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愛と光と忍耐を求めて

プルーストの「失われた時を求めて」を真似てるわけではありませんが、悠久の時の流れの中での一瞬の人生。しかし、それを知っている魂には永遠の命があるのかも知れません。テーマは「修業の場としての魂の人生」

 昨日、「若い女性の集い」セミナーに男性ながら参加してきました。

子育てをする上で、最も大切なことは母親の愛情に尽きますが、母親の愛情に満ちた育児が実践されるためには、実践するためには、夫を始めとした周囲のサポートが必要であることを、講師の先生が強調されていました。

 

●不安定な時代をどう生きるか

 災害・疫病・戦争が同時にやってきた不安定な時代をどう生きるか。

「『幸せな子』に育てるのではなく、どんな境遇におかれても『幸せになれる子』に育てたい」という美智子上皇后のお言葉がありますが、「幸せになれる子」とは、即ち「一人歩みのできる人」であります。

●コロナ後に見えてきたこと

 コロナ後、講義に復帰できない大学生が2割いるとのことです。人付き合いが苦手な人ではないにも拘わらず・・・。WHOの調べでは、対人不安(心の異常)を生じた人が25%増大したそうです。

 人と会うのは喜びですが、同時にプレッシャーを感じることでもあります。18歳を過ぎる頃は「自我」が芽生える時でもあり、その家の伝統の因縁が出てくる時期とも言われています。親元を離れて生活するようになり、自分の思考や感性・価値観に合った人たちが集まった中に入っていきます。その生活の中で、自分の思考と自分に対する評価の整合性が自己認識に大きく影響してきます。自己評価と他者評価の間のズレが大きければ不安、小さければ安心ということです。

●感謝の心を伝える人・母

 「大偉人の陰には必ず賢母が在る、百千万の教師にまさる良母の教育に勝てず」ですから、家庭における母の教育こそ、人間の一生を支配するものだと言えます。

 絶対感謝の人を造るのも、全く母たる人の解脱からなのです。

●笑顔、抱っこまなざし、そして語らい

 「あいきょう」は「愛敬」であり、「愛」と「敬い」のことです。

 「愛」と「敬」は、生命のつながりを実感する人(神や先祖の愛を感じる人、他者の思いやりを感じる生活をする人)でないと生まれません。

 そして、親子だけでなく、夫婦の絆でも大切なのは、「愛」と「敬い」なのです。

 暴力的な言葉は、子供の心を傷つけて、精神不安を増大させます。

「お母さんというのは家庭の心、その人がいるだけで安らぎを与えるような存在、家族の中心です」(マザーテレサの言葉)マザーテレサは、手を取って、目を見つめて、話を聞きました。

●善意あるサポーターの必要性

 女性の任務は、その人(子供)の人生を左右する一大ミッション。その任務である「幸せになれる子」づくりは、周囲の理解と支援を受けて、学んで取り組めば困難ではありません。

 しかし、人間は習ったことしかできませんし、習ってないことはできないのです。

 そこでこの時必要になってくるのが善意あるサポーターです。夫、男性、社会、先人先輩たちからのサポートなのです。

 女性の任務である「幸せになれる子」づくりは、国家社会、国をあげての一大ミッションなのです。

  

甘やかす如くの愛や雲の峰         如空