「今もさまざまなメディアで「免疫力をアップするには」ということが論じられています。そして、あるメーカーのヨーグルトを食べるといいなどといわれているのです。

 

では、免疫の基本となるのは、何なのでしょうか。

 

一言で免疫と言っても、どこから述べていけばよいのかわかりませんが、免疫反応の中心のひとつは、リンパ球なのです。このリンパ球が活発に働かなければ、免疫力はアップしません。

 

では、このリンパ球を活発にするためのエネルギー源 ( 栄養分 ) は何なのでしょうか。ここから説明していきたいと思います。実は生魚、生卵に多いグルタミンが、リンパ球を活発にするためのエネルギー源なのです。

 

つまり腸管免疫力を高めるために、一番意識して摂りたい成分は「グルタミン」です。

 

グルタミンは、タンパク質を構成するアミノ酸の一種で、私たちの身近にある食品では、生魚、生肉、生卵、発芽大麦などに豊富に含まれています。

 

小腸には免疫を担う全身のリンパ球の60パーセント以上が集中しています。その人体最大の免疫器官である腸を動かす栄養分となり、さらにリンパ球そのものの栄養分にもなるのが、グルタミンです。

 

そのため、体内のグルタミンが不足すると、免疫力も低下してしまいます。逆に、グルタミンを意識して摂っていると、病原菌の侵入などの異常事態が起こったときにも免疫機能が活発に働き、病気になりにくいのです。

 

大腸の最大のエネルギー源は、食物繊維が分解されてできる酪酸ですが、その次がグルタミンです。

 

つまり、グルタミンは小腸で一番目、大腸で二番目のエネルギー源となり、腸全体で見ると、「腸管最大級のエネルギー源」といえるのです。

 

ただし、グルタミンは40度以上の熱を加えると、成分が変性するため、生または生に近い状態で摂りましょう。」

 

松生恒夫「健康の9割は腸内環境で決まる」P129~138抜粋引用

 

食物繊維や発酵食品の摂取が大前提で

 

「卵かけ御飯」「牛丼に生卵」よろしく

 

一日2個くらい生卵を食べて

 

グルタミン補給してください

 

ということで

 

よろしゅうに

 

(※グルタミンは海藻類を非加熱で摂取しても補給できます。昆布や鰹節の「グルタミン酸」、うま味調味料の「グルタミン酸ナトリウム」とは別物です。)