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愛と光と忍耐を求めて

プルーストの「失われた時を求めて」を真似てるわけではありませんが、悠久の時の流れの中での一瞬の人生。しかし、それを知っている魂には永遠の命があるのかも知れません。テーマは「修業の場としての魂の人生」

第164回「ぐる芽句会」が開催されました。

今回は久しぶりに投句した5句中5句に選に入りました。

 

雷鳴や真夜の褥の夢の中  如空

 △「まよ」と読むのだろうか。

   私は目覚めてしまいましたが。(太郎)

 

七夕や大志は未だ忘れざる  如空

 ○幼き頃に短冊に書いた願い事を

  ふと想い出しているのだろう。(十志夫)

 △いいですね、なんだかうらやましいです。 (月子)

 

天の川数多の恋を流しをり  如空

  △織姫と彦星以外の★もたくさんあるので、

  他の恋も流されてるという発想が面白いです。(水香)

 

梅雨明けと思しき空に後退る  如空

 ◎まさにこんな気分です。

  照りつける日射しに「いやー、きたかー。」という感じ。

  後退るってうまい表現ですね。(月子)

 

階下から夕餉との声蝉しぐれ  如空

 ○夏休みで実家に戻った様子を想像しました。

  蝉時雨とお母さんの呼ぶ声、

  懐かしい感じがします。 (月子)

 △家族の「ご飯だよ」とうい掛け声が

  聞こえる様でした。(上街)

 

 

 「雷鳴や」の句は、同日の夜中に同じ体験をした

  太郎さんが取ってくれました。

  選句は、句の優劣もさることながら、

  共感の有無がウェイトとして大きいと感じた一句です。

 

 「七夕や」の句は、孫が短冊に将来の夢を書いていたのを見て

  子供の頃を思い出しながら詠んだ一句です。

  選をいただいた十志夫さん、

  月子さんのコメント通りですね。

 

 「天の川」の句は、水香さんの選評の通りです。

  下五の「流しをり」が工夫の一句ですが、

  水香さんが有難く拾ってくれました。

 

 「梅雨明けと」の句は、正に月子さんの選の通りです。

 共感して頂き、特選として取って頂き感激しました。(笑)

 下五の「後退る」がこの句の眼目ですが、

 その点をしっかり評価してくれており嬉しい限りです。

 

 「階下から」の句は、細君からの声を詠んだ一句ですが、

  月子さん、上街さんともに共感して頂き感謝です。

  下五の「蝉しぐれ」は、五月蠅いとのニュアンスを

  込めたつもりでしたが、そこまでの解釈はお二人から

  ありませんでしたね。(笑)

 

 

 投句した句に全て選が入るのは気持ち良いですね。

 選が入らなかった句は披講されないという意味で

 残念ながら陽の目をみない句となりますから・・・。

 

 

  句を詠みて選を頂く文月かな   如空