スタッフにとっても、お客さまにとっても、


2014.02の記事のリメイク
先日(2014.02)の関東甲信から東北にかけた大雪の影響、
すさまじかったですね。
成田空港はアクセスする鉄道や高速バスが全て運休し、
高速道路も閉鎖、一般道も通行不可能となり
“陸の孤島”と化して、約9000人が空港内で夜を明かしたそうです。
そんな中、8日の午後私たちは空港に向かいました。
やめればいいものを
この時は、まだ電車も普通に動いていて、無事に空港到着。
しかし、すでに欠航便が出ている模様。
ただし、お目当てのバンコク行きは定刻。意外に搭乗もすんなり完了
さきほどまで吹雪いていた雪が雨に変わり、
天候が回復してきた感じ。いいぞ、いいぞ~!
そうなると、です。
航空会社としては遅れている到着機からの
乗り継ぎ客を乗せたくなってしまうのがサガ。
予想通り、着陸できずに名古屋や関西に向かった便の到着を待つことになり、
私たちの便も、ここから1時間30分、遅延することに。
時間も時間でお腹も減っていたこともあり、ラウンジへ。
軽食とビールをお腹に投入(結果的にこの食事は後々のエネルギーになった)
しかし、です。
30分もすると暴風が吹き荒れだし、雨が雪、いや吹雪になっていき・・
まずい、これは非常に、まずい。
飛行機に雪が積もると普通に離陸は出来ず、
ディアイシングと呼ばれる機体に付着した雪などを除去する作業と、
雪が付着するのを防ぐアンチアイシングという作業をしなければなりません。
その作業をしてすぐ滑走路に向かっても、その間に雪が積もってしまったり。
また、出発便や到着便が混雑しているゲートに待機が続くと
同じように着雪してしまうので、再度ディアイシング作業が必要になってしまいます。
降雪量が多かったり、
到着・出発便が溜まって滑走路が混雑すると、もう負のスパイラル
ずーーーっと待機している間に、
乗務員の乗務規定時間や、空港の”門限”のタイムリミットに達したりして、
「今日は出発できません」
ということになってしまいます。
まさに私たちもそんな状況真っ直中。
経験から「もぅ、今日はダメだろうなぁ~」と、とりあえず、覚悟を決めました。
最初に搭乗してから5時間。キャプテンより待望のアナウンス。
「皆さまによいニュースがあります・・・・」
欠航、です。
さて・・どうしよう
とても困ったけど、
外はもっともっとトンでもないことになっているなんて・・・
想像すらしていませんでした。
友人は夜通しここですごしたそう@京成佐倉駅
成田空港駅の改札付近
私たちは搭乗口付近に滞在が許され・・
みんなで一斉に寝床を作成@01:30AM
私たちも・・もう、この状況は、どうにかしようとしても、
どうしようもないわけで。
覚悟を決めて、そして楽しもうと思うことにしました。