学校によっては、こんなバラバラのところもあるのだろう、とあきれかえる日々。ただ一人、一番若いと思われる人だけがまともな対応をしてくれる。代打でいきなり学期途中に入り込んだのだから、たまらない。何も分からないのだ。テキストも授業が始まる2週間前だったか。

ボスの人がまた変わっている。提出した定期試験問題を、ボスが点検する決まりになっているのだそうで、ご苦労なこった、と思っていたらとんでもない。印刷屋まがいの細かいスペースまで、朱をいれてここ直しておいてくれと言う。第4校まで直しを入れたら、今日は最後っ屁で、並べ方を変えて暮れだと。

別の科目を教えている人が、習いだからとばかりに平気で、僕のところに欠席字数と定期試験問題を投げ出していく。間違ったらどうするのだろう.気にしないのだ。しかも、印刷お願いしますとか、出欠席処理をお願いしますとかも一言も言わないのだ.慣例だから、それに従っているまでという風情。

他の専任は口もきかない。

一番若い先生が丁寧に何でも手伝ってくれる。しかもリスニングテストのために放送機器の点検も生徒が帰った後やってくれるという。

他の大学を受けたいという生徒のために、一人一人、生徒に先生がつく。僕はどうなってんの。40人を5クラスですよ。時給1300円で。学生アルバイト並み。

でも生徒が肉らしくも可愛いから門を出るときは疲労困憊ながらも、巡り合わせでここに来たことを感謝しているけどね。来年3月になったら、どうなるのだろう。体力続く限り、高校で教えていたいのでまた探そう。