去年の北海道旅行のとき、私はブログにこんなことばを残しています。
「主婦や主夫にとっての旅の魅力、それは食事の支度をしないで良いことですよね」
今まで私はずっとそう思ってました。
結婚しているときも、旅の時ぐらい奥さんに楽してもらいたい、普段は食べないような贅沢な食事を楽しんでもらいたい…そんなふうに考えていたので、正直言って食費は使い放題でした。
しかし今回のハワイ島。
T社長が押さえてくれた部屋はステキな3ベッドルームのコンドミニアム。
調理設備は完璧に整っています。大型の冷蔵庫もある。
それにちゃんと炊飯器まであるんですね。
ちなみに炊飯器、英語で言うと「ライス・クッカー」ね。
そこにYくん家族とウチと計7人で泊まったわけですが…。
⬆︎メインリビングにある子供たちの憩いのソファと、私たちの部屋。
ここはオアフ島のワイキキと違って近くにABCストアも無ければちょっとした食事ができるような店もない。
もちろんホテル内にはいくつかレストランはありますが、親子で毎日通えるようなカジュアルなものではありません。
Yくんはこれまでも何度か家族でコンドミニアム経験があり、彼の準備は万端でした。
あらゆる食材・調味料、子供たちが自分でも簡単に作れるインスタントもの、おやつなど、大量に日本から持ち込んでいたのです。
私もそれに習い、子供たちが好きそうな麺類やお米などをYくんと分担して持ち込みました。
その上で、現地で買えるものはスーパーに買い出しです。
オススメのスーパーは、「KTA」というハワイ島に何店舗かある日系の大型スーパー。
全体的にとってもお安いし、とにかく食材が豊富です。
日本人好みの野菜や果物もたくさんあるし、日本酒や焼酎だって揃っちゃう。
例えばここで野菜を買って、カレーを作って部屋でみんなで食べる。
みんなでワイワイ食べるから、それだけでも美味しい。
【私が実感した部屋メシの魅力】
1.最初っから子供の好きな食べ物を持ち込むのだから、みんなよく食べる。
2.大人も子供たちも自分の好きな量だけ食べれる!
3.時間に縛られない。(子供って旅先でよく想定外の行動を取りますよね。疲れて急に寝ちゃったり、お腹があまり空いてないと言われたり…。そんな時にレストランの予約なんてしてたらもう大変です)
4.時間節約。(外食のために出かけないので、その移動時間が節約できます)
5.最大の魅力、めっちゃリーズナブル!
それに、海外のレストランでのあるある「英語のメニューがちゃんと把握できない」「だから無難なものしかオーダーできない」「気をつけたつもりなのに、量が半端なく食べきれなかった」「チップの計算が面倒」「チップについて言えば、この程度のサービスにチップなんて払えるか!と内心思うストレス」「そもそもなんだよ、あの店員の態度は!と腹を立てたり」「結局は自分の英語力の無さに落ち込む」などなど、海外での外食リスクを挙げたら枚挙にいとまがありません。
ということで、主婦(主夫)は結局食事を作るのだけど、その食事をあらかじめ簡単なものに決めておけばいいのです。
今回はYくんの奥さんと私とで協力して家事ができたので、なお楽でした。
部屋メシ、最高!
そしてもうひとつ挙げておきたいことは、洗濯。
旅行前、私は悩みました。
7泊9日の旅、果たしてパンツやTシャツは泊数分持って行くものか…。
それだけではない、パジャマや他の服だって替えが必要か?
そんなことを言ってたらこの長旅、大変な荷物になってしまいます。
とにかくコンドミニアム初体験の私はT社長に聞いてみた。
「普通は部屋に洗濯機が付いてますよ」とのお答え。
「ですよねー」ってことで、私は4日分程度の服を持って行くことにしました。
あとは現地でお洗濯。
ちゃんと部屋にも洗濯機はありましたが、ここはYくん家族の女性陣に気を使い私はホテルの洗濯ルームを使用。
初めは使い方が分からず四苦八苦しましたが、ちょっと考えればちゃんと理解できました。
帰る前の日にもどっさり洗濯をしてきたので、日本に帰ってからも楽なんですね。
寒〜い中で大量の洗濯をしないでも済むわけで。
旅行先での洗濯がこんなに素晴らしいものだと今まで知らなかったのは私だけですか?
これ、感動ものでした。
今後チビと二人の男旅でコンドミニアムを使うかどうかはわかりませんが、とにかくこの旅では、コンドミニアム最高でした!