グラスホッパーが面白すぎてマリアビートルを読みたかったんだけど、楽しみに取っておいて重力ピエロを読んでみた。
登場人物が泉水と春の兄弟。
父親違いの兄弟だけれども、弟は母親が犯罪に巻き込まれて生まれた子供。
春の父親が犯罪者。
それでも産むと決めた泉水の父。
未成年の犯罪者。
成人者と比べると守られるわけなんだけど、本当に心を入れ替えて大人になれる人はどれくらいいるのかな。
未成年じゃなくてもそうだけど。
母が被害にあって犯罪者の父親の子供として生まれた春と被害者の母の夫・息子である育ての父と義兄との仲が良いのがいいね。
最終的に春が犯罪者だった父親を殺してしまうんだけど、それで良かったなと思ってしまった。
このまま自首しなくて私もいいって思った。
その先はどうなるんだろう。
しかし夏子さんがねー、再び現れていたのはびっくりよ。