アーサー・ケストラー さん

アーサー・ケストラー(Arthur Koestler)

1905年9月5日生まれ、
1983年3月3日、77歳没。

ハンガリー出身のユダヤ人のジャーナリスト、小説家、政治活動家、哲学者。

1940年刊行、政治小説 『真昼の暗黒』(Darkness at Noon)
 タイトルは、ジョン・ミルトン の詩 「サムソン」 の一節「ああ、暗い、暗い、真昼の炎の中にいても……」から取られた。
 1950年、『眞晝の暗黒』岡本成蹊訳、筑摩書房
 2009年、『真昼の暗黒』中島賢二訳、岩波文庫


1967年、 『機械の中の幽霊』The Ghost in the Machine


1974年、『偶然の本質』(蒼樹書房)
 2006年、『偶然の本質』(ちくま学芸文庫)



1978年、『ホロン革命』 (Janus
 1983年、『ホロン革命』 田中三彦、吉岡佳子訳、工作舎
 ホロン(Holon)とは、
  物の構造を表す概念。
  部分であるが、全体としての性質も持ち、上下のヒエラルキーと調和し、機能する単位。
  全体を構成する要素がそれ自体、全体としての構造をもつ場合の、要素(部分)としてのひとつの全体。
  全体子とも言う。
  例えば、人体という全体を構成する要素(部分)である細胞も、各々全体としての構造、機能をもっており、ホロンであると言える。
  1967年、哲学者アーサー・ケストラーが著作『機械の中の幽霊』の中で提唱した概念で、
  ギリシア語で全体を意味する ὅλος holos に部分を意味する -on をつけた造語。


1983年3月3月3日、自身のパーキンソン病と白血病を理由に、安楽死推進団体の規定手順に従い、
夫人と共にバルビツール酸系薬(睡眠薬)を用いて服毒自殺。

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