昔は国際交流の会、今はおばあさんたちのお楽しみ会?の月一回の例会だった。

いろんな部があり、今日はその一つの部の相談会をランチをしながら、ということだった。

指定された中華屋さんに行き、私が長椅子の一番奥の席にすわった。

端になにか平べったいものがあったが、気にも留めずその手前に腰をおろす。

ところが、それは虫取り用の粘着ボードだった!

私のズボンとちょっとおしゃれな!?リュックにその粘着物がついてしまった!

その粘着力の強いこと。

濡れた紙ナプキンだの、タオルだの持ってきてくれたが、とれやしない。

そのうち、私の手もべたべた。

リュックは店長が、私のズボンは友人(姉御)ががんばって拭いてくれた。

私は何をしたか?

手がべとべとして洗面所でごしごし洗ったが、とれず気持ち悪かった。

でも、まあ、いいかげんなところでやめてお食事へ。

食べてたら、店長が銀行の封筒をもってきて「クリーニング代に」と。

うけとっていいものかどうか困って、前の席にいた、姉御(ほんとに頼りにしてる人)の顔をみたら、そっとうなづいたからいただいた。

食べ終わって、姉御が「いくら?」というのでみてみたら、2000円だった。

 

それで終わりだったが、その粘着物、だんだん消えて行ったような気がする。

店を出る頃は、手も、リュックもべたべたしてたところがあったのに、会議が終わって帰る頃はどこを触ってもべたべたしない。

不思議だけれどよかった・・・。

 

そのランチしながらの会議はバザーの相談だったので、この2000円はそのバザーに寄付をすることにした。

終わりです。

教訓・見慣れぬもののそばに座るときは気をつけよう。