七月の間にS&P500指数は5%下落するでしょうと一月前に予想したけれど、見事に外して、この指数は9%位上昇しました。
今年の株相場を月ごとに見ると、一、二月は下落して、三月にある程度盛り返した。そしたら四、五、六月は不調で、でも七月は上昇した。
で、相場は六月に底を打ったのか?それは、おそらくないでショー。
FEDの利上げの終焉が見えてきたからこのごろ株価は上がったなんて言われているけれど、政策金利には天井みたいなものが存在するということは前からわかっていたわけで、七月の株価回復は(三月のそれみたいに)ロジックに拠ったものではないと思う。
コアインフレは高止まり、GDPは停滞気味とゆーことで、スタグフレーションの恐れはまだ存在する。FEDはバランスシート縮小を粛々と進めていく。株価のVALUATIONは、まだ割高。
短期的、中期的に株価は弱めに推移してくという見通しは、修正する必要ないでショー。
で、八月の市場の動きは?三月の株価回復は、ちょっとの期間しか続かなかったし、今回もそんな感じじゃない?あと、七月分のCPIは、エネルギー指数は下落するにせよ、コア指数のインフレが簡単に減速する気はしない。でも八月はみんな休暇だから、そんなに大きな値動きはないかな?
八月末のS&P500指数の水準は4050(七月末から2%程度落下)と予想しておきます。どっとはらい。