「地獄でなぜ悪い」という映画を見たんじゃよ。
でだしは好調で、ワクワクさせた。
しかし、いかんせん、長すぎる。90分くらいで、まとめあげるべきだった。
ヒロインの二階堂ふみチャンも、かわいいのか、それともたいしたことないのか、判断つきかねた。
いずれにしても、彼女の着ている洋服がよくない。
この映画を作った人は、それなりに才能あるんでしょー。でも「キル・ビル」のウマ・サーマンのかっこいいアウトフィットを男に着せて、二階堂チャンはダサい服を着せた段階で、そのセンスを疑っちゃう。
芸術的な作品を作ったり、ビジネスでリポートを書いたり、創造的なことをやろうとするんだったら、そのアウトプットはギラギラと才気あふれたものじゃなくちゃいけない。
でも、工夫したところを見せすぎ、そして自分の才能に自己陶酔して添削されていない内容をダラダラと垂れ流すのはよくない。
どこまで見せるのか、線引きはとても難しい。キレイに短くまとめようとすると、無難なものになってしまうかもしれない。
ま、「地獄はなぜ悪い」はダラダラやりすぎた、というのは異論のないところでしょうが。