何が次の不景気を起こすのか | Carlos Danger Is Here

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ヘイナーウ!

ヘイナーウ。今年の第三クオーター、大体終わりっす。米国の株価は、一進一退とゆー感じやったけど、9月は不調でしたね。

 

数日前のFOMCミーティングでは、金利は高い水準で長いこと推移する(金融緩和は当分ない)という見通しが示されまして株価に悪影響を与えたけど、これはまー想定内だったよねー。まーFEDの予測通り、1)経済(GDP)は堅実に成長して、2)インフレはノロノロペースで減速、3)高い金利を維持、とゆー感じでこの先一年くらい進むのだったら、株価は上値は重いけどそう崩れもしない、というふうに考えて間違いないのでは。

 

今年6月の頭に、一年後のS&P500指数のレベルは4900だ!とゆー予想をしたけど、今の段階ではこの見通しを維持していいと思うのよ。俺、FEDの見通しに文句をつけるほど、景気の先行きについてCONVICTIONないし。

 

しかし、米国経済は本当に堅調にやっていけるんじゃろうか。FEDの見通しは、ソフトランディングを達成しちゃったぜと自己陶酔していて、不景気のリスクを軽視しているんじゃないかしら。

 

ま、不景気が起こるには、トリガーとなる出来事がある。2020年のリセッションは、コロナ経済封鎖のせい。2008年のは、不動産バブルが金融システムを不安定にしたから。2001年のは、NASDAQバブルがはじけたせい、などなど。

 

この一年くらいで不景気になるとしたら、なにがトリガーか。やっぱ、ドーンと上がった金利が消費や投資活動を冷え込ませる、というフツーの奴か。今のところ、その兆しはないけれど、高い金利の影響が浸透するまで時間がかかるというのは、経済あるあるのことなので、このリスクは軽視できない。

 

このごろ俺がよく聞いているポッドキャストのおすすめリスクは、石油価格ショックが起きるという奴ね。

 

やっぱ、金融システム不安というのも、無視できないよね。今年、シリコンバレーバンクのこと、あったばっかしだし。アメリカの商業不動産セクターはヤバいとか言われていて、不履行みたいなことがいっぱいあったら、銀行のバランスシートに大きな影響を与える。具体的な数字とか調べるの面倒くさいから、どの程度リアルな危険かよくわからんけど。

 

あと、バブルがはじけるというのも、不景気あるあるなんだけど、今どーゆーバブルが存在するか?これ書くのタブーかもしれんけど、やっぱ先進国の債券じゃない?債務がコロナ後

ドーンと膨らんで、金利支払いの重荷が増して、んで税率引き上げるの難しいわけで。ま、これが問題になっちゃう可能性、そんなに高くないかもしれんけど。

 

ゴチャゴチャたくさん書いたけど、まーこーした不景気を起こしうるリスクは、今現在においては顕在化していないと思います。だから、とりあえずは不景気なしという見通しでいーんだと思います。でも、やっぱ、金利がこんなに上がってヤバそうなフンイキなんだから、経済データを精査して、不景気の兆しを見つけるよう気を付けていかなきゃダメかに。どっとはらい。