皆様
このシリーズを久々に記していますが、何と3年近く間が空いてしまいました。
そのような実感がなく、「光陰矢のごとし」に、本当に驚いています。前回も「あまり間を空けずに書きます」と書いていたのに、大変失礼いたしました。
前回は、
「(名前の出ない、TVやCMなどに使われる音楽の仕事の)活動を続けているうちに、『けっこういい曲を作れるようになったから、うちのスタジオでデモ録音を作って、レコード会社に持って行こう!』というありがたいお話を、いただきました」
というところまで来ました。
この先を、記します。
このデモ録音音源が、めぐりめぐって、大変幸運にも、当時のSonyMusicの執行役員の方の目に(耳に)とまりました。
そして、SonyMusic内のさまざまなディスカッションを経て、「このような音楽が、今の時代には必要だ!」という結論になったことをお知らせいただき、晴れてSonyMusic Japan Internationalから、CDアルバム「re*me 〜リ・ミー〜」が2003年4月にリリースされました。これももう26年前、と思うと時間の流れの速さ、そして最近は、あまりに時間の流れが速いことに人生のはかなさも、感じます。
この「リ・ミー」は、博報堂のコピーライターの方のご助力も頂きながら完成した作品です。
台湾でもリリースされ、一部の曲は、韓国のコンピレーションアルバムにも収録されました。
いろいろな雑誌でも紹介されました。
このCDのリリースの際に、精神科医として実名を出してよいのか?それとも芸名で出して、精神科医であることは触れない方がよいのか?など悩みましたが、正々堂々と活動することが正しいだろう、と考え、実名でリリースしました。
SonyMusicは顔写真入りのパネルも作って下さり、CDショップに置かれていたりしました。
何気なく入ったCDショップで自分の顔写真に出くわし、思わず逃げるようにお店を出たりしていました。
しかし、当時、ちょうど親会社のSonyの経営が一時的に上手くいかず、いわゆる「ソニーショック」が生じました。
SonyMusicの私の担当の方も異動になり、私との契約(その後、2枚のアルバムをSonyがリリースする権利を持つという契約)も、なくなりました。
まだまだ修行の日々が続きました。
次回、またこの続きを記させて頂きます。
こんどこそ、あまり間が空かないようにしたいと思います。
リ・ミーのジャケットです↓
リ・ミーの全曲を、ホールで再度演奏して収録したのが、こちら'silence'(2012)です。
ジャケットが真っ白でわかりにくいので、ピアノに載せて写しました↓

