こんにちは。
お久しぶりです。
今日はチビを連れて実家に行ってきました。
実家近くの神社のお祭りが目的ね。
まずは母と兄と4人でいつものお寿司屋さんへ。
回らないお寿司、最高!
で、お天気も良かったのでそのまま4人で神社へ。
手前に母の背中を押す兄と奥にチビ。
遠近法により巨人と小人くらいの差が…。
私が子どもの頃、この石段はかなり年季の入ったガタガタの石段でね、
よく学校の帰りに友だちと「グリコ」をしながら歩いたもんです。
知ってます?グリコ。
じゃんけんして勝ったら進めるんだけど、グーで勝ったら「グリコ」で3歩。
チョキは「チヨコレイト」、パーは「パイナツプル」で6歩ずつね。
あの遊びはいったいいつ生まれていつごろ消えていったのだろうか…。
お参りをしておみくじを引きました。
チビも私も「中吉」でした。
私の待ち人は「来る、少し遅い」と書いてあったが…。
これ、ホントにまだ待ってていいのでしょうか?
ま、今年の初詣の時は「諦めよ」とキッパリ言われたから、それに比べれば大躍進なわけですよ。
お祭りの屋台をすべて見て回って、チビは結局空気で膨らます剣のくじだけやって、あとはいつものピカチュウのベビーカステラを買って帰って来ました。
このお祭り、なんだか毎年来るたびに屋台の数が減ってるのです。
子供の頃はさっきの石段の両側までぎっしりギュウギュウだったお店が、今や半分くらいかな。
だいぶ寂しくなってきました。
子どもも減ってるし、テキ屋さん業界も厳しいのでしょうかね。
そもそもチビだって、お祭りに行ってもくじを1回やっただけだもんな。
私たち兄弟なんてその昔、おばあちゃんや母からもらったお祭り用のお小遣いはぜーんぶ使い切ってました。
射的やパチンコに夢中になり、金魚やヨーヨーを釣って、あんず飴と綿菓子買ってラムネを飲んでたわ。
それがもう楽しくて楽しくて。
で、祭りが終わると寂しくてね。
翌朝、何も無くなった神社の境内を見て絶望的な気持ちになったもんです。
まるで夢を見ていたかのような思い。
それが私の「待ちに待った年に一度のお祭り」だったのですが、今はもうそんな風に過ごす子どもは少なくなったんでしょうね。