラブに入っているから自分もと言うので、ラケットとシューズをプレゼントした。店の専門家から、痩せすぎだと言われて、プロテインを買ったが、太らないだろうなああの子は。

元旦の雑煮会にはきてくれるだろうから、そのときまた、また話を進展させよう。今日は寒いし、雨が降りだしたし、明日は、4コマあるし。咳は出るし。

まいっか。命大丈夫さ。大丈夫さ。