私が3月14日に取り上げた「八紘一宇」が、3月16日に三原じゅん子が国会で発言したことも驚きであったが、これがニュースになることにも驚いた。

賛否両論があるが、第2次世界大戦でアジア侵略のスローガンとして用いられたことで、否定的な意見が多いようである。しかし、これは戦後のGHQの意見と同じである。
GHQは、大東亜共栄圏、八紘一宇を否定し、東条英機を死刑にした。

大東亜


大東亜共栄圏(ウィキペディアより)

大東亜共栄圏とは、欧米諸国(特に大英帝国・アメリカ合衆国)の植民地支配から東アジア・東南アジアを解放し、東アジア・東南アジアに日本を盟主とする共存共栄の新たな国際秩序建設を目指した、第二次世界大戦(大東亜戦争)における日本の構想である。

大東亜共同宣言

1941年(昭和16年)に日本がイギリスやアメリカ合衆国に宣戦布告をして大東亜戦争(太平洋戦争)が勃発し、アジアに本格的に進出すると、日本は大東亜共栄圏の建設を対外的な目標に掲げることになった(大東亜建設審議会も参照)。1943年(昭和18年)には日本の占領地域で欧米列強の植民地支配から「独立」させた大東亜共栄圏内各国首脳が東京に集まって大東亜会議を開催し、大東亜共同宣言が採択された。

東条首相の説明

1941年(昭和16年)12月の開戦直後に開かれた第79回帝国議会の会期中、1942年(昭和17年)1月に行われた東條英機首相の施政方針演説で「大東亜共栄圏建設の根本方針」を「大東亜の各国家及各民族をして、各々其の処を得しめ、帝国を核心とする道議に基く共存共栄の秩序を確立せんとするに在る」と説明した。

果たして、大東亜共栄圏建設とはGHQがいったように本当に侵略だったのか?名前だけだとEUと大差なさそうだけど。

三原じゅん子ブログ
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