統計問題で世間が揺れて欲しい | Carlos Danger Is Here

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ヘイナーウ!

日経に、「不適切統計問題なぜ(政権)支持率響かず」という記事がのっておる。この問題があっても、安倍政権の支持率は堅実に推移しているそうじゃ。

 

この問題、本質的には、役人がちょっと信じられない計算の馬鹿エラーをやり、そのことに誰もずっと気がつかなかったとゆーことです。一般の人にはわかりにくい話だし(日経の説明だって、ずっとおかしかった)、やっぱ政権を揺るがすようなインパクトはないのか?

 

でも、俺的には、この件にもっと世間の注目が集まらないと、日本の統計の質は向上しないと思う。俺だって、日本の賃金統計に整合性がないということに気がつかなかった巷のエコノミストの一人じゃから、あまり偉いことは言えない。でも、日本の経済統計は非常に使いにくい、とゆーことは前キチンと書いたぞ。日本の統計が、アメリカのそれみたいに使いやすくなったら、今回のような問題は起きなくなると思う。

 

つーことで、俺はノンポリなんだけど、安倍さんが冷や汗を流すくらい、もっとこの話は盛り上がって欲しいね。

 

野党は、アベノミックスがどーとか、失業保険の支払い直しがどーとかの話をするのではなく、マトモな統計を発表できない国は三流国だ、という方向から政権を攻めてみたらどうか。今回の統計計算間違いは、ちょっと説明すれば、誰でも青ざめちゃうくらいのひどい手抜きだったわけじゃから。

 

どっとはらい。