アベノミックスとポール・クルッグマン | Carlos Danger Is Here

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ヘイナーウ!

日経などを読むに、安倍首相は消費税増税をもう一回延期しようと、ちゃくちゃくと手を打っているようだ。


おもしろいのは、勉強会とか称して、海外の偉い経済学者を連れてきて、消費税増税とか財政出動について意見を述べさせていることね。政治的に、非常に効果的なやり方だと思う。


でも、ポール・クルッグマンを呼んだのはどんなもんですかねー。


この人の意見は、まー首相のやりたいことに近いだろう。あと、クルッグマンは、ノーベル経済賞をとっている。


でも、今やこの人の本職は、左派の立場を擁護することを主義とする新聞のコラムニストでは。クルッグマンさんを、真剣な経済学者(データをもとに学問的な厳密さをもって結論を導き出そうとする学者)と受け取る人は、もうあんまし存在しないと思ふ。


今日の、クルッグマン最新新聞コラムについてのグレッグ・マンキューのブログを読むと、クルッグマンへの一種のブベツみたいなのがヒシヒシと伝わってきて、笑ってしまう。経済学で笑うことができるのは、こういう文章を読んだときくらいですかい。