きっと全国的に同じような傾向なんでしょうけど、わが子ども会も年々会員数が減少しています。
特にここ数年はそれが顕著で、この二年間で会員数はほぼ半数となってしまってます。
少子化の流れがある一方で、「子ども会の役員は面倒」そんな忙しいママさんたちの声も多く聞くわけです。
そこでこの度、子ども会の広報チラシを作りました。
内容は主に活動報告なんですが、全体を読むと子ども会の現状がよく分かる、そんな構成にしてあります。
これを自治会(町内会)の回覧資料として回し、まずは今の子ども会の実情を知ってもらおうかと。
実は今までの子ども会には、広報活動という概念がまったく無かったようなんです。
活動内容を広く伝えることも無く、入会案内を積極的に行うことも無く。
そりゃ会員数は減ってくでしょ、って感じです。
町の人に子ども会の存続が危うい現状を知ってもらい、「町にとって子ども会は必要だ」と賛同してくれる人に協力を呼びかける。
まずはここから始めます。
何十年も前から繋がってきた子ども会というバトンを渡された私ですが、私の役割もそろそろ第3コーナーに差し掛かってきました。
せっかく受け取ったこのバトンを、できる限り長く繋げていきたいと思うわけです。
チラシの最後に、子ども会を代表して私がこんなコラムを書きました。
よかったら読んでみてください。
子ども会が抱える課題
近年、子ども会加入者数は減少の一途を辿っています。私たちの「〇〇子ども会」も例外ではなく、特にここ数年は急激な減少傾向にあり、会の存続すらも危ぶまれる状況になってきました。
原因として考えられるのは、全国的な少子化の流れもありますが、それよりも「子ども会の役員は面倒」など、多忙な保護者の都合が大きく関係しているのではと思われます。
そこで子供会としては、「役員の負担軽減」をテーマに、役員業務を見直し、できる限りの効率化・簡素化を進めています。
また、子ども会の運営を数名の役員だけに任せるのではなく、すべての会員が無理のない範囲で少しずつ請け負い、みんなで子ども会を支えていくような仕組み作りの検討も始めようとしています。
地域内の違う学年の子供たちが協力して行事を行うこと、地域の大人たちとコミュニケーションをとれること、これらは子ども会の大きな魅力のひとつだと思います。
ごく身近な地域社会というコミュニティを子供のうちに経験することは、将来、世間という大きな社会に出る時の大切な予習になるのではないでしょうか。
そういった意味からも、このまま子ども会の人数減少が進み、私たちの町から子ども会が消失してしまうような事態にならないよう、必要と思われる対策をしっかり取っていかなければと考えています。
賛同していただける保護者の方にはぜひお力添えいただければと願います。
また地域の皆様におかれましては、引き続き、子ども会へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
★私が父子家庭に至った経緯は→こちら