昨日の試合はキックオフが18時
この場合いつもなら昼過ぎにスタジアムに行きます
スタジアム前にある芝生広場でボール蹴ったり出店で買い物したり
しかし昨日は指定席券&駐車券を入手済みやったんで16時に出発
ハーバーランド付近で1台のバスに遭遇
おぉ!
これが幸運にも選手バスでした!
ゴンタ坊主が「イニエスタ見えた!」と興奮
スタジアム到着
いつものあの「ゆる~い」というか良い意味でのマッタリ感はナシ(笑)
皆さん興奮気味でいつもと違う雰囲気を醸し出してました
17時過ぎからウォーミングアップが開始
みんなが待ちに待ったスーパースターの登場です!
当然スタジアムは大興奮&大歓声に包まれる!
ん?なんやろこの感じ?
失礼ながら運動出来ない子感満載(笑)
どんなスポーツでもプロ選手からは運動神経抜群感を感じるんですが
イニエスタの立ち姿からはそれが感じられません
上半身、下半身、頭の大きさ
バランスは決して良く見えない
しかしボール使用しての練習が始まると
美しい
不思議ですね!
ボール自体は同じなのにボールが描く軌道が柔らかい
ポルディとは真逆です(笑)
※
決してディスってるんではありません
アフリカ系の選手は見た瞬間から体が違う
農耕民族と狩猟民族の違いを見せつけられる(笑)
身体能力や体形が全く違う
それがイニエスタからは感じない
見た目ドンくさそうな感じを受けるし線も細いし小さいし
しかし世界一流中の一流の選手
そう!日本人がいつも言い訳にする「フィジカル」
ほんとこれはただの言い訳やな!と思いました
試合後半
遂にスーパースターが登場しました
イニエスタにボールが渡る度に大歓声が巻き起こる!
でもティーラトン(タイ人選手)が素晴らしいスルーパスを出しても静寂(笑)
まぁ昨日は仕方ない部分もありますが・・・
ハッキリ言って魔法の様な超絶テクニックを披露してる訳ではない
じゃあ何が凄いのかというと「基本技術」
スピード(足)が速い感じは受けない
ただ常にフリーで受けれるスペースにスッーと移動してます
そうする事によってプレッシャーを受けにくくなる
ルックアップが早いんで空間把握能力が高くなる
ボールを受けた瞬間に後ろからチャレンジに来た相手選手をサッとかわす
キョロキョロ見渡してないのに
頭の後ろに目がある?(笑)みたいな
トラップも柔らかく足元に収めるのは当たりまえ
トラップの時点で次の行動の方向に最適な角度・距離でトラップする
ボールを受けてから次の行動に移るのではなく
受ける前から常に次の選択肢を複数持ち
瞬時に判断した最適の行動に向けボールをコントロールする
これで得られるのはほんのコンマ数秒のアドバンテージでしょう
しかしそのコンマ数秒の積み重ねがあのパスを生むんでしょうね
そう「基本技術」が超絶なレベル
実はこの「基本技術」はゴンタ坊主が受けてるエリートプログラムで徹底的に叩き込まれてる技術です
DFが寄せて来た時に右に行くのか左に行くのか
その場合左右どちらの足でトラップするのか
そして走り込んだ味方にパス出す際にどちらの足に出してあげるのか
受け手もDFを見てどちらの方向にトラップするのか
常に複数のオプションを持ち瞬時に最適な判断を下す
その為にしっかり準備しておく
U-10世代でも求められるプレイスピード
(足が速い等ではない)
強く速い絶対に浮かさない質の高いパス
子供達距離があるとどうしても強く速いパス出そうとすると浮き気味
しかし少しでも浮くと指摘されます
もうゴンタ坊主も1年このプログラムを受けてますが
特別な事をする訳ではなく、ずっと基本練習が主です
(ゴンタ坊主頑張ってますが残念ながらそんなに上手な方ではない(笑))
元プロ選手のコーチが子供達に力説してました
いぶきの森での練習でもイニエスタは全く浮かない強くて速いパスを出す!
日本は彼から学ぶ事が沢山ありそうですね
WCCFプレイヤーの目の肥えてる監督の皆さん
TVとはまた違った目線・視点で見れますんで
近くのスタジアムで試合がある時は是非観戦してみて下さい