第35回Zoom句会 | 愛と光と忍耐を求めて

愛と光と忍耐を求めて

プルーストの「失われた時を求めて」を真似てるわけではありませんが、悠久の時の流れの中での一瞬の人生。しかし、それを知っている魂には永遠の命があるのかも知れません。テーマは「修業の場としての魂の人生」

1月13日(土)18時〜20時に

第35回Zoom句会が開催されました。

 

小生の詠んだ7句の内、

選が入ったのは以下の1句でした。

 

日脚伸ぶポケットにある万歩計    如空

 矢作/深川/北川/

 冬至が過ぎれば一日ごとに日が伸びて春が待ち遠しい。 

 「万歩計」がうまく呼応している。

 

「日脚伸ぶ」の句は、散歩中に詠んだ一句です。

「万歩計」は、実際はスマホでしたが、

ポケットに入れたままの状態で歩行数が

カウントされています。

「日脚伸ぶ」の季語が上手く合っています。

 

他の6句は残念ながら選から漏れました。

以下の3句には選を見込んでいたのですが・・・(笑)

 

父親の枕元にもクリスマス   如空

/選なし

子供たちから感謝のプレゼント。ほほえましい景。

 

空白の埋まりし手帳臘日来る  如空

/選なし

「臘日(ろうじつ)」は大晦日のことなので

「臘日来る」では当たり前。  

 ex「初昔」「寒の入」

 

一年の計を尋ねし福寿草   如空

「尋ねる」「訊ねる」「訪ねる」・・・がある。

掲句は「質問する」「訪問する」・・・どの意味だろうか。

 

 

部屋の中塵ひとつなし初句会   如空