やっぱり、トランプなんだよね。
いや、アメリカ観、欧米観、というべきか。いや、西洋崇拝の日本人論というべきか。
「俺みたいな金持ちのテレビタレント有名人は、女なんでいくらでも自由になるさ」と言い放って、大統領になった不動産王の二世が、おやじの金で、共和党のてっぺんに登り詰めて数年。
ワシントンポスト紙が、大統領在任中の4年間で、2000を遙かに超える、虚偽発言をトランプ検証として、報道を続けたが、その男は、今も、アメリカ選挙民人口の半分近くを支持層にしている。トランプ信者達だ。
新型コロナ対策で、迷走を続けて、40万人以上のアメリカ人が感染死したのに、再選大統領選でも、あと、数百万票というところまで、バイデンに迫った。ロシアマネーを、うまく使いながら、娘婿に大金を稼がせるという作戦もうまくいったし、自分の経営するホテルやゴルフ場を、連邦政府予算がつかえるようにしたし、自分のビジネスを、大統領権限で、宣伝させ放題だったし。カナダや欧州の首脳達が、あごがおちる、と言う英語の表現通り、あきれ果てる馬鹿らしい発言を繰り返したのに、アメリカ人選挙人人口の半数近くが、この男を大統領にしたいと思ったのだ。今現在でも。
どんな人達が、トランプを支持しているのか。そのドキュメンタリーを書いたのは、横田増生と言う名前の、ライターで、2020年、ほぼ一年にわたる、取材の結果を、著作に表した。
金成隆一の岩波新書も、昨年まで2冊を数えている。
ウッドワードの翻訳も、すでに、2冊。
概観すると、もう、アメリカ崇拝は、やめなければいけない、とつくづく思わされる。大統領職に4年間君臨した男の愚劣さだけではなく、彼を、今もなお半数近くのアメリカ人が支持し、共和党の立候補者は、ほぼすべてが、この男の支持を得たいと願っているという現実。
日本はさあ、もうさあ、欧米崇拝をやめないか。少なくとも、アメリカ拝跪はいけないのではないか。何十年もかかることだけど、アメリカ崇拝はねええ。もういけないよ。僕等の子孫が、誠実さ、公正さ、他者への尊敬、などという失われつつある、美徳を、完全に見失わないうちに、なんとかしないと。
